2026年7月31日金曜日

業務と研究

 定時に研究室に到着。

 ルーティーンの勉強をしてから7月の業務にとりかかる。途中、休憩がてら附属図書館まで散歩。一冊お借りする。

 自室に戻り、12時過ぎまで研究。

 昼食後、情報を整理しながらスライド作りにいそしむ。

 夕方、17時過ぎに退室。

 天満橋から地下鉄を乗り継ぎ、昭和町に出て夕食。

2026年7月30日木曜日

スライド作り

 定時に研究室に到着。

 早速7月の課題に取りかかる。資料を参照しながらスライド作り。途中、情報確認のために文献を読んだり、息抜きに『神曲』を音読したり。

 12時過ぎに昼食。

 それからスライド作りを再開。おおよその検討で必要な情報を並べ、順序と分量を後で調整する予定。

 18時半頃に退室。

 先日読んだプッタネスカ(gli spaghetti alla puttanesca)についての記事:"La puttanesca prima della puttanesca:storia di un piatto dal nome scandaloso"。

 気になる名前の由来が紹介されている。古い起源と思いきや、第二次世界大戦後のイスキア島で命名された模様。レシピもついているので、一度試してみたい。

2026年7月29日水曜日

資料づくり

 定時に研究室に到着。

 ルーティーンの勉強をしてから7月の業務に取り組む。資料作りの合間に、DVDプレヤーをパソコンに接続したものの反応してくれない。別のノートパソコンでトライしたものの駄目。トラブル対応の窓口に連絡を入れてみる。ふぅ。
 
 気分転換に読書をしてから、資料作りを再開。

 昼食後、7月のもう一つの業務にとりかかる。夕方までに一通り資料を読み終える。明日から詰めの作業。

 部屋の片付けをして19時前に退室。

2026年7月28日火曜日

業務

 定時より少し早く研究室に到着。

 ルーティーンの勉強をしてから7月の業務を再開。資料を集めて、情報を整理する。苦戦。

 11時頃に散歩がてら百万遍へ。いつものようにヨーグルトを購入。研究室に戻る前にメールボックスをチェックし、配達された物品を回収する。

 正午まで、資料の整理のつづき。

 昼食後、資料調査を再開。夏バテのせいで集中できないが、何とか一行程をクリアー。次いで、もう一つの7月の業務に取り組む。こちらはあともう少し。

 17時頃に退室。

 

2026年7月27日月曜日

業務

 定時に研究室に到着。

 午前の涼しい時間帯に、勉強と研究。一区切りついたところで、段ボールの片付け。ついでにメールボックスを確認し、水野先生のご高訳を拝受する。ありがとうございます。




 自分も頑張って、研究のつづき。

 昼食後、7月の業務その1。あともう少し。次いで業務その2。こちらは期日が迫っているのに準備が進んでいない。焦る。夕方まで資料の収集と整理。

 17時頃退室。帰宅後、家事。


2026年7月26日日曜日

休日

 朝食、掃除機がけの後、梅田へ。先に出発した家族に追いついて、二度目のキッチン見学。細かい問題がクリアーになる。何度か足を運ぶのが良いようだ。

 昼食をとって帰宅。

 以後はのんびり。夕方、寝不足のせいか、うつらうつら。

 厳しい暑さがつづくが、明日からまた頑張ろう。

 先月読んだカズオ・イシグロの文庫本は、映画化の際の販促用カバーを、通常の表紙のうえに重ねていた。女優さんお二方(広瀬すず、二階堂ふみ)には申し訳ないが、下の表紙の方がよい。

 





2026年7月25日土曜日

研究室へ

 朝食、掃除機がけの後、生き物のお住まいのケアー。それから大学へ。11時半頃に百万遍に到着。

 ルーティーンの勉強をしてから昼食のお弁当を頂く。

 コメントの整理・確認をしてから、若手研究者と面談。直近の論考について、気になった箇所を確認する。論旨そのものに問題はないので、記述レベルでの質疑応答。あともう少し。頑張ろう。

