2024年6月27日木曜日

帰路の京阪特急

6月28日(金)

 定時に研究室に到着。雨。

 今日は迷わず図書館に移動。11時ごろまで集中して机に向かう。

 研究室に戻って、3時限の支度と業務。

 昼食後、音楽を聴いて気合を入れてから教室へ。おかげで授業は無事に終了。研究室に戻って和訳(課題)の確認。それから仕事と勉強と研究をして18時半ごろに退室。

 帰路の京阪特急で元気な赤ちゃんに遭遇。お母さんとその姉妹と思しき方に連れられておとなしくベビーカーに乗っていたが、途中から飽きてきたようで泣き始める。マンマに抱っこをしてもらうと、車窓のガラスに映った自分の顔をみて大喜び。そのガラスに触ろうと手を伸ばしたり、つり革を引っ張ったり。

 つられて笑いながら、自分の子どもにミルクを飲ませ、慣れない手つきでおむつを替えた悪戦苦闘を思い出す。あやしている最中心臓に手がいって、産着から伝わる鼓動の強さにたじろいだことが何度かあり。生命そのものにふれたような感触。記憶違いでなければ、村上龍の『コインロッカーベイビーズ』に、空手の達人が暴力の衝動を抑えようとして小鳥の胸に触れる場面があったはず。命のビートの効能。