2023年11月28日火曜日

11月29日(水)紀要原稿

 昨晩飲んだ菩提樹のお茶のせいか、起きたら、パジャマが汗でじっとり。しかし体調は良くなったようでありがたい。定時研究室。

 2時限の支度を終えた後、校閲から返ってきた紀要原稿の確認。今回も修正の指摘が多い。使えそうな語彙・表現を適宜エクセルに収録しながら作業を進める。

 2時限の授業では、学期末のレポート作成にからめて、註・参考文献の書き方と、本文内での引用の提示の仕方についてレクチャー。

 昼食後、同僚のイタリア人の紀要論文の初稿を印刷所に送り返す。それに先立って、イタリア語で書かれた修正指示の和訳を、院生さんにお願いする(それほど手間はかからないはず)。4時限の支度。

 授業終了後、自分の紀要原稿の確認のつづき。終わらない。尽きかけた集中力を蘇らせるべく休憩をとりながら20時まで。何とか作業を終えて、再確認のためイタリアに原稿を返送してから退室。ふうぅ。



11月28日(火)頭痛

 定時研究室。

 委員会のメール審議の案件について返事を書き送った後、アリオスト論文の読み直し。遺漏だらけの草稿であることに遅まきながら気がつく。全体を確認するため、日本語版のファイルをプリントアウト。よく書けているところもあるが、最後の第四章に難あり。第三章の一部も論述が不正確。かつ一部考察が抜け落ちていた。ふぅ。

 途中から図書館に移動して日本語版を読み直す。一区切りつけたところで、明日の授業の準備。

 昼前に研究室に戻り、問い合わせに対する返信を書き送る。

 息子に風邪をうつされたようで悪寒と頭痛に煩わされる。早めに退室。

 阿倍野に立ち寄ってから帰宅。いつものように家事をして、少しだけ指を鍛えてから(ピアノの練習)上六のカフェへ。今日はなぜか空いていて、定員さんも首をかしげていた。アリオスト論文に取り組んで20時過ぎに帰宅。

 無理をしたせいか頭痛がひどい。うぅ。

2023年11月27日月曜日

11月27日(月)平常運転

 定時研究室。

 2時限の支度をした後で、週末に届いた紀要原稿一本を印刷所に送る。あわせてイタリア人の同僚にチェックしてもらった初稿を著者二名に送信して校正の依頼。

 事務に航空券の購入手続きについて電話で問い合わせをしたところ、システムが一新されていることを知る。その情報確認をしているうちに授業の時間が来ていた。

 Tassoの対話作品 Il messaggiero の今日読んだやり取りに、前提条件が明示されていないために、文脈に即して意味を取ろうとしても理解が困難な一文があった。代名詞が何を指しているかを確認して文脈を整理しながら、こういうことではないかと説明したところ、参加者の皆さんにおおよそ納得してもらえた模様。

 授業終了後、午前に問い合わせをしたチケット購入手続きについてイタリア人の同僚にメールで説明をする。日本語でもややこしいのだから推して知るべし。少しでもわかりやすく説明ができるように情報収集に努めたのだが、自分自身がweb上の新システムを経験していないので、理解に限界がある。

 自分自身がわかっていないことを、人に説明することはできない。論文演習の授業でも、自分で理解していることを、自分に説明できる言葉で、わかりやすく叙述するように注意している。かつてデリダやラカンを援用した現代文学の論文を見かけたが、難解な概念をよく説明しないまま曖昧に借用しているために、理解ができなかった。こむずかしい概念をわざわざ持ち出さなくても、自分の言葉でさっさと説明した方がはるかに明瞭でいい論文になると思う。

2023年11月26日日曜日

11月26日(日)返信届く

 朝食後、指の運動と掃除機がけ。

 一息ついたところで、重要な依頼メールを再送信。三日前に送ったメッセージに返事がないため。その後、上六のカフェに。アリオスト論文の読み直し。草稿の草稿段階なので仕方がないが、修正すべき点が多い。

