2024年4月28日日曜日

アリストテレス『動物の進行について』、金魚の水草購入

4月29日(月・祝)

 朝食、掃除機がけ。大学に行くつもりだったが、今日の予定を息子に聞かれてその旨を答えたところ、はぁ? というご反応だったので自宅に留まることに。体調も万全ではないので妥当な判断だったと思う。

 午前は上六のカフェにて作業。一通り終わったことにして、メールを送信。

 帰宅して昼食のトーストを頂く。

 熟睡できない昼寝の後、近所の図書館に行って授業の準備。そのまま阿倍野のデパートに行ってアスコットタイを探すも見当たらず。季節商品なのか、在庫がないというご説明だった。

 デパートを出てホームセンターまで歩いて水草を購入。いつも優しい店員のお兄さんが、今日もにこやかにお客さんの相手をしていた。

 咳と鼻づまりでのどがかわくので、天王寺で一服してから帰宅。

 夕方、指の運動と、金魚の飼育ケースの掃除(えらい)。

 必要があって、アリストテレス『動物の進行について』(『アリストテレス全集』10、所収、永井龍男訳、岩波書店、2016)をぱらぱら眺める。その一節:

「[…」われわれは、すべての自然の働きにおいて事物がそういう仕方であることを把握したのである。そのうちの一つは、自然は何ものも無駄には作らず、常に、動物のそれぞれの類に応じた本質存在にとって可能なことのうちで最善のものを作る、ということである」(第二章、298頁)。

 この一節に付された註も有益:「アリストテレスのいくつかの著作(特に動物学関係の著作)で、これと同様の表現が度々現れており、自然における合目的性を示唆する表現とみなされている。ただし、アリストテレスの自然学における目的論は、自然的事物において合目的的連関が存在することを主張しはするものの、必ずしも意図された(意識的な)目的があることを主張しているわけではないことに注意する必要がある」(299頁)。

アリストテレスは、健全に世界を見ている。

 

 


 

2024年4月27日土曜日

『成瀬は信じた道をいく』と『宇宙人の画家』

4月28日(日)

 朝食、掃除機がけの後、さすがに今日は大学には行かず上六のカフェに。昼前まで原稿の読み直し。

 帰宅して昼食に出石そばを頂く。

 一服して、昼寝をして、再起動。近所の図書館で一時間ほど原稿の読み直し。そのまま上六のカフェに行って作業のつづき。

 帰りの道すがら、飲食店に立ち寄って一服。ふぅ。帰宅後、指の運動。

 息子に貸していた宮島未奈氏の『成瀬は信じた道をいく』が、よかった、との一言とともに返ってきた。この小説には、イタリア語がでてくる。びわ湖大津観光大使のお二人が金沢でPR活動をする場面:

「わたしは駆け寄って、"May I help you?" と話しかけた。

 "Ho perso la strada."

  —やってしまった。何語かすらもわからない」(130頁)。

 同じく京大文学部ご出身の保谷聖耀監督『宇宙人の画家』にも、記憶違いでなければ、波止場で密輸業者(?)のイタリア人が携帯でしゃべる遠景のカットがあったと思う。イタリア語、意外なところで役に立っているぞ。






2024年4月26日金曜日

研究室、散歩

4月27日(土)
 
