2024年7月31日水曜日

酷暑、レポート

8月1日(木)

 定時に研究室に到着。今日も厳しい暑さ。

 午前は、集中して仕事ができる貴重な時間のはずだが、ここ数日は効率が悪い。注意散漫。休憩を入れながら何とか机に向かって論文の書き直し作業。

 11時過ぎに散歩がてら百万遍でヨーグルトを購入。

 研究室に戻ってレポートを読む。今回も面白い考察がいくつかあり(ペトラルカと泉鏡花という意表を突くテーマも)。自分の考えを広げてもらえる貴重な機会。

 昼食後、能率を上げるために附属図書館へ。さすがに稼働率は落ち着いてきたようだが、まだ多数の学生さんが机に向かっている。ちょっと気が引けるが夕方まで作業。

 研究室にもどって業務。新たなレポートも到着して、予想通り忙しくなってきた。

 19時過ぎに退室。

 夕食後、オンラインの雑談。中東情勢について。

2024年7月30日火曜日

7月最終日、レポート採点

7月31日(水)

 定時に研究室に到着。今日も暑い。

 涼しいうちに論文のデータ確認と書き直し作業。レポートの採点とコメントの作成。

 昼休み、同僚の先生に共同研究室の巡視をして頂く。ありがとうございました。

 昼食後、レポートのコメント作成のつづき、文学部図書館に本の返却など。研究室の片づけをして17時ごろに退室。

 阿倍野に立ち寄ってしょうもない映画を観て帰る。選択ミス。

業務、レポートの採点など

7月30日(火)

 定時に研究室到着。今日も暑い。

 集中できる時間に最速で業務(ゼミの若手講師の皆さんにメール連絡、自分の授業のレポート提出状況の確認、メールで依頼のあった件について書類の読み込みなど)。

 一服してから論文を書き直すいつもの作業を昼過ぎまで。

 昼食後、レポートの採点とコメントの作成。いつものことだが、すすまない。

 作業効率が極端に落ちてきたので、散歩がてら附属図書館を覗いてみると、今日も空席がチラホラ見えたので少しだけ机をお借りして論文の書き直しのつづき。休憩がてら書架を眺めていたところセガンティーニにかんする書籍が目に入ったのでお借りする。楽しみ。

 研究室に戻ってレポートの採点のつづき。8月は仕事が詰まっているので、何とか早めに成績を出したいところ。

 今日は家事をする必要がないので18時ごろに退室。

 

 

 

2024年7月28日日曜日

酷暑

7月29日(月)
 
 定時に研究室に到着。酷暑。
 
 午前の集中できる時間帯に論文の手直しと教務関連の業務。レポートの採点も。

 昼食後、勉強。気分転換に図書館が空いているか見に行ったところ、座れるようだったので手直しのつづき。しかし、試験勉強に取り組む学生さんで混んできたので早めに退館。研究室に戻ってレポートの採点のつづき。

 夕方早めに退室。帰宅して月曜恒例の家事。その後、久しぶりに指の運動。かなり忘れている……。
 
 涼しくなったところで上六のいつものカフェに。1時間ほど手直しとレポートの採点。

2024年7月27日土曜日

児島へ

 朝食後、地下鉄とJRを乗り継いで新大阪駅へ。新幹線で岡山、乗り換えて10時過ぎに児島駅に到着。

 バスでジーンズ通りに出て、界隈をのんびり散策。日差しは厳しいが、風は涼しい。大阪と違う。

 自分用にガーゼ地のシャツを購入。頼まれていたGジャンも探してみたが、本人が実物を確かめて購入すべきというごく当たり前の結論に至る。児島駅近くで昼食。

 岡山に戻って、百貨店に立ち寄る。日本酒を販売していた方から倉敷の高校の面白い話をうかがう。

 帰路の新幹線でぐっすり眠る。明日からまた頑張ろう。


デニムショップの看板娘、今回はお目にかかれた


研究室、プール

7月27日(土)

