2024年8月30日金曜日

"O Fortuna"(カール・オルフ『カルミナ・ブラーナ』)

8月31日(土)
 
 空模様がはっきりしないので大学にはいかず。朝食、掃除機がけの後、上六へ。

 いつものカフェで昼前までいつもの作業。帰宅して昼食にざるラーメンを頂く。

 昼寝をしてから午後遅くに近所の図書館へ。さらにもう一度上六のカフェに行って仕事のつづき。捗らない。

 夕食後、漫画やら小説やらを読みふける。最後にもう一度論文の書き直しに取り組む。つづきはまた明日。

 

 カール・オルフの『カルミナ・ブラーナ』から「おお運命の女神よ」。トロイア王の妃へクバの名が運命の転変の引き合いに出されている(曲内唯一の人物名)。ちょくちょく耳にする曲だが、おもしろいところではオジー・オズボーンがかつてコンサートのオープニングでこの前半部を使用していた。




2024年8月29日木曜日

休み明け、Marco Praloranの論考 "Forme dell’endecasillabo e dell’ottava nell’Orlando Innamorato"

8月30日(金)

 有休休暇が終わったので大学へ。いつもより10分遅れで研究室に到着。

 教務関連の情報確認と連絡、論文の見直しなど。

 文学部図書館に研究書(M. Praloran / M. Tizi, Narrare in ottave, Nistri-Lischi,1988)を返却して再度借り出す。故マルコ・プラローラン先生が執筆したこの本の前半部の論考を折に触れて参照している。ボイアルドの騎士物語の11音節詩行内のアクセント(ictus)の位置を調査して、その情報に基づいて8行詩節のシンタックス構成とその機能を論じた研究。比較対象としてペトラルカやアリオストの詩行内アクセントの傾向も提示されている。ハードワークに基づく明晰な考察。宝物庫のような論文。以前、リモンジェッリ先生がこの本を探しに来たことあり。

 昼食後、雑務と自分の仕事のつづき。台風はまだ大丈夫だが、気にはなるので早めに17時半ごろ退室。

2024年8月28日水曜日

プール、イタリア経済

8月29日(木)

 朝食後に掃除機をかけてから、上六のカフェに行って原稿の見直し作業。昼前に帰宅して即席めんを調理して食す。

 昼過ぎに家族の買い物のために長堀橋へ。無事に用を済ませてそのままプールに。同じレーンで、ハンディーをもった少年が保護者の方に付き添われて泳いでいた。クロール、背泳ぎ、平泳ぎに集中して取り組んでいる。私もさぼらずにクロールの左息継ぎを練習する。おかげでちょっとバランスがよくなったような。

 夕食後、オンラインの雑談。某億万長者の問題発言について(Briatore e l’incapacità dei multimilionari di comprendere la vita reale - THE VISION)。この記事に紹介されているイタリア経済の現状が話題になる。絶対的な貧困層の割合は2005年の調査では3.3%、それが直近では9.7%まで上がっており、教員の月給は手取りで平均1400から1700ユーロ、銀行員で1500、看護師で1700ユーロとのこと。ユーロ高の現状なので日本円に換算するとそれなりの金額にはなる。しかしそれでも低い。他のヨーロッパ諸国とは比較にならない水準とのこと。

 今日で有給休暇はおしまい。ゆっくりできた。

2024年8月27日火曜日

広重展、Verdi「怒りの日」

8月28日(水)

 朝食、掃除機がけの後、阿倍野へ。「広重 摺の極(すりのきわみ)」展。構図、色合いさすが。花鳥画も実によかった。彫師と摺師について考えるところあり。

 昼食を食べて晩ごはんのおかずを買って帰宅。一服してから上六のカフェに行って少しだけノートパソコンに向き合う。

 夕食後、音楽を聴いたり動画を見たり。


ヴェルディがマンゾーニに捧げたRequiem版のDies irae「怒りの日」。Dies iraeはマルコ・ヴェロッキオの『夜の外側』でも使われていたが、日本では深作欣二の『バトルロワイヤル』で有名かもしれない。


