2024年8月17日土曜日

木下佳通代展(中之島美術館)

8月18日(日)

 朝食、掃除機がけの後、地下鉄と京阪を乗り継いで中ノ島美術館へ。「木下佳通代(没後30年)展」。

 その昔、紙を折って線を引いてから、その紙を広げて線の行方を楽しむという子どもの遊びがあったが、類似の手法の作品がいくつか。見え方の変化とプリズムが一つのテーマになっている。フレームのなかの日常品を少しずつ増やして(また減らして)一つづきの写真にして見せた作品や、同一の集合写真にちょっとずつ色をつけて最後は全体がその色になる連作も、見え方がコンセプトになっているようだ。あと自作の記録が几帳面。絵の中の線も。

 試行錯誤の中期の作品を経て、大きな抽象画が並んだ最後の展示室に。柱のような模様(「一」の字を縦にしたような)をキャンバスのあちこちに配した表現が特徴的で、見つけはったなぁ、と思わせる迫力。常に発見に挑んだアーティスト。

 昼過ぎに帰宅して昼食のおにぎりを頂く。

 一服した後、近所の図書館へ。1時間ほど自分も頑張る。


よっ、久しぶり

こちらさんも