 朝食、掃除機がけの後、大学へ。11時半ごろに研究室に到着。
 
 原稿の校正と、校正から帰ってきた原稿の確認作業。ややこしい。
 昼食後、作業のつづき。

 15時過ぎに気分転換にキャンパス内を散歩する。木々や植物や花々を眺めているうちに、気分が落ち着いてくる。効能あらたか。

 研究室に戻って、懸案の業務に取り掛かる。さほど時間をとられずに無事終了。気をよくして月曜(2日木曜の振り替え分)と火曜の授業の準備。

 最後に、原稿の加筆文を書き上げて、17時ごろに退室。体調は万全でないが、よく頑張った自分。





Canzone 135、授業

4月26日(金)
 定時に研究室到着。息が切れる。六階まで階段を二段上がりするのはやめて、おとなしくエレベーターを使わせていただく。
 
 メールの返信(院生さんと同僚)をしてから附属図書館に移動して作業。12時前に一区切りして3時限の和訳の課題を作る。
 
 昼食後、教室へ。咳はでるが、声はでない状態がまだ続いている。集中力も十分でない。原文の読みで一つ説明すべきこと(almaとcorの問題)を忘れて通り過ぎてしまう。次回の授業でフォローすること。授業終了後は図書館に行って作業のつづき。18時撤収。

 今日読んだCanzoneの135の第3連には、エチオピアに生息すると伝わるカトブレパスが登場する。プリニウスの『博物誌』の第八巻の記述によると、この生き物は「大きさはそこそこで」というかなり適当な体躯の紹介になっているが、大事なのは「その眼を見た人はたちどころに死ぬ」という特性。ここからラウラの瞳につながる。

 プリニウスについては授業のなかで関連作品を二つ紹介したことがある。一つは澁澤龍彦の『私のプリニウス』、もう一つはヤマザキマリ/とり・みき『プリニウス』(全12巻)。前者は、書斎に腰を据えた文人の姿を、後者は世界を巡るアクティブな探求家としての活動を描いている。どちらもプリニウスの特徴をうまくとらえていると思う。漫画の『プリニウス』は、ネロ帝治世下のローマの生々しい日常と、架空のものまで含めた動物・植物・鉱物の優しい世界がテーマになっている。こんな素敵なカットもある。

『プリニウス』I, p. 78








 

2024年4月25日木曜日

授業、会議、業務報告

4月25日(木)

 久しぶりに定時に研究室到着。息が切れている。

 2時限の支度をして、少し自分の仕事。それから欠勤の報告と、在宅勤務の申請手続きについて、関係部署に電話で確認する。

 授業は、院生のお一人が発表。これからが勝負。

 授業終了後、図書館に赴き自分の仕事のつづき。12時半ごろに退館。

 昼食後、ZOOM会議の資料の確認。会議は無事に終了。

 それから5時限の授業の支度。前日までにほぼ用意を整えていたので一通り確認をしてよしとする。残りの時間で、書類の作成と提出、メールの下書き。

 授業終了後、附属図書館に立ち寄って本を返却。もう一冊(ピンカー『言語を生み出す本能』(上))返さなければいけないが、自宅に忘れてきて果たせず。

 18時半ごろに退室。

2024年4月24日水曜日

オンラインで会議と授業

4月24日(水)

 咳がひどいので、大学に行くのは自粛して自宅で仕事。

 午前、新任委員向けの業務説明会(オンライン)に参加。

 午後、ZOOMでの授業。事前に準備を整えていたのでトラブルはなかったが、鼻がつまり、声がかれているために、こちらの説明が聴き取りずらかったのではないかと思う。学生さんにはせっかく予習をしてきてもらったのに申し訳ない限り。

 それから自分の研究に取り組む。頭がぼぉっとしているが、原稿のチェックはできる(はず)。

 今日も早めに就寝。

2024年4月22日月曜日

休講、「現代の詩人の名句」

4月22日(月)

 起床して熱を測ったら37度台半ば。咳がひどいうえに頭痛も続いてるので、休講の連絡を入れて、一日床に臥す。養生に努める。

 昨日4月21日の日本経済新聞文化欄に掲載された高橋順子「現代の詩人の名句」がおもしろかった(「現代詩人」ではなく「現代の詩人」というタイトルも気品があり絶妙。5・7音が内容にぴたり)。そこで紹介された俳句を詠む詩人のなかに、懐かしいお名前がちらほら。その一人那珂太郎の詩は、自分は一つしか読んでいないが、その一作で詩人の名前を記憶している。いつか紹介したい。

2024年4月21日日曜日

引き続いて体調不良、ジム

4月21日(日)