 昼前に自宅に戻り、紀要原稿を送ってくれた後輩の教授にお礼のメール。

 昼食は、カレーうどん。出汁を温めて、麵を湯がいて、長ネギを切り、すべてを混ぜて出来上がり。要領が悪くて、息子の分と自分の分とを別々に調理する。ふぅ。

 午後、自室ですこし休んでから近所の図書館へ。伊語論文の読み直しのつづきと明日の授業の予習。

 図書館を出て、徒歩で上六へ。息子の箸が破損したため新たに一膳購入するためだったが、デパートに入ったところでカードを忘れていたことに気がつく。自宅まで財布を取りに戻って、自転車で再度上六へ。ふぅ。帰路、明石焼きのお店に立ち寄る。

 帰宅後、今朝送信したメールにイタリアから返事が届いていた。安堵。インフルエンザにかかってメールを確認できていなかったとのこと。

 

近所で見かけた大きな花。なんだろう。

 

2023年11月24日金曜日

11月25日(土)スイミングその他

 寝不足気味。

 朝食後、忘れないうちに指の運動(ピアノの稽古ともいう)。掃除機をかけてから上六のカフェに。アリオスト論文の読み直し(全面改修)を始める。正午過ぎに帰宅。

 昼食後、息子とスポーツ観戦をしてから、近所の図書館へ行き、読み直しのつづき。

 夕方、遅めの時間にプールへ。直前におやつを食べたせいで体が重い。水中ですぐに息が上がる状態。途中から慣れてきて、今日も何とかクロールで1000メートル、水中での頭の位置(目線)、ローリングに気をつけながら。ペースを上げて泳ぐ訓練もする。手ではなく、足を動かすのを速めること。

 晩、久しぶりにNetflixでSburraを観る。

 

2023年11月23日木曜日

11月24日(金)11月祭3日目、『蟻の王』

 定時研究室。立替申請書類の作成と提出、授業資料のコピーなど。途中から附属図書館に場所を移して来週の授業の準備。

 昼食後、立替申請をもう一件処理した後で、文学部校舎内の11月祭の催しを見て歩く。推理小説研究会のブースにお邪魔して、お勧めの一冊を教えてもらう。担当の二人の学生さん、ともに二回生でそれぞれ文学部と農学部(!)に所属とのこと。ついうれしくなって『WhoDunit Best』を所望。

 帰路、梅田でジャンニ・アメリオ監督の『蟻の王』(イタリア語タイトルは、Il signor delle formiche)。同性愛と共産党と知識人。60年代のイタリア社会の問題がよくわかる。「教唆罪」reato di plagioの運用が印象的。ルイジ・ロ・カーショとレオナルド・マルテーゼの渾身のパフォーマンスのおかげで、あっという間の140分だった。エンマ・ボニーノ(Emma Bonino)のカットインに、にやり。

イタリアの新星レオナルド・マルテーゼが日本の観客に向けてメッセージ! 過酷な時代に恋に落ちた詩人と青年の、史実に基づく物語 映画『蟻の王』 - otocoto | こだわりの映画エンタメサイト



11月23日(水)休日、買い物

 疲れているので本日は出勤せず。

 朝食、掃除機がけの後、自宅で紀要論文に取り組む。

 一通り終えたところで、気分転換に上六のカフェへ。「結論」を読み直す。うまく書けていないが、仕方ない。微修正をしたところでノートパソコンの充電が尽きたので店を出る。妻と落ち合って買い物の荷物を運ぶ手助けをしながら帰宅。

 午後、衣服を買いに阿倍野に。徒歩で四天王寺さんの境内を抜けて天王寺へ。デパートで銭湯のブースを見かけたの覗いてみる。大阪の銭湯の宣伝活動と入浴グッズの販売をしている。ケロリンの湯桶があって懐かしい。帰りは天王寺から地下鉄で。