 散歩がてら叡電の元田中町駅まで歩く。靴屋を探していたのだが、閉店してしまったようだ。残念。

 研究室に戻り、7月の業務に取り組む。

 今日は天神祭の本宮(奉納花火の晩)。天満橋駅周辺が混雑するので、早めに退室。

2026年7月24日金曜日

研究と業務

 今朝は定時に研究室に到着。

 ルーティーンの勉強をいくつか終えた後、論考の対象となる事例の読み直しを再開。相変わらず作業の効率が悪いが、それなりに前進。それから若手研究者の論文を再読する。

 昼食後、教務関連の仕事。事務から送られてきた資料に誤記があったので、問い合わせの電話をかける。

 何件かメールを送信した後、7月の業務のつづき。

 夕方、所用のため16時過ぎに退室。

2026年7月23日木曜日

説明会ほか

 今朝も早めに研究室に到着。

 涼しいうちに勉強と研究。しかし、すすまない。どうも集中できない。

 途中から、論考の対象となる事例の読み直しを始める。こちらは頑張ることができた。

 昼食後、教務関連のメールを受信する。大学本部に疑念を抱くような案件。

 14時半から科研申請に関するオンラインの説明会に参加。大変に勉強になった。優秀なスタッフが入念に準備をしている様子。

 夕方、教務案件のつづき。一通り書類を確認した後、同僚の先生方にメールで審議をお願いする。

 19時前に退室。



 

 

2026年7月22日水曜日

今日も酷暑

 今朝も少し早く研究室に到着。

 涼しい時間に勉強と研究。一区切りついたところで教務関係の仕事。寝不足のせいか、うまく集中できない。

 昼食後、7月の業務その1。今日のノルマをクリアーし、業務その2に取りかかろうとしたところ、研究室のDVDプレイヤーではブルーレイディスクを観ることができないことに気づく。うぅ。

 夕方、早くもレポートが届いたので受領確認の返信を送る。

 過去に用いた授業資料を整理し、18時半頃に退室。ここ数日仕事の効率が落ちているので、対策を考えるべし。

2026年7月21日火曜日

酷暑

 いつもより5分ほど早く研究室に到着。

 集中できる時間に、勉強と研究。合間に、昨日作成した申請書の修正。

 11時過ぎに百万遍まで散歩。ヨーグルトをまとめ買い。自室に戻り、研究の続き。

 昼食後、7月の業務を再開。一区切りついたところで申請書を見直しして提出する。

 夕方、読書をしてから別の業務。16時過ぎに退室。

 帰宅後、家事。

 G8がジェノヴァで開催された2001年7月に、抗議活動をしていた若者が公権力との衝突で命を失った事件から、25年の節目に行われた追悼式典に関する記事:"Il G8 25 anni dopo, in piazza Alimonda ilricordo di Carlo Giuliani diventa memoria per Fakir e Gaza"。