 咳がひどいので昨夜は自室で就寝。途中何度か目が醒めてしまう。

 朝食、掃除機がけ。雨のなか、上六のいつものカフェに赴いて原稿の加筆修正。昼前まで。

 帰宅して昼食のラーメンを頂く。

 熱はないのにインフルエンザにかかったように体がだるい。痰もでるので、水泳はお休み。代わりに、プールでウォーキングをしてサウナに入ったら鼻詰まりが改善するのでは、という助言に従って、ひさしぶりにジムに赴く。確かにすっきりした。

 帰宅後、指の運動を命じられる。一生懸命に弾いていたら、頭痛と鼻詰まりがぶり返してしまう。うぅ。


近所の公園の一角
 
近所の道端のつつじ

和訳の課題

 下記は、先週(4月15日~19日)の授業で和訳してもらった課題の一つ。テキストはTorquato TassoのIl messaggiero(予習の書き込み・ノートなどを見ながら訳してかまいません、という設定。大学院生用)。一か所、通常とは異なる活用が使われているために、取り方がむずかしい箇所あり。

Così, argomenta egli, ma a me pare che molto maggior difficoltà porti seco quel che toglie per mezzo de la prova, che non porta la cosa provata: percioché molti concederan che gli dei siano, i quali negheranno che gli dei possono con le donne mescolarsi. (Il messaggiero, 105)


2024年4月20日土曜日

体調不良、附属図書館

 4月20日(土)

 朝食、掃除機がけの後、大学へ。咳がでて体調が万全ではないが、来週はかなりきつい一週間になるので、すこしでも準備を進めておく。

 出町柳で、昼食のおにぎりと、歯磨き粉を、百万遍でヨーグルトを購入して11時半ごろに研究室に到着。取り急ぎ、註をつける作業にいそしむ。

 一区切りついたところで昼食のおにぎり。

 気力をふりしぼって、いやな書類の作成に手をつける。締め切りがまだ先のようなので一安心。それから月曜日のイタリア文学史の講義の準備。

 17時過ぎに研究室を出て附属図書館へ。ファイルの見直しをするつもりだったがノートパソコンが充電切れで果たせず(いつも確認するよう言ってるではないか自分)。体調も良くないので、一冊本(ヘシオドス『神統記』)をお借りして退館。そのまま帰宅。

2024年4月18日木曜日

Canzoniereのsonetto134、他大学からの図書

4月20日(金)

 京阪特急でお客様対応が発生したために、5分ほど遅れて研究室に到着。

 3時限の授業で使用するコピー(今日は使わずじまい)を隣の共同研究室で用意してから、文献講読と註の作成。一区切りついたところで、再び授業の支度。

 昼食後、ただちに教室へ。134のソネットから135のカンツォーネの第一連まで読み進める。134は、前半2連の脚韻がABABABABというRerum vulgarium fragmentaのなかでは珍しいアルカイックなパターン。さらに11行目と14行目の脚韻がaltruiとvoiで、完全には一致しない組み合わせ。このvoiはシチリア風にvuiと発音するところ(トスカーナ語のoがシチリア方言ではuになる。"amore" は "amuri" になる)。このようにvoiをvuiと読ませることを一つの目的として、ABABABABという、シチリア派によくみられる古いソネットの脚韻を使った可能性を指摘する。この脚韻でシチリアを意識させて、末尾のvoiをvuiに読み返させているという理屈。しかし、ペトラルカなので、もっと本質的な理由があってこの形式を選択していた可能性が高い。

 授業終了後、昨日他大学の図書館に貸出し(郵送)を依頼した図書が届いている(!)との連絡を頂く。ありがたい。早速附属図書館に赴き書籍を受けとりコピーをとる。

 17時前に退室。帰りの車内で、コピーを読み始める。

2024年4月17日水曜日

体調不良、参考文献

4月18日(木)

