2024年6月25日火曜日

ドゥカート金貨、京都大学新聞

6月26日(水)
 
 定時に研究室に到着。暑くなくて助かる。今日はアンダーシャツを着替えずに済んだ。
 
 ウォーミングアップをしてから図書館に移動。1時間ほど作業をして11時過ぎに退館。
 研究室に戻って業務。
 
 昼食後、4時限の歴史講読の支度など。今日読んだところに、レオ10世時代の教皇庁の歳入の金額が出てきた。それによると、年間およそ42万ドゥカーティの収入があったとのこと。これは今日の日本円でいくらにあたるのか。400年代の資料として1ドゥカート=3万円程度という情報があるようだ。金の含有量をもとに試算すると、1ドゥカート当たりほぼ純度100%の金3.5gが含まれていたそうなので、最近のレートをもとに金1g≒13000円で計算して1ドゥカート≒4.5万円の価値となる。これを当てはめると42万ドゥカーティで176億4千万円。当時の物価に合わせて価値を考える必要があるので、数字だけではあまり意味がないが。このような情報を授業で紹介する。

 夕方からオンラインの会議。終了後、雑用と作業。19時ごろに退室。
 
 『京都大学新聞』(2024/6/16発行)にいくつか面白い記事あり。特にびっくりしたのが「死体との交尾 サルで初確認」という京大野生動物研究センターの研究グループの発見。記事に紹介されているその場の状況からすると、合理的に説明がつけられそうな行動にはみえる。