 帰宅後、一服してからピアノの稽古、イタリア語の記事の講読、相撲観戦など。

 夕食後、オンラインで雑談。


いつものカフェからみた上六の交差点


2023年11月22日水曜日

11月22日(水)11月祭初日

 会議があるためいつもより15分ほど早く研究室到着。集中力がある午前の早い時間に、紀要論文の修正作業。2時限の時間帯にZOOM会議。

 昼食後、紀要論文のつづき。すすまない。息抜きに11月祭で賑やかな学内を散歩。ついでに文学部図書館に立ち寄って受け入れ手続きの済んだ本を引き取って研究室に戻る。

 紀要論文のつづき。途中コーヒーを2杯飲んで、小学生のようにチョコレートを頬張って、7時過ぎまで作業を続行。残り一章というところでストップ。ふぅ。疲れた。


時計台前



2023年11月21日火曜日

11月21日(火)取り寄せ書籍、無線LAN

 朝一で学生からの質問メールに返事を返す。定時研究室。

 早々に附属図書館に行って相互利用で取り寄せた伊語書籍を確認。実は今年の夏に一度借り出した本。文献リストを作成する過程でその本の章のタイトルを記入する必要が生じたが、手元のコピーではそのタイトルが分からなかったために、再度本を取り寄せする羽目に。目次、大事。念のためにコピーを取っておくべし。

 そのまま図書館に残って「結び」を書き直し、メールの送信状、註の修正箇所などを見直す作業。時間がかかる。

 11時過ぎに図書館を出て書籍取り寄せ費用を生協で支払い、百万遍に回ってヨーグルトをまとめ買い。いったん研究室に戻って荷物を置いて再度図書館に。13時頃まで作業のつづき。

 昼食後、共同研究室にいた院生さんと少し雑談。その後、作業のつづき。合い間に、来年度の授業に関する業務、共同研究室の無線LAN設置のための情報収集、同僚のイタリア人へのお礼とお願いなど。

 寝不足で疲弊している。帰りの京阪特急車内で気絶したように眠る。

2023年11月20日月曜日

11月20日(月)授業、家事

 定時研究室。

 2時限の支度をしてから原稿(註)の修正作業。

 授業終了後、課題の採点と解説の作成。

 昼食後、「結び」の読み直し。やはりうまく書けていない。うぅ。文献を少し読んでから、大机の上を片付けて夕方早めに退室。

 帰宅後、家事1、家事2,家事3……。一区切りしたところで、学生から送られてきた質問に返事を書き始める。集中力が尽きたので、気分転換に上六のカフェに行って「結び」を書き直す。やはり進まない。ううぅ。

2023年11月19日日曜日

11月19日(日)水草購入と水かえ

 明け方に目が覚めてしまいそのまま起床して一仕事。9時過ぎるのを待って、少しだけ指の運動。

 朝食後、週末恒例の掃除機がけ。

 「結び」Conclusioneの手直しを進めてから、梅田に買い物へ。事前にインターネットで買うべきコートを絞り込み、店舗の在庫も確認しておいたので、デパートに行くのもあまり苦にならなかった。その後、上六に回って食料品を買い込んで帰宅。

 昼食はカレーうどん。辛くて汗をかく。「めし食って大汗かくもげびたこと」……

 午後も自宅で研究。4時前に満を持して近所の図書館に行き「結び」のつづきと文献の確認。そのまま地下鉄で天王寺に出て、都ホテルの前を通ってホームセンターへ赴き、金魚の水草を購入。

 帰宅後、水槽を掃除して買ったばかりの水草を浮かべる。金魚の「きんちゃん」、水替えをすると動きが良くなる。寒くなってもなるべくこまめに水槽の掃除を。

 ピアノの練習をしてから趣味の仕事の整理。

2023年11月18日土曜日

11月18日(土)水泳

 疲れているので大学にはいかず。朝食、掃除機がけの後、自宅で原稿の修正作業(1章の註とbibliografiaの加筆)。

 昼食後、近所の図書館に行くもイベント開催のため本日閉館。うぅ。

 自宅に戻って、出版社宛の手紙の下書きを作ってから久しぶりにジムのプールへ。スイミングスクールの子どもたちで大賑わいのため泳げるレーンがほぼ一本のみだったが、休み休みゆっくりクロールで1000メートル。今日は、頭を下げること、並びに水をかく際の小指の向きを意識して泳ぐ。顔の向きに気をつけたら水の抵抗がだいぶ減ったような。サウナですっきりして退館。

