2025年7月31日木曜日

酷暑

  今朝はいつもの特急に乗り遅れたために9時5分ごろに研究室に到着。暑い。

 急ぎの案件についてメールを返信。夏休みに入ったはずなのに落ち着かない。

 集中力がすでに落ちかかっていたが、やらなければいけない自分の仕事に取り組む。あともう少し。

 昼食後、今日が期限の外国語教育に関する意見の募集に、考えていたことを書き送る。面白いアイデアだと思うが、実現の見込みは低いと思う。

 気分転換に学内を散歩した後、試験問題の採点をする。ふぅ。

 夕方、自分の仕事を少し進めて18時過ぎに退室。研究室のパソコンは不具合が続いてる。買い替えを考えるべきかもしれない。

2025年7月30日水曜日

書類の提出、猛暑

 定時に研究室に到着。暑い。眠い。

 涼しいうちに自分の仕事を進めようと気持ちを引き締めたところで、昨日が締め切りの申請書の存在に気がつく。急いで事務に電話をして一日遅れでも大丈夫であることを確かめる。気をつけていたつもりだが、今日が期日だと思い込んでいた。確認大事。

 書類を送信した後、改めて自分の仕事。

 昼食後、アリオストの研究。自分なりにテーマを広げることができそう。ただし時間があまりない。『狂えるオルランド』のPolisindeto「連辞畳用」(同じ接続詞を一文の中で反復して使う技法)について少し調べてみる。形式面のこういう小さな特徴は意味がないように見えるかもしれないが、物語が伝えようとしていることや詩人の感性を考えるうえで貴重な手がかりになることがある。

 今日も節電要請に協力。

 19時過ぎに退室。

 

2025年7月29日火曜日

レポート、節電協力

 定時に研究室に到着。

 レポート(文学史)の受領確認を送信する。昨日が締め切りだったが、皆さん無事に提出したようだ。めでたい。私とよく似たお名前の先生に間違って課題を送った方がいたらしく、当方のアドレスまで転送して頂いた。ありがとうございました。次回から、注意喚起せなあかんな。

 一息ついてから、自分の仕事と勉強。11時頃に散歩がてら百万遍に行ってコンビニでヨーグルトを購入。暑い。

 研究室に戻って、先日提出した報告書の修正依頼に対応する。

 昼食後、京都大学吉田キャンパスの節電協力要請に従って部屋の蛍光灯を消したら、うつらうつらしてしまう(!)。気合を入れ直して、教務関連の業務に取り組む。

 今日も夕方早めに退室。帰宅後、家事。

 晩、親戚宅にお邪魔して1時間ほど自分の仕事。

 昨夜イタリアに送った問い合わせのメールに、いまだ返事なし。不思議。


ちょっと前に見かけた花。なんという名前だろう? ぎりぎり大学構内


 

2025年7月28日月曜日

猛暑

  定時に研究室に到着。

 文学史のレポートが届き始めた。学生さんに受領確認の返信を送る。それから神経を使うメールを他部局に送信する。

 次いで自分の仕事。後ろ向きの作業(論文の手直し)をしてから、前向きのアリオスト研究。後者は、少し形が見えてきたようだ。

 昼食後、アリオストのつづき。以前に読んだ論文(Praloran, Blasucci両先生)を確認したり、Furiosoのシンタックス構成の特殊な事例(8行詩節の1行目でセンテンスが閉じられる形)を探したり。楽しい。おもしろい。

 夕方、部屋の片づけをして、少し早めに退室。出町柳まで歩いただけなのに大汗をかく。ふぅ。

 帰宅後、家事。

 晩に親戚宅へ。1時間ちょっと書斎をお借りして論文の修正作業など。


2025年7月27日日曜日

ZOOM会合他

  朝食、掃除機がけの後、大学には行かずにプールへ。体が重いが、がんばって1000メートル泳いで帰宅。

 昼食に素麺を頂く。

 一通り準備をしてから14時のZOOM会合にアクセス。すべてうまくいくといいが。

 一服してから親戚宅へ。今日も1時間ほど書斎をお借りしてアリオストの論文作成の準備作業と、後ろ向きの原稿修正作業。 

 帰路、上六の明石焼きやさんに立ち寄って一服する。

 