 この時の過剰な取り締まりはいまだに議論となっている。式典も毎年行われている。

2026年7月20日月曜日

研究室へ

 朝食、掃除機がけの後、大学へ。11時ごろに百万遍に到着。酷暑。日傘を使う。

 7月の業務に取り組む。

 昼食後、連休明けが締め切りの書類を書き始める。別の申請書の作成も少し進める。

 寝不足気味で集中力が落ちているようなので、16時過ぎに退室。

 明日からまた頑張ろう。


2026年7月19日日曜日

海水浴

 遅めの朝食の後、二色浜海水浴場へ。

 荷物を預けて、波打ち際へ。水平線と夏の雲を眺めてリラックス。沖合の仕切りの柵まで四往復ほど泳ぐ。

 13時ごろに海から上がり、南海電車と地下鉄を乗り継いで帰宅。遅い昼食を頂く。

 それから夕方まで昼寝。目覚めた後、外を眺めてしばしぼんやりする。家族に促され、急いで支度。親戚の皆さんにお会いすべく梅田へ。楽しく懇談。

2026年7月18日土曜日

研究室へ

 朝食後、掃除機がけと、生き物のお住まいのケアー。それから大学へ。12時ごろに百万遍に到着。

 業務をこなしてからイタリア史研究会の会場へ。徳橋先生のご発表「14世紀ルッカの道路公共物管理局の実務について」を拝聴。タイトルからうかがえるとおり、現地の古文書館で収集した資料に基づく興味深いご成果だった。挨拶かたがた、ラテン語の表記についてお尋ねする。

 研究室に戻って、溜まっている業務を再開。一通りちょっとずつこなして17時過ぎに退室。

 よい一日だった。

2026年7月17日金曜日

授業、業務

  今朝も早めに研究室に到着。ちょっと眠い。

 2時限の支度。すでにおおよそ整えていたので、ざっと再確認。今日はソネット212と213。前者の第三連:

 Cieco, et stanco ad ogni altro ch’al mio danno,

il qual dì et notte palpitando cerco,

sol amor et madonna, et morte chiamo. 

(訳)盲目となり、昼も夜も震えつつ

災厄を探し求め、それ以外のすべてに飽きはて、

愛と夫人と、死だけを呼び求める。

"Cieco"と"stanco"の音の響き、並びに"cerco"との呼応が面白い。この二行目末尾の動詞とのリンクは、音の面でも意味の面でも印象的。

 授業終了後、和訳の課題を確認して昼食。

 午後は、雑務、業務。同僚の先生方に何通かメールを書き送る。

 19時前に退室。

 

2026年7月16日木曜日

懇親会ほか

 今朝も一本早い特急に乗車して出町柳へ。8時40分ごろ研究室に到着。

 若手研究者のレジュメを再確認。余った時間で勉強。

 2時限はそのレジュメに沿った発表。問題が生じそうな箇所を中心に質疑応答。あともう少し、がんばろう。

 昼食後、オンラインの研究科会議と教授会。執行部の先生方のご尽力を改めて実感する。

 夕方、同僚の先生にメールを書き送ってから、新任の先生お二人のミニレクチャーを拝聴。お一人が言及されていたシームレス(漫画の枠をとったようなもの)の表現方法が興味深い。もうお一方のイタリア史のレクチャーも勉強になった。"homo"という用語について考えるところあり。

 いったん研究室に戻り、同僚の先生方にメールをお送りしてから懇親会へ。楽しく歓談。

 21時頃、大学を後にする。


 

2026年7月15日水曜日

授業、研究

 一本早い特急に乗車できたので、8時40分頃に研究室に到着。

 同僚の先生に業務依頼のメッセージをお送りする。すぐに快諾のご返事が届く。ありがたい。

 いつものように集中できる時間に勉強と研究。一区切りついたところで4時限の準備。

 昼食後、授業の準備を終えてから、研究室に掃除機をかける。余った時間で紀要論文のプランを考え始める。

 今日の歴史講読も参加者のみなさんから多々質問が出て賑やか。動詞ambireについて、高い目標の達成を欲するという含みを説明する。ambizioneを想起すると分かりやすい。

 授業終了後、和訳の課題の確認。

 一服した後、7月の業務、文献の要旨の整理など。

 19時頃に退室。

2026年7月14日火曜日

研究など

 定時に研究室に到着。蒸し暑い。

 ルーティーンの勉強をしてから研究。調子が上がらなないので、散歩がてら百万遍へ。いつものようにドラッグストアーでヨーグルトをまとめ買い。

 自室に戻って研究のつづき。

 昼食後、申請書類作成の下準備をしていたら、事務から再依頼のメールが届く。予期せぬ事態。急いで対応。それから7月の業務。

 夕方、文献調査を進めた後に退室。帰路の車内で、別件の依頼メールを確認。

 帰宅後、家事。

2026年7月13日月曜日

授業

 今朝も定時に研究室に到着。暑い。

 2、3時限の準備。週末の作業を生かして速やかに資料を用意。

 午前のタッソの授業では、真の友情が完全な均衡(同一性)に基づくか否かを、ピタゴラス派の原理に即して検証したくだりを読解する。世界を構成するとされる10の対概念の一つ、「偶数と奇数」pariとimpariが、「一致」と「不一致」のpariとimpariと重ね合わされて議論に組み入れられている。言葉の複数の意味を発条にした知的飛躍。