 ジムから上六のカフェに直行し、用意してきたノートパソコンで1時間ほど仕事。何とか結論の日本語草稿を書き上げる。同僚の先生にお礼のメールを送信。

 帰宅後、ピアノの稽古。ひたすら指を動かす練習、先は長い。

2023年11月17日金曜日

11月17日(金)Canzone127

 定時研究室。

 昨夜頂いたメールに返事を書き送り、2時限の支度と草稿の註の確認作業をしてから教室へ。授業は、参加者が減ってやや寂しいが、ペトラルカの傑作を読んでいるので授業の密度は濃い(はず)。今日でCanzoneの127を読了。第6連のキーワードとしてoro(金、金髪)を指摘。類似音の名詞ora(「時間」ではない)もこの連に出てくる。

 授業終了後、和訳の確認。体調を崩している院生さんに、見舞いをかねた授業情報の連絡など。

 遅い昼食後、草稿の註の確認のつづき。ようやく一通り目を通すことができた。

 18時過ぎに退室。


水滴をつけたヒマラヤスギの葉。朝日がさすとさらによいのだが。



2023年11月16日木曜日

11月16日(木)『綴葉』11月号

 定時研究室。今日も寝不足。作業効率を上げるために、午前は附属図書館を使わせてもらう。11時過ぎに研究室に戻り、草稿の註の整備と確認作業。終わらぬ。そろそろ見切りをつけなければいけない。

 昼休み、オンラインのミーティング。その後、教授会。

 会議終了後、明日の授業の準備を始める。途中、散歩をがてら時計台生協へ行っておやつを購入。ついでに『綴葉』11月号をもちかえる。数年前に刊行した訳書が取り上げられていた。ありがとうございます。バックナンバーはこちら:

機関誌・定期発行物 | 京大生協について | 京都大学生活協同組合 Kyoto University CO-OP (s-coop.net)

 少し草稿の手直しを進めて19時過ぎに退室。隣室で研究に励んでいる院生さんに挨拶をして帰宅。

2023年11月15日水曜日

11月15日(水)同僚からの問い合わせ

 定時研究室。

 授業の支度をしてから、いつものように草稿の読み直しをして2時限の教室へ。

 昼食後、学生にメールの返信。イタリア人教員からの問い合わせに対応すべく、年末調整と税金の支払いについて関係部署に確認をし、その情報をメールで伝える。ふぅ。気分転換に散歩がてら、自分の年末調整の書類を事務に提出する。

 夕方から集中力が急落して仕事が進まなくなる。休み休み作業をして何とか一日のノルマをクリアーする。

 晩、聴講生のお一人から本日の講義についての感想と質問を頂く。少しはお役に立てたようでうれしい限り。今日はもう遅いので、質問への回答は明日お送りしよう。


文学部東館の裏から




2023年11月14日火曜日

11月14日(火)ペーパーナイフ

 明け方、ひどい寝汗で目が覚める。もう一度寝ようと試みたものの果たせず。そのまま起床。6時過ぎまで草稿内の引用箇所の確認など。

 定時研究室到着。草稿の確認のつづき、メールの返信など。昼前から授業の準備。

 昼食後、授業の準備のつづき。共同研究室にコピーに行ったついでに、院生さんと少し懇談。文献の所在と、共同研究室のペーパーナイフの行方を尋ねられる。文献は無事に発見、ペーパーナイフは見つからないようなので、私のものを臨時に使ってもらうことにする。イタリアの書籍はいまだに袋とじのものがあるので、ナイフは必需品。

 寝不足のせいで一日仕事が捗らず反省(と言ってもどうしたらいいのか分からんが)。夕方早めに退室。

 帰宅後、家事。

 

