今朝も早めに研究室に到着。
自分の仕事(原稿修正)、授業の準備、勉強などに集中して取り組む。雑務に邪魔されない幸福。
昼食後、配布資料を携えて教室へ。今日読んだソネット183の第四連:
Femina è cosa mobil per natura,
ond’io so ben ch’un amoroso stato
in cor di donna picciol tempo dura.
女性の心の移ろいやすさを取り上げた詩行については『アエネーイス』第四歌に有名な先例がある。変わりやすいのは、男女を問わずだと思うが。
読解しずらいのはソネット184の第二連:
Natura ten costei d’un sì gentile
laccio, che nullo sforzo è che sostegna.
これは、Amor, natura, la bella almaをそれぞれ2行の詩句で歌った前半部の一節。un gentile laccioが"sostegna"の主語になっている。
授業終了後、和訳の課題の確認。業務(同僚にメールを送信など)を済ませてから夕方早めに退室。
上六で用事を済ませてから帰宅。