定時研究室。立替申請書類の作成と提出、授業資料のコピーなど。途中から附属図書館に場所を移して来週の授業の準備。
昼食後、立替申請をもう一件処理した後で、文学部校舎内の11月祭の催しを見て歩く。推理小説研究会のブースにお邪魔して、お勧めの一冊を教えてもらう。担当の二人の学生さん、ともに二回生でそれぞれ文学部と農学部(!)に所属とのこと。ついうれしくなって『WhoDunit Best』を所望。
帰路、梅田でジャンニ・アメリオ監督の『蟻の王』(イタリア語タイトルは、Il signor delle formiche)。同性愛と共産党と知識人。60年代のイタリア社会の問題がよくわかる。「教唆罪」reato di plagioの運用が印象的。ルイジ・ロ・カーショとレオナルド・マルテーゼの渾身のパフォーマンスのおかげで、あっという間の140分だった。エンマ・ボニーノ(Emma Bonino)のカットインに、にやり。
イタリアの新星レオナルド・マルテーゼが日本の観客に向けてメッセージ! 過酷な時代に恋に落ちた詩人と青年の、史実に基づく物語 映画『蟻の王』 - otocoto | こだわりの映画エンタメサイト