2024年8月26日月曜日

マルコ・ベロッキオ『夜の外側』

8月27日(火)

 朝食、掃除機がけの後、有休をとってはいても大学へ。研究室に置いてあるコピーが必要なため。10時過ぎに到着。論文の修正作業を少し進めて、植物に水をやり、部屋の片づけなどをしてから12時過ぎに退室。京橋で昼食、環状線で大阪駅にでて映画。

 『夜の外側』Esterno notte。アルド・モーロ誘拐事件を再構成した作品(政治とカトリックと家族。特にキリスト教民主党の連中とマルゲリータ・ブイが演じるモロの妻。映画の最後に昔のRAIの映像が挿まれ本物のアンドレオッティらの姿も)。前半(I~III)と後半(IV~VI)の二部構成(入れ替え制)で計344分という長さだったが、あっという間に終わっていた。これだけの映画をこの年齢で作るのだから(2022年制作)、マルコ・ベロッキオ監督えらい(1939年生まれ)。

 

京阪京橋駅

『ラストマイル』

8月26日(月)

 有休初日。朝食後の家事(食器洗いと片付け、掃除機がけ、洗濯物をベランダに干す作業など)をしてから、自宅で論文の書き直しに取り組む。合い間に仕事のメールを3通送信。

 昼前に家を出て阿倍野に。映画『ラストマイル』。出演者が強力な布陣、最後まで集中して楽しめた。インターネット通販の巨大企業の職場と、関連する運輸業者の労働環境というテーマもタイムリー。某大河の進出はイタリアでも問題になっている(1年前の記事:"Le politiche di Amazon nei territori svantaggiati")。

 帰宅後、夕方の家事(洗濯物のとり込みと片付け、宅配された食料品の収納など)と金魚の飼育ケースの掃除をしてから上六のカフェに。少しだけ論文のつづき。

 今日もゆっくりできた。明日は少しだけ大学に立ち寄る予定。


近所にこんなポスターが。『ヘカベ、海を渡る』@一心寺シアター倶楽部


2024年8月24日土曜日

休日

8月25日(日)

 朝食後、掃除機をかけてから1時間ほど上六のカフェで仕事。

 昼前に帰宅して昼食にお蕎麦を頂く。

 一服してからプールへ。今日は利用者が多かったので、クロールの左息継ぎの練習はせずにのんびりと泳ぐ。プールを出た後、近くの温泉で汗を流す。いつものお店で一服してから、徒歩で帰宅。夕方、上六まで散歩。

 久しぶりにゆっくり休めた一日。

近所の公園。草むらから虫の鳴き声が聞こえるようになった。


 

2024年8月23日金曜日

研究室

8月24日(土)

 朝食、掃除機がけの後、大学へ。暑い。眠い。でも前向きに。

 論文の書き直しのつづき。今日も苦戦。昼食はカップラーメンとヨーグルト。上等。

 午後、区切りのいいところまで仕事を進めて15時過ぎに退室。

 帰路、上六に立ち寄って明石焼きで小腹を満たす。

 帰宅後、トラブル発生。悟りの境地で鶴田謙二の漫画、小池真理子の短編集など。

2024年8月22日木曜日

業務、有休申請

8月23日(金)

 定時に研究室到着。

 論文の書き直し作業を進めてから諸業務(メールの返信、報告書の確認、同僚の先生からの問い合わせへの対応など)。

 昼食後、報告書を送信、有給休暇の申請。気分転換に附属図書館に行ったものの本日休館。時計台生協で展覧会のチケットを購入して研究室に戻る。

 今日は所用のため早めに退室。

 帰阪して用事を済ませてから上六へ。いつものカフェで小一時間論文とにらめっこ。


直射日光がきついので法学部を通って図書館へ


2024年8月21日水曜日

Tor Bella Monacaの集合住宅

8月22日(木)

