2025年10月31日金曜日

ソネット192、映画

 定時に研究室に到着。

 仕事を進めてから、3時限の準備。途中、注意喚起のメールに気がついて、急いで書類を送信する。今日が締切りと思っていたが、期日を一日過ぎていた。すみません。

 昼食後、支度を調えて教室へ。ソネットの191と192を精読する。後者の冒頭部:

   Stiamo, Amor, a veder la gloria nostra,
cose sopra natura altere et nove.
Vedi ben quanta in lei dolcezza piove,
vedi lume che 'l cielo in terra mostra.
  Vedi quant'arte dora e 'mperla e 'nostra
l'abito eletto, et mai non visto altrove, [...]

 愛の神よ、私たちの至福を眺めよう、
自然を凌駕する気高く稀有な存在を。
ほら見て、どれだけの美が彼女にそそがれているか、
見て、天が地上に示してくれる光を。
 見て、どれほどの技が金、真珠、緋をほどこすか
余所では見られたためしのない、えり抜きのその衣服(身体)に。

2行目のnatura「自然」と5行目のarte「技」「アルテ」がリンクしている。後者は、自然以上の美を生み出す神の「技」。
 授業終了後、和訳の課題を確認して、11月の催しの準備(看板の予約など)をする。

 夕方、メールを送信してから退室。
 
 阿倍野に寄って映画『チェンソーマン レゼ篇』を観て帰宅。

2025年10月30日木曜日

予行演習、発送作業

 定時に研究室に到着。

 午前は若手研究者の学会発表予行演習。持ち時間との兼ね合いで、取り上げるテーマを絞った方が良いのでは、という方向で議論が進む。博士論文の構成から発表の技術的な問題まで、大小さまざまなトピックについて、参加者のみなさんから有益な意見が寄せられる。

 授業終了後、百万遍でヨーグルトを購入。

 昼食後、発送作業のつづき。途中、文学部図書館に行って書籍の返却、図書受入掛に立ち寄って届いた本の配架依頼、さらに時計台生協に赴いて封筒の購入など。

 部屋の片付けをして夕方早めに退室。
 
 帰宅後、自宅近くの郵便局に発送物の一部を託す。
 
 

2025年10月29日水曜日

作業、授業、オスカル様

 定時に研究室に到着。

 発送作業を進めてからパソコンのセットアップのつづき。Office、Dropbox、adobeを慎重にインストールし、後二者を旧パソコンからアンインストールする。

 11時過ぎに散歩がてら百万遍の郵便局に行き、海外への荷物発送について情報を確認する。

 研究室に戻り、立替請求書を作成。

 昼食後、4時限の支度。今日の歴史講読では、植物(作物)のエネルギーとそれに基づく人と家畜による仕事が近世までのヨーロッパ経済のほぼすべてだったという概説を読む。水力・風力の使用(水車、風車)も全体からみるとわずかな貢献に過ぎなかったようだ。

 授業終了後、和訳の課題を確かめてから、気分転換に北部キャンパスを散策。

 夕方、滞っていたメール連絡・返信にとりかかる。19時ごろに退室。

  ヴィスコンティの『ヴェニスに死す』でタッジオ役をつとめたビョルン・アンドレセンの追悼記事:"Morto Björn Andrésen, il “ragazzo più bellodel mondo” nel film di Visconti"
「世界で最も美しい少年」の、ヴィスコンティとの確執とその後の歩み。池田理代子のオスカル様の造形に、アンドレセンが影響を与えていたこともふれられている。

農学部の畑


 

2025年10月28日火曜日

授業、"Milano da bere"

 朝一で非常勤。急速に消費が拡大する80年代のイタリアを象徴する写真(おもちゃ売り場)の解説を読む。消費とセットになるのがコマーシャル。今日読んだ個所でもCMのキャッチコピーが取り上げられていたので教室にてご覧頂く。Amaro Ramazzottiの宣伝 "Milano da bere":


