急いで2時限の準備をして教室へ。学部生用に、詩の形式を説明するための資料とサブテキストを提供する。詩行の音節分けと、それに連動する行内のアクセント(ictus)の位置についてご紹介。
Lasso, ch'i' ardo, et altri non mel crede.
Sì crede ogni uom, se non sola colei
ソネットCCIIIの冒頭の2行。最初の11音節詩行は、
Las/so, ch'i'/ar/do, e/t al/tri/ non / mel/ cre/de
と区分できる。"i' ardo"の「i」と「a」、この単語間の二つの母音を分離(dialefe)して、第四音節にardoのアクセントが対応するように読む。逆に二行目は、
Sì / cre/de o/gni uom,/ se/ non / so/la / co/le/i
"ogni uom"の「i」と「uo」の三つの母音をひとまとめ(単語間の母音融合sinalefe)にして第四音節にuomの強勢が落ちるように区切る。ペトラルカではおなじみの呼吸。音節分けについてはむずかしいところがあるので、テクストに即して少しずつ授業で確認していく予定。
昼食後、3時限の授業を担当される非常勤の先生に、挨拶がてら労働契約通知書などをお渡しする。よろしくお願いいたします。
研究室に戻って来週の授業の準備。それから少し研究。
所用のため夕方早めに退室。