 授業終了後、和訳の課題を確認して昼食。

 午後の文学史講義では、タッソの創作理論のおさらいをしてから作品の説明に進む。「驚異」と「本当らしさ」(≒リアリティ)を両立させる手段として、タッソが『エルサレム解放』で用いている方法を二つ(幻影もしくは伝聞情報として超自然の出来事を提示するやり方)紹介する。一通り解説した後、『エルサレム解放』を入り口にして、虚しさの感覚のキリスト教的な表れ方と、その感覚の個人的な因子を概観する。盛りだくさんの内容だったが、授業終前にすべての説明を無事に終了。

 研究室に戻り、7月の業務を少し進めて退室。

2026年7月12日日曜日

休日

  朝食の後、掃除機をかける。暑い。一服してから、半年間の反省。どの程度目標に取りくむことができたかを概観する。

 昼食に、レンジでチンの焼きそばを頂く。

 午後、梅田に行って映画『シラート』。戦闘シーンが出てこない戦争映画の趣。強烈。ラストもよい。館内はほぼ満席、若い方も多かった。

 退館後、上本町に寄って、明石焼き屋さんで一休み。ドラッグストアで日常品を購入してから帰宅。

2026年7月11日土曜日

研究室へ

 朝食、掃除機がけの後、生き物の住居のケアー。それから大学へ。10時半頃に百万遍に到着。

 来週の授業の準備(参考文献の確認と必要なページのコピー)と勉強。

 昼食後、別の授業の準備と研究。

 早めに切り上げて映画を見に行くつもりだったが、上映時間が16時から14時にいつの間にか変わっていた。間に合わないので、あきらめて研究をつづける。

 3時のおやつにあんパンを頂く。

 17時過ぎに退室。

「大阪で1番おいしいあんぱん 知らんけど」




2026年7月10日金曜日

ソネット210

 定時に研究室に到着。

 勉強をしてから2時限の準備。昨日のうちにほぼ終えたつもりでいたが、難しい一節を読み直しているうちに時間をとられる。その210の第三連:

Ch'i' non vo' dir di lei, ma chi la scorge
tutto 'l cor di dolcezza et d'amor gl'empie,
tanto n'à seco, et tant'altrui ne porge.

直前の第2連の後半は、「私は耳を塞いだ慈悲(≒ラウラ)しか見いだせない、その慈悲から自分は幸せを期待していたのに」という趣旨。第3連の冒頭のnonは直後のmaと呼応しているので、ma vo' dir...と読みたいところ。関係節のchi la scorgeのchiが、2行目末尾のempieの主語にみえるが、そうとると、gl'empieのgliを理解できない。注釈には、chiをa chiと解して、このa chiがgliでうけ直されているとするコメントが確認できる。そう読まざるをえないように見うけられる。

 授業終了後、和訳の課題を確認して昼食。お弁当の冷やしうどんを頂く。

 一服してから研究と仕事。寝不足のせいで注意が散漫になる。
 
 夕方からなんとか復活。7月の業務と文献の整理。

 19時過ぎに退室。ふぅ。

2026年7月9日木曜日

会議ほか

 今朝も定時に研究室に到着。

 がんばって勉強と研究。今日はあまり進捗なし。
 
 次いで、午後の会議の準備。各種資料を確認し、今朝メールで送られてきた情報をワードに貼り付けてZOOM上に共有できるようにする。

 そそくさと昼食をとって、オンライン会議の準備のつづき。審議・報告事項が多数あったが、同僚の先生方のご協力のおかげで議論が深まったと思う。ZOOMを閉じた後、インスタントのコーヒーを飲んで一服。