ポジティブ、楽天的なこの雰囲気。今から見ると牧歌的な上り坂。

 11時過ぎに研究室に到着。今朝の授業の整理をしてから昼食

 午後、自分の研究を進める。
 
 夕方、少し前に購入したパソコンのセットアップを再開する。設定を終えてようやく使えるようになったと思ったら、one driveの押し売り同期が始まったので慌ててストップをかける。油断ならないぞ。

 夕方、少し早めに退室。帰宅後、今日も家事。

2025年10月27日月曜日

授業、その他

 定時に研究室に到着。

 2、3時限の支度。余った時間で事務作業に取りかかる。

 午前のタッソ(Il messaggiero)の授業では、難しい箇所をゆっくり確認する。ひとえにテクストの読解力を培うため。いつも話しているとおり、研究に行き詰まったら原文に立ちもどることが大事。イタリア語の一次資料を読み直すことが何より大切。

 3時限の文学史の授業は騎士物語について。15世紀のフィレンツェにおける騎士物語と人文主義の関係を確認しながら、ルイージ・プルチの『モルガンテ』の一節をご紹介。

 授業終了後、研究室に戻って事務作業のつづきと、明日の非常勤の準備。

 夕方早めに退室。

 帰宅後、家事。

 晩、親戚宅にお邪魔して1時間ほど書斎をお借りする。

2025年10月26日日曜日

映画、丸善

  朝食、掃除機がけの後、水草(&タニシ)と金魚の金ちゃんの鉢ををそれぞれ掃除。バタバタしているうちに時間が来たので梅田に。

 目当ての映画の始まりが、いつのまにか1時間遅れの13時過ぎに変わっていたので、待ち時間の間に研究。ノートパソコンをもっていて助かった。

 退館後、地下鉄で阿倍野に戻り、丸善で贈り物の文具を購入。17時になろうという頃合いに、遅い昼ご飯。

 帰宅後、ちょっとした家事。がんばる。

2025年10月25日土曜日

研究室、プール

 朝食、掃除機がけの後、大学へ。11時前に研究室に到着。

 月曜日の授業の準備。15世紀のフィレンツェの詩人ルイージ・プルチについて資料の情報を更新する。ファイルをPandAに掲示して一通り終了。

 昼食にヨーグルトを食す。

 同僚の先生からの問い合わせに返信を書き送る。遅くなりましてすみません。

 15時半ごろに退室。

 帰路、上六のスーパーに立ち寄って買い物をしていたら、よく見る人に出くわして荷物持ちをさせられる。大粒の雨が降り出したので、折り畳み傘を相手に貸して、自分は定期を使って地下鉄で帰る。最寄りの駅から自宅まではわずかな距離だがそれでもびしょぬれ。

 せっかくなので、濡れたついでにプールへ行く。1000メートルほどゆっくり泳いですっきり、さっぱり。

 まっすぐに帰宅。


 

2025年10月24日金曜日

会議、授業(ペトラルカ)

  定時に研究室に到着。

 会議の予習。前日におおよそ確認していたので、ざっと資料に目を通して再確認。一つアクセスできないフォルダーがあったので、事務にお尋ねして対応を確認(よく見ると資料に説明が出ていたが、自分の中でそれとこれとが結びつかなかったようだ)。

 会議終了後、報告メモを作成して事務にご連絡。

 昼食後、急いで3時限の支度。今日読んだソネット(190)に次のような一節あり:

«Nessun mi tocchi», al bel collo d’intorno

scritto avea di diamanti e di topazi,

«libera farmi al mio Cesare parve».