2025年7月26日土曜日

休日

 朝食をとり、掃除機をかけ、用事を片付けてから、親類宅へ。昼過ぎまで1時間ほど書斎をお借りする。久しぶりに前向きな研究(アリオストのテクストを確認)。

 帰宅して、昼食に即席めんを調理。

 暑くてプールに行く気にもならず自宅にとどまる。家事、昼寝、金ちゃんの飼育ケースの掃除など。

 夕方、涼しくなったところで阿倍野へ。飛田新地に近い界隈で食事。

2025年7月25日金曜日

業務(ほぼ終了)

 定時に研究室に到着。

 報告書に追加情報を盛り込む。データから良いところをピックアップして、強調すべきところに(多少)アクセントをつけてまとめる。

 昼食後、報告書の見直し。一通り仕上がったのを確認してからプリントアウト。

 所用のため、部屋の片づけをして夕方早めに退室。

 帰路の京阪特急車内で、プリントアウトした報告書の校正。いったん帰宅して荷物を置いてから再び外出。用事を済ませる。

 夕食前にファイルの手直しを終えてメール送信。ふぅ。まだ少し作業が残っているが、おつかれさまでした。

 

2025年7月24日木曜日

会議、マニリウス

 定時に研究室に到着。

 業務報告書の手直しをしてから、午前のZOOM会議の予習。会合は無事に終了。次は日曜日!

 昼食後、報告書の手直しに必要な情報を整理してから、オンラインの教授会。さらに国際卓越研究大学制度についての意見交換会。あまりいい予感はしない。

 終了後、同僚の先生の研究紹介に参加。西洋の詩の理念そのままに、楽しく、有益だった。

 懇親会は遠慮して帰宅。



 

2025年7月23日水曜日

業務、Ozzy Osborne逝去

 定時に研究室に到着。

 メールの返信を書き送ってから、資料作成の業務を再開。今日届いた情報を説明文に反映させる。

 その途中、別件の重要メールが届く。捗々しくない知らせ。取り急ぎ、先方に電話をして情報を確認し、こちらのなすべきことを整理する。関連する同僚の先生方とメールで連絡を取りつつ、今後の見通しを立てる。

 それから資料作成の作業に戻り、追加の情報の提供を関連部署に依頼。

 昼食後、作業のつづき。途中、今日も気分転換に散歩。昨日ほどではないがやはり汗をかく。ふぅ。

 研究室に戻り、区切りのいいところまで資料の編集を進めて19時ごろに帰宅。

 オジー・オズボーンが他界してしまった。高校時代から聴き始め、武道館までコンサートを観にいき、今でも時々聴いている。イタリアでも報じられていた。Repubblicaの記事:"Ozzy Osbourne, addio al re del metal efrontman dei Black Sabbath"

2025年7月22日火曜日

業務、業務

 一本遅い特急に乗ったので、今日は9時少し前に研究室に到着。

 ややこしい案件が山積み。まずは事務に電話をかけて情報の確認。予想以上に面倒な事態に唖然とする。ふぅ。取り急ぎ、さらなる検討を依頼。

 それから別件で必要な情報について、提供依頼のメールを他部署に送信する。次いで、報告書のとりまとめ作業。説明の不十分な箇所を一つずつ手直し。

 昼食後、報告書のとりまとめを再開。途中で集中力が尽きたので、暑いなか散歩に出る。ちょっと歩いただけで汗だくに。

 研究室に戻った後、作業を再開。集中力がよみがえらないので、気分転換に、パソコンの不具合についてメーカーに電話で相談してみる。対処法を一つ教えてもらったのでさっそく試してみる。うまくいくといいが。これでダメなら点検に出す必要があるようだ。