 今日も定時に研究室に到着。暑い。
 
 昨日で夏休みの仕事を一つ終えたので、先送りしていたその他の業務に取り組む。教務関連の仕事をしてから、自己評価報告書の作成など。11時ごろに気分転換の散歩を兼ねて百万遍に。いつものヨーグルトを購入。研究室に戻って業務のつづき。

 昼食後、集中附属図書館に行って論文をいじる作業。進まない。17時頃に退館。研究室の片づけをして18時に退室。

 夕食後、久しぶりにオンラインの雑談。ローマ郊外のTor Bella Monacaという街の地域再生プロジェクトについて("Prima rompevamo tutto perché non c’era niente"

 老朽化して犯罪の温床となっている、この界隈の象徴ともいうべき巨大集合住宅(R5)の再建が、地域住民、ボランティア団体、大学の研究者、コムーネ当局の協力によって進められているという話。70年代から80年代にかけて建設された郊外の集合住宅の無秩序と老朽化は、ナポリの "Vele di Scampia" で7月に発生したバルコニー崩壊事故でも取りざたされていた。R5の記事にも紹介されているが、規模が大きいだけにこの種の建物の修繕には膨大な資金とエネルギーが必要になる。プロジェクトがうまく進むといいが。
 Tor Bella Monacaの街並みと人々(Danilo Garcia Di Meo氏の写真)。
 

2024年8月20日火曜日

ELCAS授業(二日目)

8月21日(水)

 定時に研究室に到着。

 資料の差し替え、コピー、一通り内容の確認をして昼食。

 授業の二日目、前日の内容を振り返るところから初めて、ところどころ脱線をしながらも予定していた内容を紹介できた。自分の専門分野にまで至らなかったのは残念だが、イタリア語を読みながら具体的に話をしたのでこれでよかったと思う(最後は漫画を投入)。

 参加した高校生のみなさんは、まじめで、知的好奇心旺盛で、馴染みのないイタリア詩の話を最後まで集中して聴いてくれた。授業終了後の質問も、すべて身のある問いだった(お一人、ペトラルカのCanzoniereの作品数が366という話から「序の1をとったら365なので一年の巡りという意味があるのですか」と質問に来られた方あり!)。遠方から参加いただいた若い方々に少しでも益するところがあったことを切に祈念。

 授業終了後、残っていた学生さんと1時間ほど懇談。高校生の夏休みについて理解を深める。

 研究室に戻って、報告書の作成。18時過ぎに退室。

 

2024年8月19日月曜日

授業

8月20日(火)

 定時に研究室に到着。

 本日の授業の準備(資料の準備、コピーなど)。

 昼食後、自分の仕事をしてから教室へ。

 授業は滞りなく終了。しかし、少し詰め込み過ぎた模様。明日はもう少し緩やかに話ができるよう分量を調整すべし。

 19時過ぎに撤収。

2024年8月18日日曜日

資料作り

8月19日(月)

 定時に研究室に到着。

 午前は、資料の作成と確認、業務など。

 昼食後、資料の確認のつづき。情報が十分でない項目を補強する。

 一区切りついたところで、早めに退室。

 帰宅後、1時間ほど集中して家事。汗をかく。着替えをして上六のカフェに。資料作成のつづきと論文の手直し。苦戦。

 だいぶ前に送信したメールの返事がイタリアから届く。ちょっとタイミングが悪い。

2024年8月17日土曜日

木下佳通代展(中之島美術館)

8月18日(日)

 朝食、掃除機がけの後、地下鉄と京阪を乗り継いで中ノ島美術館へ。「木下佳通代(没後30年)展」。

 その昔、紙を折って線を引いてから、その紙を広げて線の行方を楽しむという子どもの遊びがあったが、類似の手法の作品がいくつか。見え方の変化とプリズムが一つのテーマになっている。フレームのなかの日常品を少しずつ増やして(また減らして)一つづきの写真にして見せた作品や、同一の集合写真にちょっとずつ色をつけて最後は全体がその色になる連作も、見え方がコンセプトになっているようだ。あと自作の記録が几帳面。絵の中の線も。