 夕方から、明日の授業の準備。

 19時前に退室。

2026年7月8日水曜日

研究、授業

 今朝も定時に研究室に到着。規則性、大事。

 いつものように集中できる時間に勉強と研究。論文は後半の一節を書き直しているところ。一番大事な特徴をまず指摘してから、いくつかの項目に沿って関連情報を提示する形に落ち着きつつある。その項目の選択で、今日は少し進捗あり。

 一区切りついたところで、立替払いの申請書を作成・提出。

 それから昼過ぎまで4時限の準備。

 昼食後、インターネットで世界情勢の確認。鬱々とすることがつづいているので、研究室に掃除機をかけ、床のふき掃除をして、さっぱりする。

 歴史講読は無事に終了。今日の授業では、19世紀半ばから20世紀初頭にかけてのイタリアの養蚕業の盛衰を解説したページを読む。「微粒子病」pebrinaに話が及んでいたので、この病気によって引き起こされた北イタリアの養蚕の危機的状況を打破するのに、日本のお蚕さんが一役買ったことを、かつての同僚のB先生の研究を引きながら紹介する。

 授業終了後、明日の会議の準備に取りかかる。

 19時頃に退室。

2026年7月7日火曜日

研究、業務など

 定時に研究室に到着。蒸し暑い。

 いつものように勉強と研究。一区切りついたところで、修繕が必要な研究室置きの書籍を、文学部図書館にお持ちする。日数・費用などの詳細を、後日連絡してくれるとのこと。

 ついでに百万遍まで散歩。ドラッグストアーで日常品の買い物。

 研究室に戻り、正午過ぎまで、7月の業務に取り組む。

 昼食後、仕事のつづき。研究を少し進めてから、同僚の先生に問い合わせのメールをお送りする。

 夕方、早めに退室。

 帰宅後、家事。


2026年7月6日月曜日

授業

 定時に研究室に到着。雨。

 準備しておいた3時限の資料を再確認。誤植を直してからコピーする。見直し大事。次いで2時限の参考資料をコピー。

 午前のタッソの授業では、Il Manso overo de l'amiciziaの、友情と正義は同じものか否かを検討したくだりを読解する。アリストテレスの『ニコマコス倫理学』がご活躍。

 昼食後、迅速に支度をして3時限の教室へ。今日の文学史講義では、マキァヴェッリについて一通り説明を終え、タッソの詩論と作品に進む。16世紀後半の英雄詩の創作理論について概説する。

 授業終了後、一服してから勉強と研究。少し前進。

 夕方、早めに退室する。帰宅後、家事。

2026年7月5日日曜日

休日

  朝食、掃除機がけの後、生きもののお住まいをケアー。

 急いで身づくろいをし、家族を追いかけ梅田のショールームに。昼食を挟んで午前と午後に一つずつ、予約していた店舗を訪れ、台所の設備について説明をうかがう。使い勝手が格段によくなっている。

 夕方、阪神デパートの地下で一服。上六に寄って買い物をしてから帰宅。

 明日からまた頑張るべし。

 

 

2026年7月4日土曜日

研究室へ、『猫の客』

 朝食後、掃除機はかけずに大学へ。11時頃、百万遍に到着。

 来週の授業の準備。一区切りついたところで、出町柳で購入したお弁当を頂く。

 昼寝をしてから月曜の授業の支度を再開。コピーをとったり文献を読んだり。

 夕方、研究を一歩前進させる。それから7月の業務の一つに取り組む。

 18時過ぎに退室。

 先月読んだ一冊、平出隆『猫の客』。住まいの借家を訪れるようになった近所のネコとのつきあいが細やかに記録されている。自然な状態の生きものを尊ぶ、距離のとり方がとてもよい。母屋の庭に棲まうトンボと接する場面が奇跡の一瞬。不動産投機(バブル)が猖獗を極めた80年代のさなか、東京の路地裏の小さな世界が、時代の風潮に対する静かなプロテストにもなっている。フランス語版(Le chat qui venati du ciel)と英語版(The guest cat)にドイツ語訳とイタリア語訳(Il gatto venuto dal cielo)、スペイン語、ポルトガル語版もあるようだ。



