2025年12月14日日曜日

休日?

 朝食、掃除機がけの後、水草のガラス鉢(その二)をきれいにする。

 雑用をすませてから親戚宅へ。2時間ほど書斎をお借りする。

 いったん帰宅して、昼食に即席めんを頂く。金ちゃんのお住まいをきれいにしてから親類宅を再訪。2時間ほど研究(紀要論文の執筆)。あともう少し。

 帰宅後、明日に備えて業務をちょっとだけ進める。

2025年12月13日土曜日

研究室へ

 朝食、掃除機がけの後、水草(&タニシ)のガラスケースをきれいにしてから大学へ。

 12時前に研究室に到着。

 1時間ほど研究をしてから昼食のおにぎりを頂く。

 それから来週の授業の準備、業務をこなして、研究のつづき。捗らない。切りのいいところまで進めて19時ごろに退室。ふぅ。

 

2025年12月12日金曜日

赤ちゃん!

 定時に研究室に到着。

 早めに附属図書館に移動。1時間少し机をお借りして研究。

 自室に戻って業務と授業の準備。

 昼食後、支度を整えて3時限の教室に入ったところ、院生さんとかわいらしい赤ちゃんが。落ち着きのある、利発そうなお子様。こちらも満面の笑顔になる。今日は大学まで散歩にお越しとのこと。またいつでもどうぞ。

 授業終了後、研究室に戻って、業務と研究のつづき。試作した説明文を事務に送信して、19時過ぎに退室。良い一日だった。

2025年12月11日木曜日

会議、業務

 定時に研究室に到着。

 通勤電車で読み直した報告書を更新して、同僚の先生にお送りする。それから大急いでZOOM会議に出席。

 終了後、散歩がてら百万遍のドラックストアへ。ヨーグルトを購入。安い。

 研究室に戻って、先人の業績を調べる。自分も頑張るべし。

 午後オンラインの会議に参加。

 終了後、一服してから業務と研究。明日の授業の準備を始めたところ、調べることが次々出来して気がついたら19時。机のうえを片づけて帰宅。

 

2025年12月10日水曜日

授業(歴史講読)ほか

 定時に研究室に到着。

 早々に自分の仕事に取りかかる。苦戦。午前中に完遂する予定だったが果たせず。

 昼食後、4時限の準備、研究室の掃除など。

 今日の歴史講読で読んだ一節:

Nel 1500, della popolazione mondiale di 450 milioni di abitanti, il 20% era composto da popolazioni relativamente arretrate che praticavano il debbio oltre che da nomadi, pastori, allevatori, che vivevano ai margini delle civiltà agricole. 

農業文明の周縁という考え方が面白い。そこにいるのが遊牧民や牧人たち、中心にいるのが土地を耕作する人たち。

 授業終了後、自分の仕事のつづき。捗らない。明日に持ち越し。

 21時過ぎに退室。


2025年12月9日火曜日

非常勤、Lia Piano

 朝一で非常勤の授業。前回に続いてクルーズ船による大規模な人の移動と、グローバル化(財・物資・サービスの大規模かつ高速な流れ)についての解説を読む。

 11時過ぎに百万遍に到着。

 今朝の授業のアフターケアーをしてから昼食。

 午後、極端に仕事の能率が落ちる。理由ははっきりしている。諸悪の根源、寝不足。昨夜は早めに床に就いたが、家のなかが騒がしくて寝つけず。簡単な勉強をして調子を上げる。

 夕方、自分の仕事を切りのいいところまで進めて17時前に退室。

  帰宅後、家事。それから近所の図書館で1時間ほど研究。

  建築家レンツォ・ピアーノの娘さんLia Pianoの、人形Kenとの40年ぶりの再会を巡る捧腹絶倒のエッセイ。おもしろい方だな。おもちゃをいじめてしまった経験は自分にもあり:“Mi sono fatta ghostare anche da Ken. Mal’ho ritrovato, e ci siamo perdonati”。

2025年12月8日月曜日

授業(タッソ、文学史)

 定時に研究室に到着。急いで書類を打ち出して事務に提出。ふぅ。

 それから今日の授業の準備にとりかかる(資料のコピー、課題の作成など)。時間が余ったら自分の仕事を進めるつもりだったが、そのような余裕はなかった。2時限の教室へ。

 今日よんだタッソのIl messaggieroの一節:

 De la unione de’ principi -rispose- de la quale niuna cosa può esser più giovevole a le città: percioché molte cose dette in un modo sono più acconcie a congiunger gli animi ne l’amicizia che dette in un altro, e molte in una maniera possono disunirle che in un’altra non possono. 