 朝食、掃除機がけの後、大学へ。迷ったが自宅にいても何もしないので、外に出る。カフェを使うことも考えたがノートパソコンの充電が頼りないので大学へ。

 11時頃に到着。区切りのいいところまで作業をして、あとは自分の勉強。

 雑用をすませて部屋の片づけをして、早めに12時半ごろに退室。廊下で若手研究者に声をかけられて少し立ち話。

 久しぶりに京阪の京橋駅で降りて昼食と用事。

 帰宅後、一服してからプールに。今日もクロールの左の息継ぎの練習を少しこなす(道は長い)。夕方のいつもより早い時間を利用したら、水泳教室の子どもたちで大賑やか。明日も用事があるので、泳いだ後はまっすぐに帰宅。


京橋といえばグランシャトー


2024年7月26日金曜日

切符の手配、南極大陸の英語の調査

 定時に研究室に到着。今日も暑い。

 午前の集中できる時間に、いつもの作業。
 午後は、教務関連の仕事、レポートの採点など。所用のため夕方早めに退室。
 
 いったん帰宅して、着替えをしてから用事を済ませに行く。
 
 時間が余ったので上六のカフェに行って1時間ほど作業。それから谷町九丁目に移動して地下鉄で天王寺へ。JRの窓口にてインターネットでは購入できない乗車券の手配。

 昨夕は久しぶりにオンラインで雑談する。南極大陸で調査活動を行う研究者たちがベースキャンプ内で使用する英語のアクセントが、独自の変化を遂げるという話を教えてもらう(https://www.ilpost.it/2024/07/10/linguaggio-gergo-accento-antartide/)。言語学者のフィールドワーク研究の成果だが、結果そのものよりも、南極キャンプという閉ざされた環境を一種の言語島として調査対象に選ぶ発想に感心する。

2024年7月24日水曜日

会議、天神祭り

 定時に研究室に到着。今日も暑い。

 午前の集中できる時間に、論文の書き直しと業務。ちょっと休憩を入れながら11時過ぎまで。

 気分転換に百万遍に出てヨーグルトを購入。以前にセルフレジでお釣りを忘れかけたことがあったが、今日は3つ購入したヨーグルトの一つをレジに忘れかける。しっかりしなさい。

 研究室に戻って作業のつづきと業務。

 昼食後、オンラインの会議。無事に終了。気分転換に散歩がてら構内のファミリーマートを再訪。アルコールを商っているという噂が事実であることを確認する。

 ちょっと集中力が落ちたが、何とか書き直しの作業を区切りのところまで進めて18時過ぎに退室。

 今日25日は天神祭りで、天満橋の駅がたいそうな込み具合だった。調べてみたら、去年の7月25日は東京に出かけていて天満橋の賑わいに遭遇していない。


2024年7月23日火曜日

本部構内のファミリーマート

 定時に研究室。暑い。今日も寝不足気味。

 午前の時間に集中して仕事をするつもりだったが捗らず。適度に休憩を入れながら机に向かう。調子が出ないので、早めに昼食。

 午後、やはり調子が上がらず。試験期間中なので本来は使うべきではないが、気分転換に附属図書館に行って、空いていた席で小一時間ほど論文の書き直しのつづき。

 退館して散歩。本部構内に開店したファミリーマートを見物。飲食スペースらしき座席がかなりあり、学生さんでほぼ満席。結構な賑わい。使う機会があるかもしれない。ないかもしれない。

 研究室に戻って、のろのろと書き直しのつづき、明日の委員会の資料の確認、息抜きがてらの雑用など。夕方からやっと調子が上がって19時過ぎまで。



2024年7月22日月曜日

非常勤、『変身カフカ「弱さ」という巨大な力』

7月23日(火)
 
 朝一で非常勤の授業。本日が前期の最終回、先週実施した試験の答案を返却。解答例を配布して解説。授業終了後、迷子になりながら大学の本部棟に出向いて通勤経路の変更届を申請する。

 11時過ぎに百万遍に到着。今日も暑い。
 昼食をはさんで、捗らない論文の書き直し作業。データの説明文の作成。
 夕方早めに退室。帰宅後、いつものように家事。

 同僚の先生からご恵投頂いた著書について、先日の懇親会で直接お礼と感想をお伝えする。面白くて誠実な『変身』論(川島隆『変身カフカ「弱さ」という巨大な力』)。

「世界劇場」のテーマ

 昨夜は、頭痛に苦しめられて3回目を覚ます。頭の中ではなく表面に痛みが走るパターン。いつもはすぐに収まるのだが、今回は長引く。朝、目が醒めたら良くなっていた。ほっ。