 報告書の修正を少し進めて19時前に退室。

2025年7月21日月曜日

資料整理

 朝食。掃除機がけをしてから親戚宅にお邪魔する。書斎をお借りして、業務の資料整理に勤しむ。やること多数。

 昼過ぎに帰宅して、即席めんを頂く。

 一服後、区民プールへ。クロールと平泳ぎで800メートルほど泳いてからウォーキング。近くの温泉に立ち寄って汗を流す。

 帰宅後、牛乳を飲んでさっぱりする。夕方から、再度親戚宅を訪問。資料整理のつづき。

2025年7月20日日曜日

休日出勤、参院選選挙

 朝食抜きで大学へ。9時過ぎに研究室に到着。業務が山積みなので仕方ない。
 
 取り急ぎ、動画の作成に取り組む。勤め先(非常勤)からは、Teamsが推奨されているが使い慣れていないので、ZOOMで対応。何度か試してみてから撮影。確認してみたところ、軽微な読み違いがいくつかあったが全体としては大丈夫に見うけられる。しかしこれをアップするのでまた一苦労。先方の管理しているOneDriveにファイルを保存してから共有の手続き。閲覧できることを確かめて作業終了。この時点でもう午後3時。ふぅ。

 それからもう一つの懸案に取り組む。追加資料がいくつか必要であることに思い至る。関係先にデータ提供の依頼メール。作成中の資料の文面をいくつか調整。投票に行かなければならないので、今日はここで諦める。急いで片づけをして18時半ごろに退室。ふぅぅ。
 
 帰阪後、自宅近くの小学校に駆け込み、何とか無事に投票を済ます。
 
 

2025年7月19日土曜日

 朝食、掃除機がけの後、親戚宅にお邪魔して書斎で小一時間ほど業務の資料作り。

 いったん帰宅して、昼食に素麺を頂く。

 一服した後、阿倍野に出て花束を注文し、その足で区民プールへ。ゆっくりクロールと平泳ぎで1000メートルほど、ウォーキングも少し。

 花束を受け取ってから帰宅。

 晩、中之島方面へ。飲み会。自分は時々浮いてしまう。色々と考えることあり。

 

2025年7月18日金曜日

有給休暇(?)、映画

 有給休暇の日。なぜか9時前に研究室に到着。携帯電話を置き忘れていたため。

 ついでに溜まっている仕事に取り組む。一区切りついたところで情報確認のメールを送信。
 
 他に二つ仕事があるが、昼食のおにぎりを食べて12時過ぎに退室。梅田に直行して映画『ポイントブランク』。全体としてはもう一つだが部分の魅力多数。
 
 退館後、上六に立ち寄って久しぶりに明石焼きを頂く。
 晩、業務関連のメールのやり取り。こちらの不注意でご迷惑をおかけしてしまい申し訳ない限り。

2025年7月17日木曜日

業務、有給の申請

 今日はいつもの特急に乗り遅れたため、8時55分ごろに研究室に到着。
 
 まずは自分の仕事に取り組む。ただでさえ作業が遅いのに、寝不足のために効率がさらに落ちる。途中、文学部図書館に降りていき、期日のきている書籍を返却。ついでに有給休暇を申請する。

 研究室に戻って、テクストを少し読む。

 昼食後、文学部の業務にとりかかる。送ってもらった資料を修正するのだが、元の原稿がほぼ役に立たない状態なので大変。嫌気がさしてついだらけてしまう。気分転換を兼ねてメールの返信など。

 夕方、自分の仕事を再開。19時過ぎに退室。

2025年7月16日水曜日

"Voci umane e celesti" Res litteraria (26)

 定時に研究室に到着。

 調べものをしてから自分の仕事に取り掛かる。

 一区切りついたところで、自分の勉強やら、調べものつづきやら。ちょっと弛んでしまう。

 昼食後、かつての同僚の先生にメールをお送りする。それから、昨晩気がついたweb上の紹介文(Descrizione)の1行目の誤植についてメールで修正を依頼する。迅速に対応してもらい感謝。書籍の裏表紙に同じ間違いがないといいが。