「誰もわたしにふれるなかれ」とその美しい首のまわりに

金剛石とトパーズで記していた

「わたしを自由にしておくことをわがカエサルは好まれた」

これは詩人の前に現れた女鹿(=ラウラ)の姿を歌った箇所。16世紀の英国詩人トーマス・ワイヤット(1503-1542)のソネットに、ペトラルカのこの一節を踏まえた鹿の描写があることを授業参加者のお一人から教えて頂く。

 新約聖書(「ヨハネによる福音書」20 17)には、「イエスは彼女に言われた、「わたしにさわってはいけない。わたしは、まだ父のみもとに上っていないのだから」という一節がある(復活したイエスがマグダラのマリアにかけた言葉)。「わがカエサル」という言葉は多くの注釈者の記すように「神」を含意しているのだろう。

 授業終了後、課題の確認。滞っていた連絡をイタリアに送信。

 仕事が山積しているが明日に回す。18時前に退室。

2025年10月23日木曜日

授業、業務ほか

 今朝は定時に研究室に到着。

 返事を怠っていたメールに対応。複数の部署に電話をかけて、こちらがなすべきことを把握する。一区切りついたところで授業の準備。

 院生さんによる来月の学会発表の予行演習、今日は時間を計ってのトライアル。落ち着いて原稿を読んで十分に収まる分量だった。聴いていてちょっと分かりにくかったところを確認。他の先生と若手研究者からも、有益なコメントが寄せられる。

 セミナー終了後、百万遍まで歩いてヨーグルトをまとめ買い。

 昼食後、明日の会議の準備。資料が多くて手間取る。がんばる。

 一服がてら吉田南の図書館に。目当ての書籍がなかったので自室に戻って検索し直してみたら、ちゃんと文学部図書館に収蔵されていた(南図書館にあるのは『モリエール全集』5巻のうちの1巻のみ)。

 夕方、後輩の先生がご来室。いろいろお世話になります、とこちらからご挨拶。

 17時過ぎに退室。帰路上六に立ち寄って、不注意にも先週予約をすっぽかしてしまった(!)散髪をすませて帰宅。

2025年10月22日水曜日

仕事、授業

 京阪電車のトラブルでいつもより10分遅れて研究室に到着。
 
 自分の仕事に取り組む。11時過ぎに一区切り。いくつか調整をして一つ完成。ふぅ。

 昼食後、3時限の準備をしてから自分の仕事の残り。なかなか捗らない。
 
 授業は、ちょっと難しいところがあったため丁寧に読み進める。正確に意味をとれないところがあっても、どうして取り違いをしたかが分かれば大きな進歩。前向きにがんばろう。

 終了後、自分の仕事のつづき。20時半過ぎに一通り終了。書類の見直しをしてメールでお送りする。21時半に退室。明日も忙しい。

2025年10月21日火曜日

非常勤ほか

 朝一で非常勤。授業終了後、学生さんから手術のため来週は欠席するとの連絡が。どうぞお大事に。

 帰路、いつもの電車に乗り遅れたため11時半過ぎに研究室に到着。

 昼食を挟んで、自分の仕事にいそしむ。

 20時に退室。ふぅ。

2025年10月20日月曜日

授業など

 定時に研究室に到着。

 2時限と3時限の準備。コピーをとったり、ファイルをアップしたり、忙しい。

 午前のタッソの授業は、Il messaggieroのちょっと厄介な箇所を精読する。今日の和訳の課題はいま一つの結果。みなさん頑張ろう。

 昼食後、パソコン内の資料を確認して午後の授業の教室へ。ローマ出身の人文学者Lorenzo Vallaを紹介してから新プラトン主義の説明。ピコの伝記情報まで。

 研究室に戻って授業のアフターケアをした後、自分の仕事。

 夕方早めに退室。帰宅後、結構ハードな家事。

 晩、親戚宅へ。1時間ちょっと書斎をお借りする。

 

2025年10月19日日曜日

休日(?)