 試行錯誤の中期の作品を経て、大きな抽象画が並んだ最後の展示室に。柱のような模様(「一」の字を縦にしたような)をキャンバスのあちこちに配した表現が特徴的で、見つけはったなぁ、と思わせる迫力。常に発見に挑んだアーティスト。

 昼過ぎに帰宅して昼食のおにぎりを頂く。

 一服した後、近所の図書館へ。1時間ほど自分も頑張る。


よっ、久しぶり

こちらさんも

2024年8月16日金曜日

プール

8月17日(土)

 朝食後、いつものように掃除機をかける。今日はさすがに休みをとる。大学には行かない。

 午前のうちに、家族に資料を読んでもらい助言をえる。それから徒歩で上六に出ていつものカフェで論文の修正作業。すすまない。

 12時前に帰宅して、昼食の蕎麦を頂く。

 昼寝をしてから、区民プールへ。今日はスイミングスクールが休みだったようで、使えるレーンが多くてのんびり泳ぐことができた。途中から、クロールの左息継ぎの練習。スローモーションのような遅いストロークで左のローリングを練習する。うまくいかないのは、おおもとの体幹が弱いためだと思うが、ちょっとコツがつかめたような。いつもに増してゆっくり泳いでいたせいか、今日はよく声をかけられた。一人のシニョーラから「優雅に泳いでますね」とお褒めの言葉を頂く。でも、単になまけているだけです。

 明日予定が入るかもしれないので、泳いだ後はどこにもよらず。四天王寺さんを眺めながら徒歩で帰宅。

 夕食前に近所の図書館に行って、自分の仕事。途中でノートパソコンの充電が切れたので文献を講読。1時間ほどがんばる。

研究室、今井むつみ/秋田喜美『言語の本質』(中公新書)

 8月16日(金)

 今日は定時に研究室に到着。ふぅ。

 全体の構成を整えつつ、各項目に必要な資料を作る。ようやくゴールが見えてきたような。

 一区切りついたところで、学生さんからの問い合わせに返信。さらに教務掛に業務関連の連絡。

 午後、資料作りのつづき。今日は図書館を使わせてもらう。8月半ばなのに結構な込み具合。学生のみなさん暑いなか頑張っている。

 今日は大文字の送り火、出町柳周辺が混雑する前に帰阪する。

 最近読み終えた今井むつみ/秋田喜美『言語の本質』(中公新書)に有益な情報が多数。言語の起源と習得プロセスに深く関わるオノマトペ、偉大なり。日本語の擬態語・擬音語の豊かさは、アイコンに近いイラストや漫画、アニメの質の高さとも関連しているような気がする。考察の余地あり。音象徴(おんしょうちょう)の話は詩の研究にも重要。例えば、ペトラルカのソネット1第3連の有名な1行:

di me medesmo meco mi vergogno「自分に対して自分自身が恥ずかしい」

この詩行について、タッソは「mで始まる言葉をたくさん使うのが、嘆きの記述にはふさわしい」(『英雄詩論』)というコメントを残している。このmを含む共鳴音の子音(有声子音)の「遅くて元気のない動きに対して」使われる傾向が、本書に紹介されている(『言語の本質』p. 50)。

2024年8月14日水曜日

早朝の停電、研究室

8月15日(木)

 朝のニュースで、関西電力管内の停電により京阪電車が不通と報じられていたので、いつもより遅めに家を出る。

 天満橋で様子を確認したところ復旧までに時間がかかりそうだったので、スタバに避難して自分の仕事。しばらくして運転が再開したのでホームまで下りたが、なかなか電車が来ない。「特急」「快速急行」が運転中止になったそうで、「準急」に乗って出町柳へ。いつもより2時間ほど遅れて研究室に到着。しかし、それなりに仕事と読書はできた。

