Tutto ’l dì piango, et poi la notte quando
prendon riposo i
miseri mortali
trovomi in
pianto, et raddopiarsi i mali.
Così spendo ’l
mio tempo lagrimando.
(訳)私は日中泣き暮らし、それから晩
あわれな人間がやすらぎをえる時も
涙にひたり、苦しみが重なるのを見出す。
こうして嘆きのうちに時を費やしている。
この一節は音の展開がおもしろい。1行目のpiangoとquando、さらに2行目のprendonとの間で響きが重なっている。加えてprendonは、4行目のspendoと呼応している。脚韻について確かめておくと、接続詞のquandoが詩行の末尾に置かれることは必ずしも珍しくない(『狂えるオルランド』には、quando-Orlandoの押韻がある)。ただ上記の一節では、昼も晩も泣き暮らしているという長さのニュアンスが、行末の接続詞から切れ目なしに展開する文構成によって写し出されている可能性がある。この最後の点は、参加者のお一人が教室で指摘してくれた。
授業終了後、和訳の課題を確認。
昼食後、来週の授業の準備など。
所要のため、夕方早めに退室。