2023年11月13日月曜日

11月13日(月)曇天、市川記念館

 雨ではないが寒い曇り空。定時研究室。

 授業の支度をしてから、草稿の読み直し(VI)をして2時限の教室へ。

 今日の授業(タッソの『使者』)はプルタルコス、ホメロス、ウェルギリウスからの引用があって賑やかだった。精霊と「私」(タッソその人)の問答で、私が相手の言い分に納得せず執拗に食い下がるところが面白い。超自然現象に懐疑的なタッソの一面。

 昼食後、草稿の読み直し(VI)と修正。途中、文学部図書館で本を借り出して書誌情報を整備。少し気分転換の散歩。

 5時限の時間帯にオンラインの会議。また一つ厳しい状況を知る。会議終了後、少し文献の調査をして19時前に退室。


キャンパスの一角(市川記念館)


2023年11月12日日曜日

11月12日(日)墓参り

 9時過ぎに家を出て、タクシーで南海の難波駅へ。そこから河内長野へお墓参り。曇天の寒い一日だったが幸い雨には降られなかった。

 難波に戻って会食をして帰宅。一服してから近所の図書館で1時間弱原稿の見直し(VII)。上六のカフェに場所を移して作業のつづき。

 帰宅後、少しだけピアノの稽古。たどたどしい。ふぅ。

 急に寒くなったせいか、咳が出始めたので要注意。夕食後、風邪の引き初めによく効く菩提樹のお茶を頂く。




2023年11月11日土曜日

11月11日(土)アレクサンダー・ガジェヴのコンサート

 本日は出勤せず。朝食、掃除機がけの後、上六のカフェで12時前まで仕事。

 帰路、コンビニでチケットの発券をすませて帰宅。昼食後、大阪城公園へ。疲れていたので行くのをやめようかとも思ったが、アレクサンダー・ガジェヴのピアノコンサートを聴きにイズミホールへ。 

 照明が消え「光の前に闇が、音の前には沈黙があったはずです。2分間の静寂の後、コンサートをお楽しみください」というガジェブ自身のメッセージとともに、照明が落ちて、客席全体が暗がりのなか、闃寂の沈黙。そこからバッハのフランス組曲n.4、音が生まれる瞬間に遭遇する。曲ごとに最後の一音が薄れて消えるまで耳を澄ます。『展覧会の絵』の終わりまで、ほぼ100%集中できた。幸せ。

 コンサートで充填したエネルギーの勢いで、図書館に寄って一仕事して帰宅。

 晩は桃谷で会食。楽しく歓談。よい一日だった。

 web上で見つけた記事。「ガジェブ体操」ちょっと面白い。

(追記)

第2位アレクサンダー・ガジェヴさんインタビュー到着!~2021ショパンコンクール|ピティナ ピアノnote


 

2023年11月9日木曜日

11月10日(金)雨、カンツォーネ128

 定時研究室。

 2時限の準備を終えてから、いつものようにあまりの時間で草稿の確認。

 午前の授業はつつがなく終了。Canzoneの128、今日も脚韻に留意しながら精読する。一か所、授業で使用しているテクストと普及版のそれとの間に相違があり、どちらをとるかで文法的な理解が大きく変わる箇所を吟味する(文脈上の意味合いはそれほど差がない)。難解な一節だったが、文法と意味の両レベルで詩行を解明することができたと思う。ふぅ。