 残り少ない午前の時間を使って資料の準備。終わらないので13時頃まで作業を延長。

 昼食後、引きつづき資料の準備。気合を入れるために久しぶりにNapalm deathを聴く。

 切りのいいところまで作業を進めて散歩。附属図書館が開いていたようなので、明日からまた使わせてもらおう。

 18時過ぎに退室。

 義理の母親が最近始めたばかりの短歌を投稿したところ、佳作に入選したという話を聞く。このお方ならば、さもありなん。誰も驚かない。


2024年8月13日火曜日

今日も研究室

8月14日(水)

 定時に研究室に到着。

 今日も午前の1時間まず頑張る。しかし、註の情報で調べ直さなければいけない点があり、その確認に時間をとられる。途中までその作業。区切りのいいところで中断して仕事(資料作り)に取り組む。

 昼食後、仕事のつづき。効率が悪いが、資料一つを作成。

 夕方、註の確認を再開。再考の余地がある。

 18時過ぎに部屋の片づけをして退室。附属図書館が休館中なので、集中力を維持するのに苦労している。自分の場合、研究室に閉じこもると効率が落ちる。図書館に行けば少しは仕事が捗る。

2024年8月12日月曜日

研究室へ

8月13日(火)

 ほぼ普段通りに家を出て、定時より20分ほど遅れて研究室に到着。お盆休みで静かなキャンパス。いい感じ。

 最近は午前の方が作業効率が悪いので、集中力を切らさないように注意しながら、とりあえず1時間机に向かう。それから適度に休みつつ正午まで。
 
 昼食後、勉強をしてから仕事。なかなか捗らない。夕方まで頑張って一区切りついたところで気分転換の散歩。キャンパス内のコンビニエンスストアーは今日、明日と休業のようだ。学外まで足を延ばす。

 研究室に戻って、論文の書き直しのつづき。切りのいいところまで作業を進めて18時過ぎに退室。


おもしろい建物






2024年8月11日日曜日

休日、コンサート

8月12日(月・祝日)

 朝食の後、いつもの掃除機がけ。大学に行きたいところだが、午後から用事があるので大阪にとどまる。

 徒歩で上六にでて天井の高いカフェで論文の書き直し。2時間弱頑張る。ドラックストアで買い物をして帰宅。

 昼食にフォーを頂く。

 身支度を整えて、伴侶のお師匠さんのお連れあいさんのコンサートに。しみじみと優しい歌声。イタリア語の曲をいくつか聴けたのもうれしかった。

 帰路、上六によって夕食の食材などを買い込んで帰宅。




2024年8月10日土曜日

休日

 朝食前にすこし机に向かう。

 朝食後、いつもの掃除機がけ。今日はさすがに大学には行かない。

 家の片づけをして休憩(昼寝)したら、いつの間にか正午。

 昼食にカレーつけ麺なるものを頂いてからプールへ。今日はちょと空いていた様子。左の息継ぎを混ぜながらクロールでゆっくり1000メートル強。

 それから近所の銭湯にいって汗を流し、昔ちょくちょく行った老舗の二号店に初めてお邪魔する。一服。

 天王寺の地下を抜けて、谷町筋を歩いて帰宅。

 

  

2024年8月9日金曜日

研究室へ、megaterremoto

 8月10日(土)

 朝食、掃除機がけの後、大学へ。10時半ごろに研究室に到着。

 午前は論文。今日は少し集中できた。

 昼食後、仕事。一区切りついたらもう午後も遅い時間だったので、散歩がてら附属図書館に行って本を返却。

 研究室に戻って再度論文の手直しに取り組む。18時過ぎに退室。

 今朝出町柳でお弁当を購入したところ、以前にご主人から予告されたとおり、値上がりしていた。自分の想定を超える価格になっていたので、ちょっと動揺する。1割は値上げしないだろうと思っていたが読みが甘かった。うぅ。今日はご主人がいなかったが、次にお会いした時にかますツッコミの言葉を思案中。

