定時に研究室に到着。
月曜日の時間割に振り替えとなる木曜日。月2のTassoの授業の支度から。
今日読んだ個所は、構文がとりにくいところは少なかったが、内容をつかみがたい文章が多かった(註をつけてもらいたいところで情報が付されていない……)。Il messaggieroの106の冒頭で、「わたし」(タッソその人)から反論された精霊が、"Qui sospiro' lo spirito, e rispose"という描写とともに返事を返す。この「ため息をついたsospiro'」という表現を手がかりに、「創世記」の巨人の記述を踏まえた精霊の言葉の解読を試みる。110では、アリストテレスの『動物の進行について』の一節を紹介しながら、"raccogliendosi e distendendosi" 「伸び縮みしながら」という記述の由来を確認。
授業終了後、急いで昼食をすませて、3時限の教室へ。こちらも無事に終了(シチリア派の言葉の特徴と写本の問題点、聖フランチェスコの『被造物の賛歌』など)。
自室に戻って、書類の作成と提出。
キャンパス内をちょっと散歩してから研究室に帰って、別の書類の作成を始める。締め切りまで間がない。まずい。
10時ごろ |
15時ごろ |