定時に研究室に到着。
観葉植物に水をやってから、自分の仕事、業務など。確認しなければいけない情報があり、対応に追われる。
11時過ぎに気分転換をかねて百万遍まで散歩。いつものようにヨーグルトを購入。研究室に戻って4時限の支度。
昼食後、さらに授業の支度(参考資料のプリントアウトなど)。
今日の歴史講読では、社会党代議士のGiacomo Matteotti暗殺事件の写真(事件現場での追悼の様子)の解説を読む。1922年の「ローマ進軍」から、1923年の選挙法案(アチェルボ法)成立、1924年の総選挙によるファシスト党の議会支配までの経緯が取り上げられている。反ファシズムの政治家が、ファシストによってイタリア全土に課せられた支配体制を示すために「全体主義的」totalitarioという形容詞、「全体主義」totalitarismoという名詞(1923年)を考案したことにも話が及んでいる。
授業終了後、わたしの学生時代の同級生の息子さんが研究室にお越しになる。びっくり。父上は現在大工をされているとのこと。自由だな。野の蜉蝣のようにかろやかな若者だったことをお話しする。息子さんも独特の関心をおもちの様子。アジアアフリカ地域研究研究科で農業を研究されているそう。お父さんに似て優しそうな方。またお会いしましょう。
雑用をこなして18時半ごろに退室。