 先日の地震に関連してイタリアからお気遣いのメールを頂く。"megaterremoto" という言葉を初めて知る。


附属図書館へ向かう途中。16時過ぎ


業務、『アルプスの画家セガンティーニ』

8月9日(金)

 定時に研究室到着。ふぅ。

 メールの返信と業務。12時前に散歩がてら百万遍に出てコンビニでいつものヨーグルトを購入。

 昼食後、滞っていたメールの返信のつづき。返事を出すにあたって確認しなければいけないことがあるのに、その情報が出てこない。いつもは簡単に見つかるはずなのに、見つからない。どうしてこうなる? 試行錯誤しながら、大体のところを確かめて返事を書き送る。

 一服してから他大学の成績入力に取り掛かるが、こちらもうまくいかない。そもそも入力画面にアクセスできない。あきらめて帰宅後にトライすることに。

 気分転換に附属図書館に行く。今日もオープンキャンパスで賑やか。何とか自分の仕事を前進させて研究室に戻り、部屋の片づけをしてから19時前に退室。今日は携帯を忘れないように気をつけたが、帽子を置き忘れてきたことにエレベーターの中で気がついて取って返す。しっかりしなさい。

 帰宅して夕食後、成績入力を再開。今度はうまくアクセスできた。ふぅ。



附属図書館でお借りした久保州子『アルプスの画家セガンティーニ』。セガンティーニはトレンティーノ地方のアルコという町の生まれ。行商人の父の仕事がうまくいかず、当時オーストリア=ハンガリー帝国の一部だったアルコから、まだ幼い時期にミラノに移住している。おもしろいのは、市民権の申請が受理してもらえず、生涯無国籍だったこと。当時は「失地回復運動」(irredentismo)などで北イタリアが騒がしい時代だが、そのような社会情勢に関わることなくアルプスで画業に打ち込んでいる。成功してからも収入を上回る金遣いで借金を積み重ねていたこと、妻思いだったこと、オペラの台本作者のイッリカと親交があったこと、日本でも1900年代初頭からセガンチニの名で紹介されていたこと(大原美術館所蔵の「アルプスの真昼」の購入は1922年)など




 

2024年8月7日水曜日

業務、地震

8月8日(木)
 
 定時に研究室に到着。

 オープンキャンパスの一日だが、それ以外の業務の方が忙しい。イタリアにメールの返信など。いろいろ苦戦……。
 
 夕方、気分転換に附属図書館へ。業務に役立ちそうなシェイクスピアのソネットの対訳本をお借りする。なんとかなればいいが。

 自室に戻っていくつか用事を片付けて19時前に退室。
 京阪特急の車内で、研究室に携帯電話を置き忘れていたことに気がつく。注意不足。うっかりしないように。

 宮崎沖の地震で、気象庁が南海トラフに言及したことを知る。

2024年8月6日火曜日

附属図書館

 8月7日(水)

 定時に研究室に到着。

 昨日と同じく、午前の早い時間に研究、遅い時間に業務。事務に電話で情報を確認してからイタリアの同僚にメール連絡。

 昼食はお弁当の冷やし中華。

 午後、成績の入力。一通り終了。

 今日も気分転換に附属図書館へ。書架に並んでいる本を眺めていると、刊行までに費やされた膨大な量の時間と労力に後押しされるように感じる。自分の研究に励む。

 夕方遅くに研究室に戻り、懸案のメールを送信する。まだ返信が滞っているが、明日にしよう。19時過ぎに退室。

2024年8月5日月曜日

レポート返却

8月6日(火)