 定時に研究室に到着。2時限の準備から。

  TassoのIl messaggieroの今日読んだ個所に次のような一節が出てくる。

Quindi [il Dio] si ritirò nel cielo, e tutti gli dei, quasi spettatori, rivolsero gli occhi al nuovo abitator de l’universo che, portando il simulacro de la divina bellezza, nel teatro del mondo cominciava l’azione del suo quasi poema. [156]

この"il nuovo abitator de l'universo"は人間を指している。おもしろいのは、誕生したばかりの人間を観客のように("quasi spettatori")眺めている天使たち。この「観客」の比喩と連動して "nel teatro del mondo”「世界という劇場のなかで」という表現が使われている。「世界劇場」のテーマはシェイクスピアの作品やスペインのバロック演劇でおなじみだが、ルネサンス期のイタリア文学では珍しいと思う。このような話をして前期の授業を無事に終える。おつかれさまでした。

 昼食後、3時限の教室へ。前期の授業をすべて終えて、自分の仕事を少ししてから夕方早めに退室。

 帰宅後、家事。それから上六に行って、いつものカフェで1時間ほど自分の仕事。


駸々堂


2024年7月20日土曜日

『テルマエ展』

 朝食、掃除機がけの後、梅田から阪急で神戸へ。『テルマエ展』。外に出ると、くらっとする暑さ。

 元町の商店街を散歩してから昼食。店に入るまでの待ち時間に小林泰三の『アリス殺し』を読みつづける。

 帰りの阪急電車のなかでうつらうつら。無理をしたせいか喉と頭が痛いので、帰宅後、横になる。ふぅ。

 明日からまた頑張るべし。



2024年7月19日金曜日

大学、プール

 朝食の後、週末恒例の掃除機がけをしてから、冬物コートをクリーニングに出しに行く(いま7月)。そして大学へ。11時半過ぎに研究室に到着、暑い。

 授業関連の業務から。

 昼食後、書類の作成。自分の研究、来週の授業の準備など。16時半ごろに退室。

 帰宅後、速やかにプールへ。体調が万全でないためすぐに息があがる。今日は、クロールのローリングの練習の一環として、左の息継ぎを交えて泳ぐ。以前にもこの鍛錬をしたことがあるが、ほぼ三日坊主。今回もうまくいかない。腰のひねりを意識したらちょっと良くなった気がする(?)。継続して頑張るべし。

 今日もどこにも立ち寄らずに帰宅。

2024年7月18日木曜日

ペトラルカ ソネット148の音節とアクセント

 定時に研究室に到着。今日も暑い。体調が悪い。
 
 研究室で、研究と業務。院生さんから依頼のあった申請書類を読み直し、以前に自分が書いたはずの文面をかなり修正して署名と捺印。3時限の準備。

 授業は、いくつか見落としがあって苦しむ。今日は和訳の代わりに、11音節詩行の音節分けと詩行内のアクセント(ictus)の位置を考えてもらうことを課題にする(CXLVIII、1連の1,4行目)。どちらも川の名前が列挙されている。1行目にイタリア、2行目にアジア・アフリカ、3、4行目にヨーロッパの河川の名称。意味よりもリズムが問題となる個所: 

 Non Tesin, Po, Varo, Arno, Adige, et Tebro,

 Rodano, Hibero, Ren, Sena, Albia, Era, Hebro,

アクセントを落とす位置がむずかしい。実際にペトラルカがどのように読んでいたのか分からないので、このような可能性があるという推測になる。1行目は、自分としては、4,7,10に強勢をおいて読みたいところ。4行目はすべての固有名詞に強勢を置く余地がある。4, (7), 8, 10を意識して発音できるように思うが、9番目の音節の扱いが悩ましい。3音節連続で強勢を置く形がいいかどうか。前後の行のリズムも問題となる。