 授業終了後、和訳の課題をチェックして昼食。

 午後は、草稿の確認と参考文献リストの作成。まだ誤記が見つかるので恐ろしい。文献の整備はそろそろ打ち止めにしないといけない。無限に時間を取られてしまう。

 途中、段ボールを廃棄するついでに雨のキャンパスを散歩。異常気象のせいで紅葉が始まらないという記事を読んだが、確かに銀杏の葉も、中途半端な色合いのような。

 今日も要領が悪かったせいで20時に退室。


キャンパス内の銀杏



11月9日(木)会議と業務

 定時研究室。今日も草稿(IV)の読み直しから。11時前に区切りをつけて外出。百万遍のコンビニにてヨーグルトのまとめ買い。研究室に戻って会議の資料を読み始める。

 昼食後、明日の授業の準備を始めたものの、勘違いが複数あり初手でつまずいてしまう。うぅ。

 13時半から会議。その後、同僚の先生にメールの送信。懇切丁寧な引継ぎをしていただいて大変に助かる。その後もすこし業務にいそしむ。

 一区切りついたところで、明日の授業の準備のつづき。自分の勉強もすこし。

 17時過ぎからようやく読み直しを再開する(V)。本文に誤記が一か所見つかる。うぅ。19時半を過ぎたところで作業を強制終了して退室。

 夕食後、オンラインの雑談。選挙制度の変更を目的としたメローニ首相の憲法改正の動きについて。

2023年11月8日水曜日

11月8日(水)授業、雑誌の借り出し

 定時研究室。授業の支度をしてから、草稿の読み直し(IV)。

 授業終了後、そのまま図書館に行って雑誌を借り出す。ヨーグルトを買うつもりだったが財布を研究室に忘れたために果たせず。うぅ。

 昼食後、4時限の支度と草稿の読み直しのつづき。授業終了後、借り出した雑誌を学生研究室でコピーする。昨日伊語講読のテキスト選びで貴重な情報を提供してくれた院生さんが在室していたので、お礼を述べる。その後、雑誌を返却して、研究室に戻って草稿の読み直しのつづき。終わらない。註の確認を半分ほど進めたところで時間切れ。20時過ぎに退室。ふぅ。

 帰路、コピーした論文を京阪特急の車内で読み始める。途中睡魔に襲われたが、短い論考なので何とか読了。ふぅ。

2023年11月7日火曜日

11月7日(火)雷のせいで寝不足

 昨夜は、世界の終わりかと思うような激しい雷鳴で目が覚める。寝不足の一日。

 定時研究室。

 集中力を発揮できる午前中に草稿の見直し(III)を終える。昼前に、先日の学会で撮影した業務用(?)写真を院生さんにまとめて送信。

 昼食後、文献リストの加筆をしながら、新たに加えるべき文献がないか確認をする。三点ほどすぐに入手できる資料が見つかる。そのうちの研究室に所蔵されている二冊を読み始める。残り一冊は、明日掲載雑誌を借り出して確認する予定。

 夕方、来年度の授業の件で、非常勤のK先生と少し相談。どんなテキストを使うか悩ましい。その後、明日の講義の準備。苦戦。学生に回答してもらう簡単なクイズをつくり、共同研究室にいた学部生に問題文の意味が分かるか確認してもらったところ、しばらく考えて「まぁ、わかると思いますよ」との返事。大丈夫だろう、多分。

 19時半ごろに退室。

 寝不足のせいで、仕事は捗らないし、間違った判断をするし、難儀な一日だった。ふぅ。


朝のキャンパス、落ち葉が目につく。京都も昨夜は天気が悪かったようだ。


 

2023年11月6日月曜日

11月6日(月):センリョウ(?)

 定時研究室。2時限の支度を終えてから、草稿の確認(II)をして教室へ。TassoのIl messaggieroのつづき。授業終了後、そのまま附属図書館に行って和訳のチェック。今日の一文も長めの文章で手ごわかったはずだが、お一人、わかりやすい日本語でほぼ完ぺきに訳している方がいた。

 研究室に戻って昼食後、昨日までに届いた紀要原稿を(二本)確認し、一部書式を手直ししたうえで、印刷所の担当者さん宛に送信。ふぅ。その後、草稿(III)の確認を始める。途中、メールの返信、講義の準備を挟みながら17時まで。

 帰宅後、急いで家事をこなす。上六に出て作業をするつもりだったが、天候が悪いこともあり自宅に留まることに。


キャンパス内の散歩道で撮影(センリョウ?)