 午後遅い時間から、昨日行った期末試験の解説(スライド)を作り始める。締め切りの近い事務作業にもようやく着手。最後にメールの返信を書き送って19時過ぎに退室。ふぅ。

 拙著が刊行された模様:Voci umane e celesti. Forme ed effetti dei discorsi diretti nella Gerusalemme liberata, Pisa, ETS, 2025 (ISBN 9788846770967) Res litteraria - Edizioni ETS

よろしくお願いいたします。


 

 

 

2025年7月15日火曜日

非常勤、ゼミ

  朝一で非常勤、期末のテストを実施。みなさん苦戦していた様子。配点に配慮する必要があるかもしれない。

 いつものように11時過ぎに出町柳に到着。

 早めに昼食のお弁当を食し、5時限の準備に取りかかる。余った時間で部屋の掃除など。

 今日のゼミでは、「地獄篇」第10歌のダンテとファリナータのやり取りの起伏について、参加者のみなさんに検討してもらう。読みなれていないと、難しかったかもしれない。適宜こちらでフォローをしながら、ダンテの偉大さの片鱗を知ってもらう。

 授業終了後、採点を少ししてから退室。ふぅ。

2025年7月14日月曜日

授業(文学史)ほか

 定時に研究室に到着。

 3時限の準備(スライドの整理)をしてから自分の仕事にとりかかる。今日もあまり進まない。途中、重要メールを送信し、締め切りのある案件の資料をプリントアウト。

 昼食後、自分の勉強に少し時間を割いてから教室へ。

 今日の授業では、期末のアンケートに回答してもらった後、イタリアの人文主義を概説する。最終回なので、イタリア語学イタリア文学専修についても簡単にアピール。どんな時でも前向きに。

 文学部図書館に立ち寄り、受け入れ手続きの済んだ書籍を受けとって研究室に帰還。明日の授業の準備に取り組む。

 片づけをして夕方早めに退室。

 帰宅後、汗だくになりながら家事。ふぅぅ。

 すべて片付けてから親戚宅へ。書斎の机を一時間ほどお借りする。

2025年7月13日日曜日

休日

 朝食、掃除機がけの後、今日は親戚宅にお邪魔して書斎をお借りする。自分の仕事に取り組むが捗らない。正午まで頑張って、何とか一区切り。

 帰宅後、おろし蕎麦を頂く。

 一服した後、ゴーグルを確認して区民プールへ。今日はなぜかそれほど混雑しておらず、久しぶりにクロールで1000メートル。

 帰宅後、金ちゃんの飼育ケースの掃除。インターネットで美術館・博物館の催しを下調べなど。

2025年7月12日土曜日

深堀隆介展ほか

 朝食の後、自室の片づけ。古いファイルを整理していたら、昔の研究で使った参考文献のコピーやら、イタリアの出版社の伝票が出てくる。しかし、失せ物はいまだみつからず。

今はなきArnaldo Forni Editore、ファクシミリ版のテクストでお世話になりました

 掃除機をかけた後、調べものをしていたら、あっという間に正午。昼食に即席めんを頂く。

 一服してから区民プールへ。ゴーグルを忘れたため、今日はスイミングではなく、ウォーキング。負荷をかけて体を動かす。下半身のダイエットにはこちらの方がよいかもしれない。

 日傘をさして阿倍野のデパートに移動。展覧会:深堀隆介「水面のゆらぎの中へ」。金魚とその飼育環境のアクリルオブジェの、水底の糞まで表現した超絶リアリティ。生き物への愛を感じる。現実のリアルと作品のリアルの間に浸透のコンセプトが織り込まれていて、そうだよなぁと自分なりに共感する。

 退館後、一服してから帰宅。うちの金ちゃんをしばし観察。


あべのハルカス美術館「深堀隆介展」:「方丈ノ夢」の一部


2025年7月11日金曜日

授業ほか

 定時に研究室に到着。今日も暑い。

 メールの返信を書き送った後、自分の仕事に取り組む。途中、ひっかかるところがあり(情報を伝えきれていないパラグラフ)、修正に時間をとられる。このために3時限の準備の時間が奪われる。教室で書いてもらう和訳の課題を急いで作成して昼食。