(訳)「(大使の技は)君主たちの融和のみなもとたりえる」と聖霊は答えた「これ以上に都市において有益なものはありえない。というのも、ある仕方で言われた多くのことが、別の仕方で言われた場合よりも、君主たちの精神を友情のうちに結び合わすのにいっそうかなっているし、またある様態で言われた多くのことがらが、別の仕方であればそうなりえないのに、彼らの心を離反させる可能性があるからだ。

 人を説き伏せる修辞技法の功罪が語られている。センテンス末尾のcheをどうとるか、文法的におもしろいところ。

 授業終了後、急いで自分の仕事に対処する。院生さんにメールを送信してから3時限の教室へ。マキァヴェッリと『君主論』について。

 研究室に戻ってようやく昼食の弁当を頂く。

 明日の授業の準備をして夕方少し早めに退室。

 帰宅後、家事。それから親戚宅へ。1時間半ほど書斎をお借りする。


 

2025年12月7日日曜日

休日?

 朝一で水草の鉢をきれいにした後、朝食をとり、掃除機をかける。

 家族のテクニカルな相談事に対応してから親戚宅に向かったところ、道すがら、買い物に出かけるご本人にばったり出くわす。お宅には誰もいないので、午後に改めて訪問することにして、自分は近所の図書館に方向転換。1時間ほど自分の仕事に取り組む。

 いったん帰宅して、昼食に即席めんを頂く。

 午後、自宅の机で少し研究を進める。それから満を持して親類宅へ。19時近くまで書斎をお借りして仕事と授業の準備。

 帰宅後、金ちゃんの飼育ケースの掃除など。やることが次から次。

2025年12月6日土曜日

大学へ。カマキリ(mantide)

 朝食、掃除機掛けを済ませて、水草の鉢(その1)をきれいにしてから大学へ。11時ごろに研究室に到着。

 今日も附属図書館で研究と自分の仕事。13時過ぎに自室にもどって昼食のおにぎりを頂く。

 月曜日の授業の準備をしてから再び図書館へ。仕事のつづき。

 同僚の先生に書類を送信。20時前に退室。

 サルデーニャ島で新種のカマキリが発見されたとのこと。びっくり。日本では生態系の調査が進んでいるので、昆虫の新たな種が見つかるとすれば、マイナーな目につかない類だと思う:"In Sardegna è stata scoperta una nuovaspecie di mantide"。

2025年12月5日金曜日

授業、業務、久しぶりの再会

 定時に研究室に到着。

 来訪予告に返事を送ってから、図書館にて研究と自分の仕事。11時ごろに退館。

 研究室に戻って3時限の準備など。

 昼食後、速やかに教室へ。今日の授業ではソネット196の第四連について質疑応答:

 Torsele il tempo poi in più saldi nodi,

et strinse ’l cor, d’un laccio sì possente,

che morte sola fia ch’indi lo snodi.

この"nodi"は、編んだ髪の縒り合された部分を指していると考えられる。日本語にするとどのような表現になるのだろうか。

 授業終了後、急いで研究室に戻って部屋を片付ける。15時過ぎに客人ご到着。かつての同僚ダニエーラ・ヴァガータ先生。近況と今後の予定について話しあう。今回の来日では関西在住のご友人たちにあいさつ回りをしているそうで、在職中にお世話になった大学の事務員さんにこれからご挨拶に行くというので、今は別の部署で仕事をされているその方のもとまでご案内する。