2023年11月5日日曜日

11月5日(日)休み

 昨夜は「眠れない」と騒いだ豚児のせいで、睡眠不足。

 朝食、掃除機がけの後、久しぶりに指の運動(ピアノの稽古)。その後、上六のカフェに赴いて草稿の見直しと修正。

 12時前に帰宅して昼食の蕎麦。食べている最中に、排水溝点検の業者さんが来訪。こちらの不手際を詫びつつ、作業にお付き合い。台所と洗面所の使用を終えた後は汚れが残らないようしっかり水を流すように、との助言をうかがう。

 その後、昼寝を試みるも果たせず。近所の図書館に出かけて、草稿の見直しのつづきと明日の授業の準備。

 『応天の門』の第17巻を読み終える。伴善男がらみの話が動き始めていい感じ。

 阪神38年ぶりの日本一、おめでとう。




2023年11月4日土曜日

11月4日(土)学会

 9時過ぎに家を出て、地下鉄を乗り継いで千里中央へ。そこからタクシーで学会会場の大阪大学外国語学部へ。久しぶりの対面形式。

 同僚の先生の発表と、伊文専修の大学院生のそれを聴く。前者は当然として、後者も高い資質がうかがわれる内容と構成だったと思う。全体として、クオリティーが高い研究発表が多かった。上記院生さんの学会奨励賞の授与の様子も拝見。めでたい。でも明日からは賞のことは忘れて、次また次への心意気でがんばりましょう。

 その後、懇親会から二次会まで。帰路、富山大学のT先生と楽しく懇談しながら谷町四丁目までご一緒する。

 

2023年11月2日木曜日

11月3日(金)祝日、散髪、ジム

 朝食、掃除機がけの後、予約していた床屋で散髪。さっぱりした頭で、上六のカフェに赴き1時間ほど研究。

 帰宅して昼食。それからジムへ。今日も1000メートルほどクロールで泳ぐ。サウナに入ってさっぱりして帰宅。

 一服してから近所の図書館にて1時間ほど研究のつづき。しかし、水泳をした後だったので、舟をこいでる時間の方が長かったような……。小腹がすいたので再度上六に赴き、明石焼きを頂いて帰宅。

 今日も11月とは思えない暑さだった。ふぅ。

11月2日(木)研究、仕事、雑談

 定時研究室。

 午前、同僚の先生にメールの返信、時間割表の修正版を文系共通事務に送信、図書館で草稿の読み直し、研究室に戻って読み直しのつづき。

 昼食後、勉強、読み直しのつづき、メールの送信など。研究室の院生さんに先日の発表の際に気にかかったところ(発表の内容に関してではない)について確認。草稿の読み直しを一通り終えたところで、机のうえを整理し、夕方早めに退室。ふぅ。

 帰宅後、同僚の先生にメールを一通送信してから上六のカフェに。草稿の修正をしてから、結びを書き始める。20時前に帰宅。

 晩、オンラインで雑談。異常気象について。

2023年11月1日水曜日

11月1日(水)25年ぶりの再会

 定時研究室。2時限の準備から。余った時間で、伊語原稿を打ち出して引用箇所の確認作業を始める。印刷所に問い合わせのメールを送信して教室へ。

 授業終了後、原稿催促のメールを新たに一通送信。昼食後、4時限の支度をしてから勉強をすこし、草稿の確認をすこし。

 授業終了後、和訳の採点をしてから、待ち合わせ場所に。出張の合い間に京都に来てくれた、伊文専修のかつてのイタリア人講師マウリッツィさん。約束の時間ぴったりに校舎の前で落ち合って、百万遍の喫茶店でしばし談笑。相変わらずのヘビースモーカーで、間断なく煙草を吸いながら、近況を語ってくれた。

 前日にたまたまK先生とお会いする機会があり、今日の再会の話をしたところ、自分は沖縄で学会があった時に、彼の運転する車でスピード違反の罰金を払わされた、という逸話をうかがう。そんなことがあったのかとマウリッツイさんに尋ねたところ、Kさん? だれのこと、罰金なにそれ? ぜんぜんおぼえていない、という言葉が返ってきて思わず吹き出してしまう。

 帰りしな、2年前の訃報を知らせる。言葉に詰まった様子で、aiuto、と繰り返したのち、

- Ma eri insieme...

- Si', c'eravamo tanto amati..."

誰にも言わなかった言葉を引きだしてもらう。