2026年1月19日月曜日

授業(チンツィオ、文学史)

 定時に研究室に到着。

 2時限、3時限の準備をしてから、メールの返信、再校の見直し(特に註)。午前のタッソの授業では、前回にIl messaggieroを読み終えたので、チンツィオのGli ecatommitiから一話を選んで冒頭部を精読する。意味は明瞭ながら文法的に説明のむずかしい表現がでてきて面白い。

 午後の文学史の講義では、タッソの『エルサレム解放』の魔術の挿話をみながら、「驚異」と「本当らしさ」を融合するための、創作理論では言及されていないが作品内に見てとれるやり方を確認する。さらに、ローマの枢機卿(シルヴィオ・アントニアーノ)が『エルサレム解放』から『エルサレム征服』への改変に及ぼした影響を概観する。タッソの理論と創作の説明が終わったところで、予告していたとおり、ブッツァーティの短編小説を紹介する。橋本さんの論考にご活躍いただく。

 授業終了後、研究室にて業務連絡の送信、定期試験の回答例の見直しなど。

 夕方、早めに退室。軽微な咳と頭痛あり。気をつけよう。