 定時研究室到着。

 文献の講読と註の作成にいそしむ。一区切りついたところで、紀要の投稿について編集委員のみなさまにメール連絡。

 もう一件、体調を崩されて声がかすれている方に(もう3週間ほど)、しっかり休みましょうというメッセージを送る。自分も具合が悪いのだから、しっかり休息をとること。

 昼食後、煩瑣な事務メールが届く。イタリア語で情報提供の依頼を送信する。

 それから教授会(ZOOM)に参加。重要な問題が次々報告される。何とかしないと。

 会議終了後、明日の授業の準備と、文献の講読を進めて、18時半ごろに退室。のどの痛みが治まらないので早めに休むべし。


キャンパスの一角


 

 

授業、作業

4月17日(水)

 定時に研究室到着。

 原稿の修正と修正箇所をチェックする作業。合い間に、文学部図書館に本を返しに行く。ついでに気分転換の散歩。

 昼食後、4時限の講読の支度(和訳問題の作成など)。文法を終えたばかりの2回生を主な対象とした授業なので、遠過去の不規則活用の簡便な覚え方をプリントで説明する。でも、皆さんすでによく分かっている様子だった。えらい。

 教室を出てそのまま附属図書館へ。参考文献の講読。17時過ぎに退館。

 研究室に戻って一服した後、原稿に註を加筆する。全体をプリントアウトして、校正依頼のメールの下書きをして、19時30分ごろに退室。


キャンパスの一角


2024年4月16日火曜日

非常勤、体調不良

4月16日(火)

 非常勤の授業があるため、早めに家を出る。

 今日は試しに、先週乗った列車より一本遅い特急に乗車する。この列車が道中少し遅れたためか、出町柳で叡山電鉄との接続がうまくいかなかった。しかし、チンチン電車はバスよりも快適。

 授業終了後、同じ経路で出町柳まで戻る。やはり接続がうまくいかない。帰路も他の交通手段を試してみる必要あり。11時半過ぎに研究室に到着。

 昼食後、原稿の確認。苦戦。

 昼過ぎからZOOM会議。その後で図書館に行って原稿の確認作業のつづき。

 二日ほど前からのどが痛い。オンラインで雑談をしている方が最近、風邪をひいて声を出しずらそうにしている。ひょっとして、ネットを通じて感染したか?

授業×2、京阪電鉄のトラブル

4月15日(月)

 定時に研究室到着。

 3時限の授業の準備(コピー)をしてから、2時限の授業の支度。さらに明日の授業(非常勤)の準備。

 一通り作業を終えてから、余りの時間で原稿の確認を進める。午前の授業は、無事に終了。

 昼食後、午後の授業の支度を整えて教室に。資料のフレスコ画を映し出すところでトラブルが生じたが、何とか乗り切ることができた。

 研究室に戻って授業の記録。原稿の確認作業を少し進めて、夕方早めに退室。

 出町柳に着いたところで、神宮丸太町駅での人身事故のため、出町柳‐三条の区間が不通とのアナウンスを聞く。三条-大阪間は電車が動いているそうなので、出町柳から満員のバスに乗ってそこまで移動する。ふぅ。

 帰宅後、大急ぎで家事。心を落ち着けるために、指の運動と入浴。

 


2024年4月14日日曜日

区民プール、銭湯、四天王寺

4月14日(日)

 朝食、掃除機がけの後、上六のカフェに。1時間ほど研究。

 帰宅して、昼食に即席めんを頂く。

 一服した後、区民プールへ。ゆっくりとクロールで1000メートル。そのまま近くの銭湯に寄って汗を流す。今日は明治屋の向かいにあるお店で一服。

 帰りの道すがら、四天王寺さんに寄ったところ、小学校低学年と思しき男の子がじっと亀の池を見つめていた。いい感じ。自分の印象では、亀の池は橋を挟んだ西側で、多くのカメがアクティブに動いている。今日も西側が賑やかで、東側ではカメさんがまばらにぼんやりと水面に浮かんでいた。このような違いが一日中見られるのか、時間(日当たり)に寄ってちがうのか。