 夕方、今日の和訳の課題のチェック、教務関連の作業、自分の仕事などをして20時ごろに退室。

2025年12月4日木曜日

研究と仕事、煮干し

 定時に研究室に到着。

 メールの返信を送ってから、今日も附属図書館へ。自分の仕事と研究に取り組む。

 11時過ぎに自室に戻って教務関連の業務。

 昼食後、勉強と明日の授業の準備。

 夕方、再び図書館へ赴き、研究のつづき。

 18時過ぎに自室に戻って仕事のつづき。19時に退室。

 そういえば、先日研究室の前の廊下にごみが落ちていたので拾い上げたところ、煮干しだった。なぜこんなところに? 胴体だけだったので、出汁にこだわる学生さんがご近所に暮らしているのかもしれない。

 

2025年12月3日水曜日

歴史講読ほか

 定時に研究室に到着。

 自分の仕事と研究に取り組む。合間に事務に電話を入れて業務に関する情報を確認。仕事の効率が上がらないので、久しぶりに附属図書館を使わせてもらう。11時半ごろに退館して、そのまま百万遍へ。ドラックストアでヨーグルトなどを購入。

 自室にもどって授業の準備。

 昼食につけ麺を頂く。それから4時限の支度と自分の仕事のつづき。

 今日の歴史講読は、アルプス以北のヨーロッパの地勢について。大西洋からウラル山脈に至る巨大な平野の潜在的な可能性が、農業技術の発展とともに開花したという説明を読む。

 授業終了後、和訳の課題の確認をしてから、いま一度附属図書館へ。自分は自室にいると、どうも気が緩みがち。親類の書斎を使わせていただくのも同じ理由から。19時ごろに退室。

2025年12月2日火曜日

授業(crocieraについて)、業務など

 朝一で非常勤の授業。

 今日読んだ個所は、ヴェネツィアに停泊する大型クルーズ船の写真とその解説。四つの寄港地(チヴィタヴェッキア、ヴェネツィア、サヴォーナ、ジェノヴァ)を擁するイタリアは、ヨーロッパで船の旅行客をもっとも多く受け入れている国とのこと(2015年は680万人)。大型客船がもたらす環境の問題と経済的な価値が紹介されている。また国際的な人の流れがグローバル化を推し進めているという見解が述べられている。

 11時過ぎに百万遍に到着。
 
 昼食後、急いで支度をして教務掛へ赴き業務をこなす。

 自室に戻って、自分の仕事、研究、今朝の授業の課題の採点など。

 夕方、早めに退室。帰宅後、家事。それから親戚宅に赴き1時間半ほど書斎をお借りする。

2025年12月1日月曜日

授業(タッソ、文学史)

 定時に研究室に到着。メールの返事を送信してから授業の準備にとりかかる。

 2時限の教室で読んだ一節:

«Se ben la verità» rispose «per se stessa è buona e la menzogna rea per sé, nondimeno ne le cittadinanze è tolerato che i principi e i magistrati le dicano per utilità de’ soggetti, come a’ medici è lecito di dir la bugia per salute de gli infermi.

(訳)「たとえ真実は」精霊は答えた「それ自体で良く、嘘はそれ自体で悪いのであれ、にもかかわらず市民の間では、君主や司法官が家臣の利益のために嘘をつくことは許容されている、ちょうど病人の健康のために嘘をつくことが医師に許されているのと同様に」

この一節の病人をだます医師の譬えは、ルクレーティウスが『事物の本性について』で引き合いに出している、甘い蜜を器の縁にぬって苦い薬(にがよもぎ)を子どもに飲ませる医師の手管を踏まえていると思われる(第一巻936行~)。

 昼食後、速やかに支度をして3時限の教室へ。今日の文学史の授業では、ベンボの『俗語論』に即して16世紀初頭の言語論争を説明する。次いで、「技」「技術」(arte)と「自然」(natura)の関係について、カスティリオーネの『宮廷人』とタッソの『フィチーノあるいはアルテについて』の一節をみながら概説する。

 授業終了後、明日の非常勤の準備など。
 
 部屋の片づけをして夕方早めに退室。

 帰宅後、家事をしてから親戚宅へ。1時間ほど書斎をお借りする。