 授業終了後、東一条のイタリア会館に書類をお届けする。

 研究室に戻ってしばらくしたら体調が少し戻ったので、自分の仕事にいそしむ。19時半過ぎに退室。

2024年7月17日水曜日

懇親会

 定時に研究室に到着。

 午前は業務と自分の研究。ふぅ。11時過ぎに休憩がてら百万遍に出てヨーグルトを購入。

 昼食後、レポート(締め切り前に提出された分)を読み始める。それから教授会、講習会など。

 夕方、文学部の懇親会に参加。同僚の先生方と懇談。体調が万全ではないので1時間ほどで失礼する。

 

補講日、『悪は存在しない』

 定時に研究室に到着。

 今日は授業がない日なので(補講日)、業務と自分の仕事に勤しむ。

 昼食後、教務関連の業務をしてから、自分の仕事のつづき。一区切りついたところで、研究データの説明文を読み直して加筆。部屋の片づけをして17時前に退室。

 梅田に立ち寄って濱口竜介監督『悪は存在しない』を観る。やはり丁寧なつくり。スクリーンに没入する(林のなかで父親が娘に追いつく様子を横スクロールのワンショットで追いかけた場面、手前の段差に隠れてしばし姿が見えなくなった後、視界が開けると娘をおんぶした父親の姿が。冒頭の林を見上げながらの導入や、うどんを調理する女性の姿も見事。他にも記憶に残るイメージ多数)。ラストも秀逸。悪を存在させない代わりに悲しみを引き受ける、あるいは純粋な悲しみの前では、悪は存在しなくなる。

 体調が万全ではないのでまっすぐ帰宅。えらい。

映画館の待合から


2024年7月15日月曜日

非常勤、傘の買い替え

 朝一で授業(非常勤)をしてから11時過ぎに百万遍に到着。

 定期試験が近いので図書館自習席は使わずに自室で業務。

 昼食後、授業関連のメールを三通送信。これで遺漏はないはず。今日実施した試験の解答にざっと目を通す。論文書き直しの作業が一段落ついたところで、夕方早めに退室。

 帰宅後、家事。指の運動。それから徒歩で上六に出ていつものカフェで1.5時間ほど作業のつづき。隣に座った方々が職場の立ち入った話をしているようだったが(女性のお一人が泣き始める)集中して作業をつづける。

 風邪を引いたか、今日はのどが痛かった。暑くても寝方に注意すべし。

 長年愛用してきた傘の骨が、折れてしまう。確認したところ2013年3月2日に購入していたので11年以上使っていたことになる。修理に出すことも考えたが、全体に耐久年数が来ていると判断して買い替えることに。お世話になりました。

2024年7月14日日曜日

アレクサンダー・ガジェブのコンサート

7月15日(月・祝日)

 朝食の後、祝日恒例の掃除機がけ。自分の用事を済ませた後、近所の図書館に行って1時間ほど論文を書き直す作業。

 帰宅してお蕎麦を頂いてから地下鉄で梅田へ。さらに徒歩で福島に。アレクサンダー・ガジェヴのコンサート。前回ほどにはびっくりしなかったが、今回も最後まで集中して聴くことができた。

 演奏終了後、梅田方面に散歩。たまたま見つけた立ち飲み屋さんで一服しながら歓談。

2024年7月13日土曜日

散歩、会食

7月14日(日)

 朝食の後、金ちゃんの飼育ケースの掃除(えらい)。次いで、いつもの掃除機がけ。

 明日の予習をした後、近所の図書館に行って一時間ほど論文の書き直しと読書。

 帰宅して昼食のラーメンを頂く。

 一服してから徒歩で上六へ。いつものカフェで作業のつづき。

 一区切りついたところで店を出て空堀商店街へ。久しぶりに熊野街道を歩く。ここはかつて、乳母車を押しながら谷町六丁目までお惣菜を買いによく歩いた道。いつ来ても容姿の変わらない男前が焼いてくれるたこ焼きを購入。そのまま徒歩で帰る。

 帰宅後、指の稽古など。夕方に家を出て会食。

2024年7月12日金曜日

研究室、プール

7月14日(土)

 朝食。週末恒例の掃除機がけの後、大学へ。

 出町柳でお弁当を買ったところ、ご店主から「すんませんが」と近々値上げすることを予告される。それでインフレ率をもとに自分なりに上げ幅を想定してみる。いい方に外れてくれることを祈念。12時前に研究室に到着。

