2025年4月21日月曜日

授業(イタリア文学史)、ローマ教皇フランチェスコ

 9時前に研究室に到着。

 3時限の支度(コピーなど)をしてからメールの返信・連絡など。一通り終えてから自分の仕事に着手する。

 昼食後、配布資料を確認して教室へ。今日の文学史の授業ではシチリア派について説明。「派」scuolaと呼びうるような、一定数の詩人を輩出した社会的・文化的背景に注意を喚起しながら、フェデリーコ2世のシチリア宮廷、シチリア派の言葉の特徴、プロヴァンスからの影響、写本が伝搬する過程でテクストが書き換えられる問題点などについて話をする。ついでに近現代のシチリア文学についても言及。

 研究室に戻って明日の授業の準備。色々と難しい。

 17時過ぎに退室。帰宅後、家事。

 体調が懸念されていたローマ教皇フランチェスコがお亡くなりになった。バチカンの私邸でアメリカ副大統領のD. J. ヴァンスと面会したばかりだった。