2024年6月24日月曜日

イタリア文学専修授業、会議

6月24日(月)

 定時に研究室到着。月曜日は、授業の支度から。

 2時限の授業(TassoのIl messaggiero)では、神の創造のプロセスを精霊が説明するくだりを読解する。「神はそれから、天球、太陽、月、星々、四大、人間、獣、木々、草、金属、鉱物のイデアを作ったが、人工物(アルテからつくられるもの)の似姿だけは作らなかった」という一節が面白い。自然の領域と、人のアルテが生み出すものの領域の区分。

 3時限の講義では西洋における「虚しさ」の概念について話をする。三島由紀夫の『仮面の告白』の一節まで言及して無事に終了。

 研究室に戻って雑用、明日以降の授業の準備など。集中力が底をついたので気分転換に散歩。少しだけ公開論文の修正作業を進める。

 17時からオンラインの会議。終了後、部屋の片づけをして退室。

 帰宅後、大急ぎで家事。今日はサポートがあったので助かる。


共同研究室前の掲示板

見かけない子が加わって少し賑やかに

散歩中