 朝食をとり、掃除機をかけたら、もう11時過ぎ(自分は早起きしていたが家族が寝坊したため)。

 急いで支度をして親戚宅へ。朝飯前に少し進めておいた自分の仕事のつづき。

 13時前にいったん帰宅して即席めんを頂く。一服してから再度親戚宅へ。18時まで書斎をお借りして自分の仕事。一区切りついたところで上本町まで散歩。
 
 帰宅後、金ちゃんの飼育ケースの掃除、明日の授業の準備など。

2025年10月18日土曜日

研究室へ、予期せぬ訪問

 朝食、掃除機がけの後、大学へ。11時前に研究室に到着。自分の仕事。

 12時過ぎに、出町柳で買ってきたお弁当を食す。

 午後、明日の授業の準備。これは楽しい。一区切りついたところで自分の仕事を再開。

 机に向かっている最中に、扉がかるくノックされたようなので、ちょっとお待ちくださいと声をかけてシャツを羽織る(Tシャツ一枚のくつろいだ格好だったので)。ドアを開けたら、伊文専修の卒業生の笑顔が。そのお友達でイタリア語を受講されていたという法学部の卒業生の方もご一緒。しばし近況についてお話をうかがう。人生の節目を迎えられているようなので万事うまく進むことを祈念。

 自分の仕事が煮詰まってきたのでキャンパス内を少し散歩。自室に戻って19時前まで作業のつづき。

2025年10月17日金曜日

授業、業務

 定時に研究室に到着。

 自分の仕事、3時限の準備など。

 10時半過ぎに気分転換の徘徊。文学部図書館に拙著を一部寄贈する。イタリアから荷物が届いたようなのでメールボックスに赴き、無事回収。

 昼食後、速やかに3時限の教室へ。ソネット188と189。アヴィニョン近郊の丘から、カリブディ(メッシーナ海峡)の真冬の荒れた海へ、大きな場面転換が効いている。

 授業修了後、百万遍の郵便局から封筒を一通発送。

 自室に戻って、スライドの手直し、同僚の先生への返信、自分の仕事のつづきなど。

 19時半頃に退室。

2025年10月16日木曜日

教授会、交流会、書籍到着

 定時に研究室に到着。

 自分の仕事。11時前に小雨のなか、百万遍に出てヨーグルトをまとめ買い。

 明日締め切りの業務を再開する。

 昼食後、自分の仕事のつづきをしてから教授会(ZOOM)にアクセス。

 夕方、文学研究科と人文研の集い。双方お一人ずつの研究発表(倫理学と中国語)を聴講する。とても面白い。

 メールボックスに届いていた荷物を回収。ちょっと不思議な事態になっているため(一部未着)、イタリアに問い合わせのメールを送信。ふぅ。

 スライドの修正をして20時ごろに退室。

 

2025年10月15日水曜日

授業ほか

 定時に研究室に到着。

 今日は月曜授業なので2時限、3時限の支度に取りかかる。どちらもすでにある程度準備は終えていたが、後者の資料のPandAへの掲示に手間取る。一通り確認をして急いで2時限の教室へ。TassoのIl messaggiero、スムーズに読み進める。

 研究室に戻って和訳の課題をチェックし、次の授業の支度をする。
 
 3時限の文学講義ではフィレンツェの人文主義について紹介。授業終了後、学生さんから相談をうける。ご本人のために万事うまく進むことを祈念。

 自室に戻って、遅い昼食。
 
 夕方から自分の仕事。19時過ぎまでがんばる。退室間際に、失念していた問い合わせへの回答を送信(2件)。

2025年10月14日火曜日

非常勤、業務

 朝一で非常勤。テクスト内にでてくる文法事項をちょっと丁寧に説明。切りのいいところまで読み終えて、70年代のCanzoneを一曲視聴する。学生さんあまり関心がない様子。次はもう少しセレクトを考えてみよう。