 帰宅後はゆっくりする。明日から頑張ろう。


四天王寺から西の眺め。かつては難波江が見えたはず




2024年4月12日金曜日

授業の準備、業務、図書

4月13日(土)

 朝食をとり、掃除機をかけてから、大学へ。出町柳でお弁当を、百万遍のコンビニでヨーグルトを買い込んで、11時過ぎに研究室に到着。

 メールの作成と、月曜日の文学講義の準備。

 昼食後、授業の準備のつづき。一区切りついたところで、学内の業務にとりかかる。夕方に一通り作業を終えてメールでご報告。

 少しだけ別の授業の準備をして17時半ごろに退室。

  図書館でお借りした本を返却:多田孝志『対話型授業の理論と実践』。

一人では到達し得なかった発想や解決策などの叡智を共創していくことに、対話の本来的な目的があります。多様な意見・感覚・体験を持つ他者との対話は、視野の拡大、新たなものの見方の獲得などをもたらします」(62頁)。

 ルネサンスイタリアの人文主義者は、このような対話の効能をよく理解していたと思う。




2024年4月11日木曜日

授業、誤記発見

4月12日(金)

 定時に研究室に到着。当たり前のことが、ありがたい。

 図書館に移動して註のチェックをしていたところ、本文の記述に誤りがあるのを発見する。明確な事実誤認で、我ながらあきれる。何故このような誤記が生じたのかを確かめるべく、初期の草稿までさかのぼって見直したところ、そもそも出発点の日本語原稿に間違いがあったことに気がつく。その記述をうのみにしてここまで来ていたらしい。確認大事。

 昼前に研究室に戻り、3時限の支度。

 昼食後、教室へ。授業は無事に終了(できたと思う)。教室を出てそのまま気分転換に学内を散歩。

 自室に戻り仕事。夕方、思い立って文学部図書館まで書籍を借りに行く。ジェラール・ジュネットのFigures III (1972)。この本の該当箇所を註に加える作業。

 19時退室。





 

2024年4月10日水曜日

京阪の事故、サイードとパゾリーニ

4月11日(木)

 通勤の京阪特急が京橋に着いたところで、人身事故のアナウンス。御殿山駅とその付近の踏切は事故が多い気がするが、対応はなされているのだろうか。事故のデータは蓄積されているはずなので、不幸を未然に防ぐために、改善がなされることを祈念。

 大学到着後、事務作業。

 昼食後、研究と雑用。

 さっぱりはかどらないので、18時に退室。

 夕食後、オンラインで雑談。知識人の存在意義が話題になる。A che serve oggi un intellettuale? (rivistastudio.com)

 この記事に出てくるパゾリーニは、サイードが『知識人とは何か』で示した知識人の姿に似ているとコメントする。


研究室に舞い込んできた桜の花びら





授業、附属図書館

4月10日(水)

 研究室に到着後、ウォーミングアップをしてから附属図書館へ。原稿の修正作業。

 昼前に研究室に戻り、懸案のメールを書き上げる。

 昼食後、授業の支度。4時限の講読の授業には、2回生お二人、3・4回生がそれぞれお一人ずつ参加。ちょっとうれしい。今日はガイダンスのみで早めに切り上げる。次週から本格的に。

 授業終了後、附属図書館にて研究に必要な本を2冊、興味のあった1冊(スティーブン・ピンカー『言語を生み出す本能』)をお借りする。

 18時に退室。


朝9時の眺め


 

 

2024年4月9日火曜日

非常勤初日

 4月9日(火)

 他大学に出講のため、いつもより1時間ほど早く家をでる。小雨が降っていたが、天気は回復するという予想だったので、折りたたみ傘で問題なし。

 出町柳駅から乗ったバスが、新年度ならではの込み具合。満員のために扉を開くことができなくなり、途中のバス停に学生が待っているにもかかわらず、素通りを繰り返す。雨のなか辛抱する学生さんがあまりにお気の毒。もう少し何とかならいのか。