 今日は定時に研究室に到着。暑い。

 午前の早い時間は自分の論文、遅い時間から教務関連の業務。

 昼食後、コメントをつけたレポートを返却する。おもしろいテーマが多かったと思う。おつかれさまでした。

 それから気分転換に附属図書館へ。論文と業務。音声学の本をお借りする。

 18時ごろに研究室に戻り、提出書類の作成を始める。ちょっと手間がかかりそう。部屋の片づけをして19時過ぎに退室。

 

 

2024年8月4日日曜日

業務、用事

8月5日(月)
 
 出勤途中でトラブルが生じていつもより10分遅れで研究室に到着。言いたくないが、今日も暑い。

 少しだけ自分の仕事をしてから成績をつける業務。昼過ぎまで。
 昼食後、業務のつづき。仕事の途中だが要件があるので早めに退室する。
 
 用事そのものは無事に済んだが、その過程で新たな案件が出来して予想以上に時間と気力を奪われる。何とかクリアー。

 夕方、上六に出て1時間ほど自分の仕事。大阪は夕立があったのでこれで涼しくなるかと思いきや、蒸し暑い。うぅ。

2024年8月3日土曜日

プール、ホームセンター

 8月4日(日)

 朝食後、いつものように掃除機をかける。ついでに自室以外の部屋の片づけをして大汗をかく。

 一服後、徒歩で上六へ。いつものカフェで論文をやり直す作業。11時半ごろに撤退。

 帰宅後、昼食の冷やしうどんを頂く。一服してからプールへ。小学生で大賑やか。クロールの左息継ぎの練習をまぜつつ、のんびり1000メートルほど。

 それからホームセンターへ。いつもはあびこ筋を行くが、日陰のない大通りはつらいので、教えてもらった近鉄阿倍野駅の南の道を東に降りる。ちょっと遠回りになるけれど、こちらのルートの方がはるかに歩きやすい。無事に買い物を終える。

 いったん帰宅して近所の図書館に赴き、1時間弱論文の書き直しと業務。

 夕方、きんちゃんの飼育ケースの掃除(えらい)。

 来週からまた頑張ろう。

2024年8月2日金曜日

梅田で映画

8月3日

 暑い。朝食後、週末恒例の掃除機がけ。

 業務が残っているので上六に出てカフェで11時過ぎまで頑張る。

 12時前に自宅に戻って昼食の冷やし中華を頂く。

 谷町線の東梅田からJR大阪駅改札付近の人ごみを抜けてグランフロントに出て、炎天下遮るものが何もない仮設道路を映画館まで歩いていくことを考えると億劫になるが、頑張る。アリーチェ・ロルヴァケル監督『墓泥棒と失われた女神』(La chimera)。エトルリアの遺跡が主題の一つになっているのでトスカーナのティレニア海沿岸に近い町が舞台と思われるが、時代はいつの設定だろう(ちょっとレトロな雰囲気がある)。優しい視線の映画。

Come Gli Uccelli In Volo - LA CHIMERA Official Soundtrack:


 いったん帰宅して徒歩で上六へ。仕事をしに行くつもりが、小腹が空いていたためについ明石焼きを食べてしまう。それから思いつきで千日前筋を東に進み、JR環状線の下にある飲食店を久しぶりに訪問。くつろぐ。以前よく見かけたお兄ちゃんがカウンターの定位置にいたのであいさつして店を出る。帰路、土産のケーキ。

2024年8月1日木曜日

てんてこまい

8月2日(金)

 定時に研究室に到着。今日も暑い。

 レポートの採点を少し進めてから、論文の書き直し作業。それから文学史のレポート評価のつづき。

 昼食後、自分の勉強をしてから附属図書館へ。ちょっと空いてきたようだ。業務(複数)と別の授業のレポートの採点など。

 一区切りついたところで研究室に戻り、意見を求められていた案件について渾身の報告を書き送る。多少的外れでも、言うべきことを言わずに後で後悔するよりはるかにまし。レポートの評価を同僚の先生にお知らせして19時過ぎに退室。まだ業務が残っているし、新たな仕事も舞い込んでいるが、また来週。ふぅ。