 授業が始まるまでの間に、立替払い請求書を準備。

 今日の3時限の演習は、準備不足が祟って読み間違いがちらほら。見直し大事。気合を入れ直して頑張るべし。

 授業終了後ルネの書籍部に立ち寄り、注文していた『神学大全』の文庫本を引き取る。それから文学部の事務に直行して検収手続きと、別件の立替払いの書類一式を提出。後者については申請書の書式が変わったそうで、新たなフォーマットでの再提出を求められる。うぅ。

 研究室に戻り、授業のアフターケア、書き直した書類のメール送信など。

 夕方早めに退室。夕立のなか、慌ただしく飲み会へ。

2025年7月10日木曜日

会議ほか

 定時に研究室に到着。

 ざっと今日の予定を確認してから、自分の仕事に取り組む。途中までは快調だったが、ある時点からがくっとペースが落ちる。何とか区切りのいいところまで進めて、一服がてら、借りていた書籍を文学部図書館に返却。ついでに雑用を済ませる。

 昼食後、会議の予習をしてからZOOMにアクセス。難しい案件(複数)を議論する。

 会議終了後、同僚の先生方にメールを書き送る。

 ちょっと一服して呼吸を整えてから、明日の授業の準備。仕事の途中で、どうして私にこんな依頼が、と首をひねりたくなるようなメールが届いた。丁重にお断りする。

 今日もアリオストは手つかずのままだった。

 19時前に退室。帰宅後、忙しい。

2025年7月9日水曜日

歴史講読ほか

 今朝も早めに研究室に到着。暑い。

 雑用をしてから自分の仕事に取り組む。読み直すたびに修正がでて我ながら呆れるが、作業時間は短くなっている。

 一区切りついたところで、散歩がてら百万遍へ。いつものようにコンビニでヨーグルトを買い込む。

 研究室に戻って業務メール(督促)への対応。

 昼食後、4時限の準備。一通り終えてから、送信するのを忘れていたデータを事務にお送りする。毎日大量のメールが届くので、重要な案件が紛れないようにさらに工夫をする必要がある。

 今日のイタリア史講読の授業では、ムッソリーニの農業に対する強い関心を指摘した一節を読む。多産、勤勉、粘り強さといった美徳を農民の生活に読み取り、農村から都市への人口の流出を阻止しようとしたファシズムの農本思想(ruralismo)が解説されている。経済面では製造業、統治面では農業を重視するムッソリーニのポリシー。

 授業終了後、自分の仕事を少しだけ進めて19時前に退室。

2025年7月8日火曜日

非常勤、ILASセミナー

 朝一で非常勤の授業をしてから、11時過ぎに研究室に到着。

 早めの昼食の後、5時限の準備。「地獄篇」第九歌は難しい箇所が多い。ルーカーヌスの『内乱』、オウィディウスの『変身物語』などの資料をコピー。ゼミ形式の授業なので、学生さんの発表をもとに質疑応答をしながら、補足の説明を加えていく。発表者が右と左の寓意に触れてくれたので、この歌には左右の指示が目立つことを指摘しながら個々の事例を検討する。

 授業終了後、一服してから部屋の片付けをして撤収。

 帰宅後、自室の片づけのつづき。探し物はまだ見つからない。

2025年7月7日月曜日

授業(文学史)、和書の発注

 今朝も早めに研究室に到着。暑い。

 3時限の準備(コピーなど)。一通り終えてから自分の仕事(後ろ向きの原稿修正)に取り組む。

 一区切りついたところで、生協書籍部にオンライン発注をしてみる。快適。もっと早くに試してみるべきだった。

 昼食後、自分の勉強をしてから教室へ。

 今日の文学史の授業は、前回につづいてボッカッチョの『デカメロン』。前回翻訳のコピーを配布した三話から、典拠を指摘できる二話について、Novellinoと『変身物語』の該当箇所を読みつつ相違を考えてもらう。またボッカッチョの語りの工夫についても少し時間をとって検討する。ボッカッチョは学生の関心を引く作家であることを改めて実感。