 授業は準備に少し遺漏があったものの、無事に終了。帰路、バスを乗り継いで出町柳に戻る。時間を短縮する経路を考える必要あり。11時半ごろに研究室に到着。

 昼食後、仕事。

 研究はほとんどせずに18時ごろに退室。

 

 

2024年4月7日日曜日

大学、授業

4月8日(月)

 定時研究室。

 2時限の支度とその他の業務。慌ただしい。忘れ物をしないように気を付けて部屋を出たつもりが、教室に向かう途中で一つ大事なものを忘れていたことに気がつく。とほほ。

 今年度の月2の授業は、前年度に読んだタッソのIl messaggieroのつづきからなので、今年から初めて参加する学生さんを念頭に、話の流れをやや詳しく説明する。何とか無事に終了。

 部屋に戻って、教務関連の仕事。

 昼食後、3時限の支度。こちらも無事に終了。ガイダンスの一環として、自分が学生だった頃の京大文学部は、年間の授業回数が日本で一番少なかった(多分)ことを紹介する。

 夕方早めに退室。

 帰宅後、家事、指の運動など。

 

区民プールと銭湯と村上春樹

4月7日(日)

 朝食、掃除機がけ。それから自転車で上六に行き、カフェで1時間ほど原稿の加筆修正。

 正午前に帰宅して、昼食のラーメンを頂く。

 先週果たせなかったプランを実行すべく、地下鉄で阿倍野に出て区民プールへ。クロールで休み休み1000メートル強。更衣室で年配の方とシャワーの利用について話し込む。

 それから近くの銭湯に寄ってサウナで汗を流す。早い時間だったので快適に過ごすことができた。

 すっきりしたところでキューズモール脇の飲食店街に立ち寄り一服させていただく。ちょっと面白いお店で、カウンターに村上春樹と夏目漱石の掌編が置いてあった(どちらもいいあてに)。

 四天王寺さんの参道を歩いてのんびり帰宅。金魚の飼育ケースの掃除と指の運動(えらい!)


村上春樹の『鏡』。この隣に漱石の『変な音』


ハルカス


ビルの谷間の一角

2024年4月6日土曜日

研究室、附属図書館

4月6日(土)

 朝食、掃除機がけの後、大学へ。
 出町柳でおにぎりを買い、百万遍のコンビニでヨーグルトを仕入れて11時半ごろに到着。

 来週からの授業に備えて、非常勤先の先生に送っていただいた情報(授業準備室の使い方など)を確認。これで安心して出講初日を迎えることができる(できそう)。院生さんに新年度の某情報を連絡する。

 それから附属図書館に行って、原稿の加筆修正。苦行。
 13時過ぎに研究室に帰っておにぎりを頂く。

 再度図書館に赴き、原稿の確認作業。16時前に退館。
 研究室で授業の準備をして17時前に退室。

2024年4月5日金曜日

附属図書館、眼科

4月5日(金)

 定時研究室。

 今日も早めに図書館に移動して原稿の加筆と修正箇所の確認。昼頃に退館。

 昼食後、懸案の業務メールをようやく送信。再度図書館に赴いて加筆と確認にいそしむ。

 夕方に退館して、部屋の片づけをしてから早めに退室。帰路、桃谷の眼科に立ち寄って帰宅。

 今日は、久しぶりに大学院生と話をしたのだが、考え事にとらわれていたので伝達事項を言い忘れてしまう。いかん。

 附属図書館からお借りした一冊、松田美作子『シェイクスピアとエンブレム』。英国におけるエンブレム、インプレーサの普及とそのシェイクスピア作品への影響が論じられている。特に力量と運命(機会)が協力しあう図案が面白い。マキァヴェッリの『君主論』に見られる、力量によって運命を克服するダイナミックな構図が、ここでは完全に消えている。