 11時過ぎに百万遍に到着。

 和訳の課題の採点と、明日の授業の準備を少ししてから昼食。

 午後は、スライドの見直しなど。一通り確かめてから事務に送信。

 夕方からようやく自分の仕事。部屋の片づけをして17時ごろに退室。

 帰宅後、家事。晩、親戚宅にお邪魔して1時間ほど書斎をお借りする。

2025年10月13日月曜日

研究室

 朝食、掃除機がけの後、大学へ。11時過ぎに研究室に到着。
 
 スライド作りの最中に、重要な項目がもとの資料本体に入っていないことに気がつく。その情報を整理して、説明文を作成する。この対応で今日の業務はほぼ終わり。
 
 明日の授業の準備(和訳問題の作成)をして19時ごろに退室。くたびれた。

2025年10月12日日曜日

休日

 朝食、掃除機がけの後、親戚宅へ。
 
 書斎をお借りして、1時間ちょっと自分の仕事。蔵書のなかに面白い一冊があり、今日も気分転換に少し読ませて頂く。

 昼過ぎに帰宅。ざるそばを頂く。
 
 家庭の用事(帰省の新幹線の予約)を済ませてから区民プールへ。クロールで1000メートルほどゆっくり泳ぐ。平泳ぎとクイックターンも少し練習。

 帰宅後、金ちゃんの飼育ケースの掃除。散歩。
 
 夕食後、少しだけ自分の仕事を進める。

2025年10月11日土曜日

研究室

 朝食、掃除機がけの後、大学へ。11時過ぎに研究室に到着。

 スライド作り。昼食を挟んで、そのつづき。

 途中で煮詰まってきたので、自分の仕事を入れて気分転換。

 夕方、ようやく一通りスライドを並べ終える。分量の調整は明日以降に。

 19時ごろに退室。ふぅ。

2025年10月10日金曜日

授業、スライド作り

 定時に研究室に到着。

 午前は、自分の仕事と授業の準備。

 昼食後、速やかに3時限の教室へ。ソネット187、後半の二連が難しい(文法的に読み解くのが)。注釈を参照しながら最善の解釈を検討。最後に、注釈を無視して、cheを関係代名詞(あるいは単純に代名詞)としてとるのが一番整合的な理解になるのではないかと提案する。

 研究室に戻って、提出頂いた和訳の確認。

 それから業務のスライド作り。苦行。一服したところで息抜きの散歩。

 自室に戻ってスライドのつづき。19時過ぎに退室。ちかれた。

2025年10月9日木曜日

会議、業務

 定時に研究室に到着。ちょっと蒸し暑い。

 自分の仕事に取り組む。あともう少し。一区切りついたところで業務のスライド作り。大変。

 共同研究室に来ていた院生さんに、学会発表の予行演習のスケジュールを確認。

 昼食後、ZOOM会議。来年度の授業を担当してくださる新任の先生(非常勤)をご報告。その後、学内の重要案件について情報を教えて頂く。

 会議終了後、気分転換の散歩。自室に戻ってスライドの作成。
 
 19時半頃に退室。

2025年10月8日水曜日

授業、業務

 定時に研究室に到着。

 自分の仕事と授業の準備など。

 昼食後、先延ばししていた業務にとりかかる。スライド作り、苦しい。

  4時限の歴史講読は、簡にして要を得た地中海史の論考(エネルギーと環境について)を読んでいる。平易な文体で分かりやすい。成句などを確認しながらゆっくり読解。

 授業終了後、気分転換に散歩。

 研究室に戻ってスライド作成のつづき。苦行。

 夕方遅い時間から、自分の仕事を再開。切りのいいところまで進めて19時半頃に退室。

2025年10月7日火曜日

非常勤、業務、トラブル対応

 朝一で非常勤の授業。70年代のローマで撮られた若者の写真の解説を読み始める。68年運動とsessantottinoという言葉から、自立的労働者など、鉛の時代(anni di piombo)の状況を紹介する。赤い旅団とネオ・ファシストの一連のテロ行為にも簡単にふれる。いつの時代、どんな場所にも、どうしようもないクズがいる。

 いつもどおり11時過ぎに研究室に到着。

 昼食後、少しだけ自分の勉強をしてから業務。思っていた以上に手間取る。校正した資料を送信して一区切り。

 一服しがてら、荷物の発送状況を確認したところ思いがけないトラブルが発生していることに気づく。電話で確認をしたところ、その説明がまた不親切で往生する。事務に相談して、再度状況確認の電話をしてようやく状況がクリアーに。自分の力ではどうにもならないことなので仕方がない。メールで先方に対応を依頼。幸いなことに状況はすでに共有されていて適切に退所してもらった模様。

2025年10月6日月曜日

授業("Il messaggiero"と文学史)