 研究室に戻った後、明日の授業の準備と自分の仕事のつづき。

 夕方早めに退室。東一条のイタリア会館に立ち寄ってから出町柳駅へ。地獄のような暑さ。日傘に感謝。

 帰宅後、家事。すべて終えてから親類宅にお邪魔して1時間ほど自分の仕事。

 

 

2025年7月6日日曜日

休日、映画

 朝食、掃除機がけの後、大急ぎで梅田へ。映画『フォーチュンクッキー』。後半に出てくる自動車整備工のお兄さん(ジェレミー・アレン・ホワイト)特に素晴らしかった。眼福。

 地下鉄で谷町九丁目まで戻って徒歩で上六へ。昼食を食べて、ドラックストアーで買い物をしてから親戚宅へ。

 うつらうつらしながらも夕方まで明日の授業の準備その他に取り組む。えらい。

 帰宅後、自室の片づけ。かなり大変。


ご近所の薔薇


 

2025年7月5日土曜日

休日、映画

 朝食、掃除機がけの後、親戚宅へ。書斎をお借りして自分の仕事。途中うつらうつらしながらも、昼前まで頑張る。

 いったん帰宅して昼食に即席めんを頂く。

 それから地下鉄で阿倍野へ。映画『28年後』。期待通りのおもしろさ。少年役が頑張っていた。アルファ怖い。伏線が巡らされているのでつづきが楽しみ。

 ホームセンターに寄って金ちゃんの薬を購入して帰宅。

 一息ついてから再度阿倍野へ。今度はプール。夕方遅くから晩にかけてのいつもは空いている時間帯をねらってみたが、混んでいた。適当にクロールをして退館。まっすぐ帰宅する。えらい。

 明日も映画を観にいくので早く寝るべし。

2025年7月4日金曜日

ソネット185、鴨居玲展

 今日も早めに研究室に到着。
 
 いつものように自分の仕事から。思ったほど進まない。一区切りついたところでメールボックスの確認に行き、配達されていた書籍を回収。立替請求書を作成する。それから学部の業務について事務に問い合わせ、それに関連してメールを送信。バタバタしていたら12時近くになっていた。

 急いで昼食をとり、3時限の支度。
 
 今日の授業で面白かったのは、フェニックスから着想をえたソネット185。プリニウス『博物誌』に描かれた不死鳥の特徴が、ラウラの姿に重ねあわされている(例えば、フェニックスの首に見られる金の羽毛がラウラの首飾り=肩にかかる金髪)。参加者のお一人が、プリニウスの描写とペトラルカの詩句の色にかかわるその他の類似性を指摘してくれる。
 
 このソネットには音の面でもユニークな特徴がある(3行目から6行目)。 

Forma senza’arte un sì caro monile,                    

ch’ogni cor addolcisce, e ’l mio consuma.

   Forma un diadema natural ch’alluma

l’aere d’intorno. [...]

[不死鳥は]技術によらずにこんなに愛しい首飾りを作りだす、

ためにそれはあらゆる人の心を和らげ、わたしの心を消耗させる。

 また自然の王冠を作り出し、周囲の大気を

照らしだす。


ご覧の通り、-maが繰り返されている。最初のセンテンスの冒頭と末尾(Forma-consuma)、次の詩行の3か所(Forma-diadema-alluma)。   類例として、タッソの『エルサレム解放』に見られる-meの反復も挙げておこう(VIII 71 7-8)。

- Arme! arme!- freme il forsennato, e insieme 

la gioventù superba -Arme! arme!- freme. 