2024年4月4日木曜日

学内散歩

4月4日(木)

 定時研究室。忘れないうちに、同僚へのメールの返信と眼科への電話。

 それから図書館に移動して、文献の講読と註の補完。一区切りついたところで、授業の準備。滞っている、焦る。12時過ぎに退館。

 研究室で昼食後、再度図書館へ。註の補完作業と修正箇所の読み直し。ふぅ。気分転換に少し散歩をしてから読み直しのつづき。18時前に退館。

 電子版になっていると思っていた文献が、そうではないことにようやく気がつき、大急ぎで発注をかける。ふぅ。

 疲れているので19時前に退室する。

 帰宅後、オンラインの雑談。語学講師のことで相談を受ける。


散歩でよく通るキャンパスの一角。何の花だろう


2024年4月3日水曜日

文学部図書館

4月3日(水)

 定時研究室。

 雨だが、今日も図書館に移動して文献の講読。一冊クリアーしてから、新年度の授業の準備を少し進めて、昼過ぎに退館。

 昼食後、同僚の先生のメールボックスに紀要と、代理で注文していた本を届ける。ついでに図書受入掛に立ち寄って書類を提出。その足で再び附属図書館に赴き、原稿の修正確認と文献講読。夕方に退館。

 いったん研究室に戻り、一服してから今度は文学部図書館へ。受け入れ手続きの済んだ書籍を引き取る。計21冊。ふぅ。

 本だなを整理してから、来年度の授業の登録状況のチェックとテキストのコピーなど。

 19時過ぎに退室。なんだか慌ただしい。

2024年4月1日月曜日

附属図書館と近所の図書館

4月2日(火)

 定時研究室。

 ウォーミングアップの後、図書館に行って午前の集中できる時間を研究にあてる。原稿の加筆、文献の講読など。授業の準備も。

 正午ごろに退館。新入生が集まってキャンパス内が大賑やか。

 研究室に戻り昼食の後、事務案件で問い合わせの電話。指示を仰ぎながらweb上の手続きを済ます。ふぅ。

 勉強を少ししてから再度図書館に赴き、文献の講読と原稿の修正箇所の確認など。頭が痛くなってきたので夕方退館。研究室に戻って雑用を片付けて早めに退室する。

 帰宅後、家事を済ませてから指の運動。それから近所の図書館に行って1時間ほど仕事。花粉症のせいか眠気に襲われて捗らない。うぅぅ。

 

新年度はじまる

4月1日(月)

 研究室に入り、9時ちょうどに入室の打刻。

 早めに図書館に移動して、集中力のある午前中に原稿の修正作業にいそしむ。

 一区切りして、授業の準備をしてから退館。

 研究室に戻って昼食の後、非常勤先の授業暦を調べる。交通機関の情報についても。

 それから再度附属図書館に赴き、原稿の修正・加筆、文献講読など。

 夕方、研究室に戻りおやつを食べながら勉強と授業の準備を少し。18時に退室。


18時ごろの学内。日が長くなった



3月31日(日)

 いつものように一仕事片付けてから朝食。

 掃除機がけの後、自転車で上六へ。カフェで文献講読と原稿の修正。

 正午に帰宅してカレーうどんを頂く。

 一服してから、久しぶりに阿倍野区民プールに向かう。泳ぎを終えた後は近くの銭湯でサウナに入るところまでプランを立てていたのだが、何故か本日区民プールがお休み。うぅ。

 プランBを発動。JR天王寺駅から環状線で鶴橋に出て徒歩でジムに赴く。今日は使えるレーンが2つのみだったのでゆっくり800メートル泳いで早めにプールを出る。サウナで汗を流して退館。

 帰路、上六に立ち寄って明石焼きを頂く。ご主人にご挨拶。

 帰宅後、何もせずにくつろいでしまう。

   

ジムの近くの花壇。手入れが行き届いている(上下とも)