2025年4月11日金曜日

ペトラルカ演習、イタリアにメール

 今日は早くに自宅を出ることができたおかげで、9時前に研究室に到着。

 午前は、校正(修正箇所の確認)。合間に業者さんとのメールのやり取り。担当のオペレーターさんが仕事の早い方で大変に助かる。3時限の支度。

 昼食後、一服してから教室へ。ペトラルカ演習のガイダンス。170のソネットを見ながら11音節詩行の音節分けについて説明をする。授業終了後、他研究科からお越しの方お一人を共同研究室にご案内して、保管してあるRerum vulgarium fragmentaのサンタアガタ版を紹介する。授業で使うG. Savoca版は、もっぱら写本の異同に絞って註を付しているため、作品の言葉・表現を理解するための情報はほとんど期待できない。なので、注釈の充実した別のテクストが予習をするうえで必要になる。

 夕方、イタリアにメールを送信する。事務作業と部屋の片づけをして17時半に退室。