2026年10月20日火曜日

火曜日

 定時に研究室に到着。

 いつもの勉強をしてから、来週の授業の準備と研究。

 昼食後、雑用。チェックの甘い説明文の修正に取り組む。適当に対応すればいいのだろうが、外に出るものなので最善を尽くす。

 部屋を整理して18時過ぎに退室。

 以前に読んだ記事:"Quando e perché i giapponesi si inchinano"。おじきだけでなく、ドライヴァーのアイコンタクトから営業スマイルまで、仕草による各種コミュニケーションが紹介されている。満員の電車内で道を開けてもらうためのジェスチャーは、大阪では見かけない。何も言わずに押しのけていく人が多い。自分は「すんませ~ん」と一言声をかけるようにしている。

2026年10月19日月曜日

授業二コマ

 いつもに比べやや早く研究室に到着。

 2・3時限の支度。授業準備室で文学史講義の資料をコピーし、研究室でタッソの対話篇Manso overo de l'amiciziaの分かりにくい箇所を読み直す。

 午前のタッソの授業では、amoreとamiciziaをリンクさせ、愛の三つの主要な対象(善、快楽、有用性)から友情の三種類を誘導する箇所を読解する。ベースになっているのはアリストテレスの『ニコマコス倫理学』の記述。授業の終わりにその該当箇所のコピーをお配りする。

 昼食後、スライドを確認してから教室へ。今日の講義では、前回につづいてマンゾーニの『いいなづけ』をご紹介。レンツォとルチーアとその母の3人が故郷を離れる場面でルチーア一人に叙述が集中してること、インノミナートの回心がいくつかの段階を経て細やかに描き出されていることなど。ついでにドン・アッボンディオが二人のならず者(bravi)に絡まれる冒頭のシーンをyoutubeでご覧いただく。ちょっと時間をとり過ぎたかもしれない。

 授業終了後、同僚の先生からの依頼をうけて、教育に関する文案の確認と修正に取りかかる。

 夕方、早めに退室。帰宅後、家事。

2026年10月18日日曜日

休日?

 朝食、掃除機がけの後、生きものさまのお住いのケアー。

 自分の雑用を済ませたのち、近所の図書館へ。1時間ちょっと机に向かう。
 
 郵便局で高校の同窓会費をお支払いして帰宅。昼食にざるそばをいただく。

 仕事が溜まっているので、親戚宅にうかがい書斎をお借りする。週明けの授業の準備と研究。

 上本町に寄って明石焼き屋さんを訪問。帰りしな、日曜日の夕方に何度かうかがったものの売り切れ閉店でした、ついに行列のできる店になりましたなと冗談半分に言ったところ、ご主人、うれしそうな顔をされていた。ドラッグストアで買い物をして帰宅。

 Rushの"Limelight"の動画を久しぶりに見る。メンバーのお三方みな格好いいが、特にドラムのニール・パートがストイックな哲人の趣。このビデオに挿まれたライブの舞台に、デヴッド・リンチの『イレイザーヘッド』(!)のポスターが掲げられている。どんなコンセプトだったのだろう。



2026年10月17日土曜日

研究室

 朝食、掃除機がけの後、大学へ。11時前に百万遍に到着。

 来週の授業の準備。資料をコピーし、勉強をしてから昼食。

 午後、準備のつづき。トピックの順番を調整しながらスライドを作る。

 夕方、『二コマコス倫理学』とティブッルスの詩集から、明日の授業に必要なページをコピーする。

 19時ごろに退室。

 少し前に読んだ記事:"Wildlife Photographer of the Year, il vincitore italiano: “Quanto dolore in quella foto”。象の知力については多少知っていたので記事の内容には驚かないが、写真が鮮烈。

2026年10月16日金曜日

授業(ソネット215)

  定時に研究室に到着。

 同僚の先生に返信をお送りしてから、2時限の支度。和訳の課題を作成してプリントアウト。残りの時間でいつもの勉強など。

 午前のペトラルカの授業では、セスティーナの最後の3行(いとまごいcongedo)を読み終えてソネット215へ。この作品はテクストの校訂に議論の余地がある。問題となるのは第三連:

Amor s’è in lei con honestate aggiunto,         Amor s’è in lei con honestate aggiunto,

con beltà naturale, habito adorno,                 con beltà naturale abito adorno,

et un atto che parla, con silentio,                    et un atto che parla con silenzio,

左が授業で使用しているSavoca版、右が今日のオーソドックスなテクスト(引用は2012年初版のモンダドーリ版 [ a cura di P. V. Galli] から)。双方のちがいは、2・3行目のコンマの有無。「,」があれば、"habito adorno s’è aggiunto con beltà naturale"という解釈が明快になる。コンマがないと、3行目を"un atto che parla s’è aggiunto con silentio"ではなく、一つの名詞句 ととる見方が優勢になる(un atto che parla tacendoという理解)。複数の理由(特に後者の読みをとった場合この名詞句をどこにかけるかという問題)から、Savoca版がよいことを教室で確認する。

 この箇所と関連して、次の第四連の冒頭部の解釈にも疑義が生じる。こちらは校訂の問題ではなく、文法上の整合性の話。長くなるのでまたの機会に。

 昼食後、来週の授業の準備と、教務関係の仕事。

 夕方、百万遍まで散歩。ドラッグストアでヨーグルトをまとめ買い。

 研究室に戻ったところ、同僚の先生から、論文審査の今後のスケジュールについてお電話をいただく。あわせて、近々お子さんが生まれるという知らせをうかがう。

 ほっこりした気分で、18時半ごろに退室。