「武器を! 武器を!」狂乱の男が叫ぶと、一緒になって 

思いあがった若者たちが「武器を! 武器を!」と叫ぶ。


ペトラルカの例と同じく対韻(2行連続の同一脚韻)が効いている。タッソの場合は、同一音の反復によって、叫び声が共鳴しあう様子が表現されている。

 もう一つ、ソネット185の第二連にアンジャンブマンが繰り返されている点を別の参加者からご指摘頂く。ちょっと抜けていたのでありがたい。

 授業終了後、ルネに足を運んで注文していた電子辞書を受けとる。検収をすませてから研究室でセットアップ。ふぅ。

 夕方、いつもより早めに退室して京都駅の鴨居玲展へ。色々と面白い。スペイン滞在期の作品の一部は、ゴヤの作品の影響をうけていると思う。

 晩、イタリアへメール3通。


2025年7月3日木曜日

業務、会議

 今朝も8時45分ごろに研究室に到着。暑い。

 優先順位の高い自分の仕事にまず取り組む。適当なところで切り上げて、同僚の先生にメールの返信。別の先生からの問い合わせに答えるべく事務に電話で情報の照会。おおよそのところは理解したが、それをメールで説明するのに一苦労。昼過ぎまでこの作業に引っ張られる。とほほのほ。

 昼食後、夕方の会議資料にざっと目を通す。これで安心して自分の仕事ができると思いきや、E-learningを受講していない(早く対応しろ)、という通知が届く。言いたいことは山ほどあるが、涙をこらえて聴講する。教材を読まなくても修了テストはほぼ完答できる内容だったので、次回からこのE-learningはそれなりの対処で済まそうと思う。

 気をとり直して、明日の授業の準備など。

 会議終了後、速やかに退室。

2025年7月2日水曜日

ルネ、REX

 今朝も早めに研究室に到着。

 暑くて集中しがたいが、まずは自分の仕事(修正作業)。

 適当に切り上げて、大学の業務にとりかかる。昨日まで有給をとられていた担当の方に電話で作業を依頼。それから久しぶりにルネに足を運び、物品を発注。ついでに書籍部を見て回る。おもしろそうな本がいくつか。こんなコーナーもあり。ラヴクラフトと乱歩先生の強力コンビ:


 時計台下の購買部に立ち寄ってから研究室に帰還。

 昼食後、4時限の準備など。今日の歴史講読では、REXという大西洋横断定期船の進水式の写真とその解説を読む。この大型船が1933年の8月16日に、ジェノヴァからニューヨークまでの航路を4日と13時間58分で走破してブルーリボン賞(Nastro Azzurro)を獲得したというエピソードから、ムッソリーニの運動と速さに対する関心、闘争心あふれる英雄的な精神への賞賛が説き起こされている。ダイナミズムの志向と、ファシズム時代の新たな男女の創造という革命神話との関係。

 授業終了後、片づけをして早めに退室。
 梅田に立ち寄って映画『ヴァージン・パンク』を観る。


2025年7月1日火曜日

非常勤、ILASセミナー

 朝一で非常勤の授業をしてから、11時過ぎに百万遍に到着。途中、ドラックストアで買い物。今日も日傘のお世話になる。

 購入したお弁当を食した後、5時限の支度。今日も次々と資料のコピー。余った時間で、業務メールの送信、研究室の掃除、午前の授業のアフターケアーなど。

 今日のILASセミナーは「地獄篇」第八歌。参加者の発表をもとに質疑応答。特に、フィリッポ・アルジェンティとダンテのやり取りについて、原文と拙訳を提示しながら検討する。どちらも相手の問いにまっとうに答えず、逆に問い返しをする応酬。このやりあいが、ウェルギリウスからダンテへの賛辞の伏線になっている。フィリッポ・アルジェンティとチャッコ(大食いの罪を犯したフィレンツェ人)が登場する『デカメロン』第九日の話も紹介。

 授業終了後、片づけをして速やかに退室。

 晩、年初にリストアップした今年の目標を再確認。そこそこ頑張っているが、ムラが大きい(全く手つかずの案件がいくつか)。一部だけでも夏休みに対処したい。