 自分の仕事と来週の授業の準備。16時過ぎに退室。

 帰宅後、大急ぎで指の運動。それからプールに行っていつものようにクロール。左腕を回す時のローリングとけのびに気をつけながら、2ビートでゆっくり泳ぐ。すっきり。まっすぐ帰るようにと厳命されていたので、どこにもよらずに帰宅。

 縁者が貸してくださった、手嶋龍一/佐藤優『イスラエル戦争の嘘』中公新書クラレ(2024年)を読む。


共同研究室前



2024年7月11日木曜日

ペトラルカ、ソネット147

7月12日(金)

 定時に研究室に到着。

 業務と論文の修正作業のつづき。

 2時限が始まる前に系ゼミの教室にお邪魔して講師の先生にご挨拶。先週も教室に伺ったが、すでに授業を始められていたので自己紹介ができなかった。みなさんきっちりされている。ついでに生協まで散歩。

 研究室に戻って3時限の支度など。

 昼食後、業務関連のメールを送信。よくやった。

 3時限のペトラルカは、ソネットの147を読む。その第一連: 


  Quando ’l voler che con duo sproni ardenti,

et con un duro freno, mi mena et regge

trapassa ad or ad or l’usata legge

per far in parte i miei spirti contenti,


1~2行目は「二つの燃える拍車と一つのきついはみで、私を駆り立ても抑えもする意思が」という意、「私」ではなく"il voler"「意思」「きもち」を主語にしているところが面白い。「拍車」sproniと「はみ」frenoという表現が示すとおり、ペトラルカにおなじみの相矛盾する心もちが歌われている。そしてこの作品でも、rima equivoca(同音異義の脚韻)が内面の混乱を浮き彫りにしている(2行目末と6行目末に、それぞれ名詞と動詞のlegge。さらにleggeとreggeの重ねあわせも目につくところ)。この第一連はquandoとともに始まる副詞節、これに対する主節は第二連に展開している。

 業務と研究を少しして19時過ぎに退室。

 帰宅後、お中元のお礼など。


2024年7月10日水曜日

ゼミ

7月11日(木)

 昨日水曜日は、前日に怖い夢をみて寝不足。今日木曜日は、明け方に響き渡ったイングランドサポーターの歓声のせいで寝不足(サッカーのEuro2024イングランドーオランダ戦)。しかし、定時に研究室に到着。

 午前の論文ゼミは、参加いただいた先生と若手研究者の適切はコメントのおかげで、学生さんが発表の内容を深める有意義な機会になったと思う。終了後、百万遍のコンビニでヨーグルトを購入。

 昼食後、急いで資料に目を通して、オンラインの会議に参加。

 終了後、明日の授業の準備と業務に取り組むが、寝不足のせいで効率が悪い。うぅぅ。

 部屋の片づけをして19時前に退室。

 夕食後、久しぶりにオンラインの雑談。

2024年7月9日火曜日

業務、歴史講読

7月10日(水)

 定時に研究室に到着。

 メールで連絡を頂いた業務に取り組む。時間を要する案件であることが分かったので、一両日中にファイルを送りますと取り急ぎ返信。それからその作業のつづき。

 煮詰まってきたので、気分転換を兼ねて4時限の準備と研究。

 昼食後、授業の支度、業務のつづきなど。歴史講読の授業は本日が最終回、お一人欠席だったが、前期を通して皆さんよく頑張ったと思う。おつかれさまでした。授業終了後、和訳の課題を確認してコメントと共にメールで返却。

 晩の用件のため、部屋の片づけをして早めに帰阪。天満橋から谷町四丁目へ。

 雨に降られず助かった。

2024年7月8日月曜日

非常勤、家事

 7月9日(火)

 朝一で非常勤の授業をしてから、11時過ぎに研究室に到着。

 業務をしてから昼食。午後は、少し図書館を使わせてもらい研究と業務。火曜日は集中力が落ちやすいので、適度に外に出て仕事をした方が良いようだ。

 研究室に戻って研究と業務のつづき。夕方早めに退室。

 帰宅後、火曜日恒例の家事。指の運動をしてから徒歩で上六へ。いつものカフェで1時間ほど研究。

 小林泰三の『玩具修理者』(角川ホラー文庫)を読む。表題作とともに収録された『酔歩する男』も最後まで。

2024年7月7日日曜日

トルクァート・タッソの『使者』

7月8日(月)