2026年7月3日金曜日

ソネット210

 定時に研究室に到着。

 2時限の準備に集中する。聖書の「詩篇」とウェルギリウスの『牧歌』第九章、それぞれの一節をコピーする。
 
 今日の授業ではソネット209と210を読む。後者の第2連:

  Qual dextro corvo, o qual mancha cornice
canti 'l mio fato, o qual Parca l'innaspe?
Che sol trovo pietà sorda com'aspe,
misero onde sperava esser felice.
いかなる右手のカラス、いかなる左手の灰色ガラスが
私の(良い)運命を歌うのだろう、いかなるパルカが紡いでくれるのだろう?
というのも私は、毒蛇のように耳を閉ざす慈悲(=ラウラ)を見出すばかり、
哀れにも、その慈悲から幸せを望んでいた。

 注釈によると、右手のカラス(corvo)あるいは左手の灰色ガラス(cornice)が良い未来を告げるという伝承は、キケロの作品に確認できる。corvoとcornice (=cornacchia)はどちらもカラスという訳語になってしまうが、後者は、和名が示すような特徴のある種らしい(corvus cornixウィキペディアの情報)。
 「毒蛇のように耳を閉ざす」というのも不思議なたとえ。これについては「詩篇」の次のくだりが典拠に挙げられている。「蛇の毒にも似た毒を持ち/耳の聞こえないコブラのように耳をふさいで/蛇使いの声にも/巧みに呪文を唱える者の呪文にも従おうとしない」(『聖書』(新共同訳)、「詩篇」58, 5-6、日本聖書協会、1987年)。頑なな「慈悲」ではある。

 以上のような点を確認して授業を終える。課題の和訳をチェックしてから昼食。

 午後、来週の授業の準備。なんだか慌ただしい。

 夕方、早めに退室。

2026年7月2日木曜日

会議ほか

  定時に研究室に到着。傘は要らなかったが、湿度がきつい。

 自分の勉強をしてから、院生さんの研究発表のレジュメを再確認。取り上げているテクストに、意味のとりづらい箇所が散見される。読解がむつかしい詩。

 2時限にその発表。参加者のみなさんから有益なコメントが寄せられる。

 時間を超過していたので、急いで研究室に戻り昼食。次いで午後の委員会の予習。

 会議は無事に終了。

 夕方、同僚の先生方へのメールを書き上げる。明日の授業の準備をして19時に退室。

 

2026年7月1日水曜日

授業など

 定時に研究室に到着。

 いつもの勉強をしてから研究(論文の修正)。

 一区切りついたところで、オープンキャンパスの展示用書籍を、文学部図書館までお届けする。そのまま東一条のイタリア会館に出向いて、署名捺印を済ませた書類を提出。

 研究室に戻り、草稿の修正をワンパラグラフ進めてから、午後の授業の準備。

 昼食後、授業の支度。部屋に掃除機をかける。

 4時限の歴史講読では、19世紀末に撮影されたローマの洗濯場の写真の解説を読む。洗濯を仕事にする女性たち(le lavandaie)と、洗濯場の様子・変遷が紹介されている。学生さんから、「このfanne (fa'+ne)のneはどういう用法ですか」「どうして子音が二つになるのですか」などイタリア語文法に関する質問がいくつか出て楽しかった。教え甲斐があるぞ。

 授業終了後、7月の課題に取り組み始める。
 
 19時ごろに退室。一階の出入り口付近で、お帰りになる研究科長にご挨拶。