 定時に研究室に到着。

 授業の準備。おおよその用意はしていたのでざっと資料に目を通す。文学史の講義用にPDFを作成。一区切りついたところで自分の仕事。

 2時限はTassoの対話作品 Il messaggiero のつづき。昨年度の後期の最後に読んだ箇所を確認して、どのようなテーマがどんな順序で論じられていたかを参加者の皆さんに思いだして頂く。

 3時限の文学史は、イタリアの歴史と地域性を簡単に紹介した後、人文主義について説明。ペトラルカ、ボッカッチョ、サルターティという順番でフィレンツェに継承されていく古典研究の伝統を紹介。あわせて人文主義がこの時代のイタリアに広まったバックグラウンドについて解説する。

 研究室に戻って明日の授業の準備。

 夕方早めに退室。

2025年10月5日日曜日

休日、“Roma città aperta”

 朝食、掃除機がけの後、親戚のお宅へ。正午すぎまで書斎をお借りして自分の仕事。

 帰宅して、油麺を調理して食す。

 一服してから区民プールへ。クロールでゆっくり500メートル泳いでから、平泳ぎとクイックターンの練習など。
 
 帰宅して一休みしてから近所の図書館へ。自分の仕事のつづき。睡魔に襲われて苦戦。
 
 退館後、気分転換に上六まで散歩。いつもの明石焼き屋さんに立ち寄ったところ、ちょうど話をしてたとこですよ、とご主人に言われてしまう。

 少し前に読んだRepubblicaの記事:“Roma città aperta”, la speranza di un popolo。『無防備都市』の公開当時の雰囲気がよくわかった。記事の中ほどに掲載された写真の、ロッセリーニと並んで写るアンナ・マニャーニの笑顔が何とも言えずいい感じ。

2025年10月4日土曜日

研究室へ

 朝食、掃除機がけ、水草(&タニシ)の鉢の水替えをしてから大学へ。

 11時過ぎに研究室に到着。来週の授業の準備。

 昼食後、自分の仕事に取り組む。ちょっと集中力が欠けてしまう。夕方、業務を少しこなして退室。

 いったん帰宅してからクリーニング屋さんにコートをとりに行く。ついでに上六まで足を伸ばして、スーパーで土曜日特売の牛乳を購入して帰宅。ふぅ。

2025年10月3日金曜日

業務、授業(sonetto 187)

 定時に研究室に到着。
 
 自分の仕事を少し進めてから、教務関連の業務。書類を作成して同僚の先生にお送りする。次いで3時限の授業の準備。

 昼食後、ちょっとだけ勉強をしてから教室へ。ペトラルカの授業、新たな学生さんがお一人。詩行の音節の分け方を、Sonetto 187の第一連に即して説明していたところ、4行目はどういう区切りになりますか、と鋭い質問を早速頂く。実際に音節分けをしてみて確認。楽しい。

trovasti, et chi di te sì alto scrisse. → tro/va/sti, et/ chi/ di/ te/ sì/ al/to/ scris/se

 授業終了後、自分の仕事を再開。夕方、業務と研究。

 20時頃に退室。

2025年10月2日木曜日

仕事

 定時に研究室に到着。

 自分の仕事と教務関連の業務。

 昼食後、立て替え請求の手続きをして、同僚の先生に学会大会のプログラムをお送りする。

 午後もひたすら仕事。捗らない。19時半過ぎに退室。

2025年10月1日水曜日

10月、仕事、授業初日

 定時に研究室に到着。

 メールの返信を送ってから、教務関連の仕事。

 一区切りついたところで、時計台下の購買部に買い物に。その途中、学生さんから声をかけられて今日の授業について少し立ち話。文具を購入して研究室に戻る。

 授業に備えて部屋の掃除をする。

 昼食後、仕事。

 4時限の歴史講読は初日なのでガイダンス。コピーを配布して使用テキストについて説明する。関心をもってもらえると良いが。

 早めに授業を切り上げて仕事のづつき。終わらない。

 20時半ごろに退室。疲労困憊。