 定時に研究室に到着。いつものように2時限と3時限の支度。先週の土曜日にある程度コピーを終えていたので、今日は楽。

  2時限のタッソの授業で読んだ一節、

Così disse Iddio facitore; quando gli dei creati, volgendosi da la contemplazione a l’azione, mossero i cieli, produssero l’erbe e i fiori e le piante e vestirono le piagge e le valli e i monti di mille vaghezze e di mille varietà di colori; e l’acque, che pur dianzi ricoprivano la terra, si ritirarono a certi confini, lasciando grande spazio de la terra discoperto per la vita de gli animali.(Il messaggiero, 152)

(創造主である神はこのように仰った。すると、創造された神々は、観想から行為に向かい、天球を動かし、草、花々、木々を生みだし、野や谷や山をあまたの、美しく多彩な色合いで覆い尽くした。そして水は、以前は大地を覆っていたが、一定の境まで引き下がり、動物たちの生命のために大地の多くの場を露わにした)

 1行目のquandoで始まる副詞節に対して、冒頭の「創造主である神はかくのごとくおっしゃった」という部分が主節にあたる。quandoは「その時」などと訳すと自然な表現になると思う。末尾のdiscopertoは、ジェルンディオlasciandoの補語(直接目的語はgrande spazio de la terra)と解される。

 3時限の授業は『デカメロン』のつづき。これについてはまた改めて。

 授業終了後、研究室で仕事と研究を少し。夕方早めに退室。

 帰宅後、家事。ちょっと大変。指の運動をしてから、徒歩で上六に出てカフェで小一時間研究。

2024年7月6日土曜日

湊川神社、移住ミュージアム

7月7日(日)

 朝食、掃除機がけの後、ひさしぶりに神戸へ。

 JR神戸駅で下車して、湊川神社に向かう。目当ては、日本最古のオリーブの木。明治11年にパリ万博の事務長・前田正名が持ち帰ったとされているので、樹齢145年超。見事な大きさ。



このオリーブの木は、附属図書館で借りた遠山茂樹『歴史のなかの植物』に紹介されていた。


 
 それから徒歩で移動して「移民ミュージアム」(日伯協会)を見学。主に南米に移住した方々の資料が展示されている。戦後ブラジルで生じた負け組と勝ち組の対立にかかわる資料も拝見できた。ブラジル移民のご苦労は、有間しのぶの名作『その女、ジルバ』に詳しく紹介されている。

 ミュージアムに寄付を寄せたブラジル移民のリストの中に「猪木 ゲノム フェデレ」という名前があった。たぶんアントニオさんだと思う。
 三宮近くのお店でお昼を食べて帰宅。阪急電車の車内でぐっすり眠る。
 帰宅後、指の運動など。
 おまけ。住宅地で遭遇した猫。








2024年7月5日金曜日

大学、プール

 7月6日(土)

 朝食を食べてから、週末恒例の掃除機がけ。それから大学へ。11時過ぎに研究室に到着。

 月曜日の授業の準備(コピー)をしてから研究。

 昼食後、研究のつづき。寝不足で効率が悪いようなので早めに16時過ぎに退室。

 帰宅後、大急ぎで指の運動。それからプールへ。今日もクロールでゆっくり泳ぐ。ローリングと入水時の親指の向きに注意しながら1000メートル強。ちょっと開眼したような(何度目だ?)。

 明日に備えて、どこにも立ち寄らずに帰宅。


メイガの一種かな@清風荘北側


2024年7月4日木曜日

ペトラルカ『カンツォニエーレ』、ソネット 144

7月5日(金)

 定時に研究室に到着。今日も暑い。

 リクエストのあった書籍を学生研究室にお届けしてから、メール返信の業務。それから図書館を少しだけ使わせてもらう。

 1時間ちょっとで研究室に戻り、3時限の支度。授業は、滞りなく終了。一か所、音節分けで面白い一行があった。ソネット144の11行目:

da indi in qua m'incominciò apparere (G. Savoca版のテクストから引用)

冒頭のdaとindiのを分けて、da / in/di in / quaとすれば、quaが4番目、m'incominciòの末尾の母音が8番目の音節に対応するので、滑らかな11音節詩行のリズムになる。

 ちなみにapparereとなっているのは、冒頭のaを前置詞とみなしてa parereと読ませる校訂者の意図。版によっては、これで一つの不定詞と解釈して"apparere"とする表記もある。あと、この詩行は "in" の音の繰り返しが印象的。indi, in, m'in-, -min-。

 同じ144の最終行の末尾のdel rivedereについて、参加者のお一人から質問が寄せられる。

et è sì vaga anchor del rivedere

このdel (di+il)のilは定冠詞で、不定詞のrivedereを名詞化している。では、なぜ名詞化しているのか。例えば "di rivedere" と定冠詞を入れなくても、韻律上また文法上も、問題はない。その場では、音に配慮がなされている可能性を原文に基づいて指摘したが、それに加えて、文法上も説明の余地があることに思い至ったので調べてみよう。

 19時前に退室。

2024年7月3日水曜日

平常運転

7月4日(木)

 定時に研究室に到着。暑い。演習の資料に目を通す。

 午前の論文ゼミ、今日発表された方は就活活動の大事な時期を迎えていることもあり、進度がやや遅い。しかし作業の目途がついたようで何より。

 終了後、百万遍のコンビニでヨーグルトを購入。

 昼食後、研究室で、業務と研究と明日の授業の準備。共同研究室にコピーをとりに行った際に、若手の研究者とコミュニケーション。いくつか近況を教えて頂く。

 19時ごろに退室。

 親類からお借りしていた手嶋龍一/佐藤優『ウクライナの嘘 米露中北の打算・野望・本音』(中公新書クラレ、2023)を読む。




2024年7月2日火曜日

歴史講読、プリン

7月3日(水)

 定時に研究室。暑い。汗をぬぐって着替え。ふぅ。

 業務の締め切りを確認してから研究室ですこし仕事。それから図書館に移動して自分の研究。11時ごろに研究室に戻り、3時限の準備など。

 今日の歴史講読で和訳の課題とした一節:

Eppure Leone fu un grande Papa, nonostante fosse indifferente ai problemi dell’anima, preferisse la lettura di Ovidio e di Cicerone a quella dei Padri della Chiesa e si sentisse più a suo agio nelle aule di un’accademia, fra artisti, letterati e filosofi, che in mezzo ai prelati o sull’altare. (L'Italia della Controriforma, capitolo VI, p.72)

nonostanteの譲歩節は文末まで展開している。ちょっと長いが、fosse [...], preferisse [...] e si sentisseと接続法半過去活用が三つきれいに展開しているので、落ち着いて動詞を追いかけていけば、節がどこで終わっているかはわかる(はず)。この接続法の述語のつらなりの後ろ二つは、比較表現がからんでいる("preferisse...a..."と"più...che"のヴァリエーション)。

 授業終了後、課題の採点、資料整理など。19時ごろに退室。

 帰路、天満橋のコンコースでうっかりドルチェ(プリン)を買ってしまう。魔がさした!


2024年7月1日月曜日

非常勤、『暇と退屈の倫理学』

 7月2日(火)

 雨のなか朝一の非常勤。もう慣れた。

 11時過ぎに百万遍に到着。ウォーミングアップをしてから業務。

 昼食後、図書館に移動して業務のつづきと自分の研究。ふぅ。一区切りついたところで研究室に戻り、雑用、勉強など。16時半ごろに退室。

 帰宅後、家事、指の運動。近所の図書館に行って1時間ほど研究。

 若い人から勧めらた國分功一郎氏の『暇と退屈の倫理学』。考えるところ少なからずあり。退屈しやすい人とそうでない人はどこが違うのか、退屈と虚しさは共通するところがあるかなど。文庫本のカバーが少しブランド化消費パッケージのようで、良い本をより多くの人に読んでもらおうという出版社側の大義名分は分かるが、自分の感覚では何もない方がはるかに美しい。推薦者にお礼。